やっと到着 『機動戦士ガンダム30周年画集 天地創造』
まず一言、「重っ!」。
到着はやや遅れ気味だったけれど、これは通販にして正解だった。思わず体重計に乗せてみたら約4kg。1冊あたり約2kgの画集はほとんど”アルバム”みたいなもの。文章は巻末に数ページあるくらいだけど、机の上で広げて見ないと、とてもとても・・・
本当に説明らしい説明もなく、版権イラストが順にダーっと収められている写真集みたいな感じ。(最後にはちゃんと索引があるので突き合わせも可能)。
サイズはほぼ”ニュータイプ”と同じだから表紙などで見た事ある画でもそのまんまな印象。見開きページもカナリ多いし、シリーズ順に掲載されているので判りやすい。巻末にまとめられた制作陣インタヴュー記事もそれなりの読み見応えがあり(画像クリックでメンバーが判ります)、こちらもシリーズ順なことから監督・キャラクターデザイン(作画監督)・メカデザイン(作画監督)・脚本などで携わってきた方々の変遷が感じられるところが面白かった。富野監督は当然としても「ガンダムは1作品だけ」という方はほぼ皆無で、何らかの形で2作3作と関わっている方ばかりなのが興味深い。もはや言うまでもなかろうが、そんなところでも”ガンダム”というブランドと長い歴史と強く感じるところだった。
30周年記念の年の最後を締める集大成画集。ほとんどご祝儀感覚での購入だったけれど、これだけのボリュームと美しさには満足♪(フォーのヌードは初見だったので驚いたが)。
個人的に一番のお気に入りは【ミーティア装着のフリーダム】:重田智さん/画。やっぱカッコイイ~!(チラとでもちゃんとジャスティスも描かれているし)。
インタでも触れられていたが、英字のロゴは”商品”(ガンプラでデカールを貼るとかの遊び心)を意識したモノでもあり、かといって単なるデザインでもなく、ナンバリング等ドラマや背景を示唆する意味が込められいるとのことで、イラストひとつとってみても、こだわりや考えがあるのだなぁと感心するところだ。(そりゃプロだもんね)。
残念なのは、いぶし銀のケースも本体も高級感はあれどとてもキズ付き安いところ。ちょっとでもぞんざいに扱かおうものならば直ぐに擦り傷だらけになりそうだ。(無意識での初回のケース出しで既にアウトだったし)。
そうそう引っ張り出して眺めることもないだろし、売るつもりもないからまぁいいけどー。
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