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2009/10/30

DVD「機動戦士ガンダム00 スペシャルエディション I ソレスタルビーイング」感想。

001ナンダカンダ言いながらも再放送までしっかり見ていた「00」。再放送といっても1か月前に終わったのは「2ndシーズン」だから、1stシーズン関係を見るのって1年以上ぶりかもしれない。(さすがにおさらいまでする気にはならなかったし)。だから2ndの画に慣れたままだと「うわー、みんな若いなぁ」(刹那・沙慈・ルイスは幼い)って思っちゃう。
1stシーズン:全25話を約90分に収めるというから、どんな編集になるのか興味があったが、思いのほか良くまとまっている印象を持った。宮野さん・古谷さんのモノログが随所に盛り込まれており、こちらもなかなか効果的。スペエディ用の新規カットもいくつか発見でき(ロックオンの完全なる死のカットとか・・ってこれはファンが望むモノなのか?)、戦闘シーンこそアッサリし過ぎな感はあるけれど、これなら2ndシーズン版となる「エンド・オブ・ワールド」も期待できそうかな?って思った。

もちろん25話分を約1/7の尺に短縮するのだからカナリ駆け足なことには違いなし。だけどまずは回想、そしてお色気に酔っ払い&淡い恋模様であり、ルイスと沙慈のグダグダ等どうでも良い部分をざっくり削ぎ落としただけで一気に半分は減るんじゃないかな?そして絹江や王留美の活動と、(コーラサワーやグラハム等も含めた)国連軍サイドの動向を最低限に抑え、視点を限りなく刹那(とリボンズ)に絞ったことで、さらに半分(全体の1/4)になった感じかな?(ソーマはアレルヤに深く関与しているからそう減らせないけど)。

実際のところ、伏線が絡んでいるエピソードだけをつなぎ合わせたといっても良い位な、淡々としたダイジェスト映像かもしれない。まずガンダム4機が登場&主な登場人物がひととおり流され、イオリア宣言から戦争根絶のための武力介入の様子が次々に展開、帰り道に刹那とグラハムのさくっと初手合わせ。マリナと刹那がサラッと(運命の)出会いを果たし、刹那とサーシェスが対峙。ついでにパイロットの守秘義務云々から海でロックオンに殴られる刹那。そしてアザディスタンの内紛から”聖者の行進”へ。(この前に起っていた第5話:「限界離脱領域」エピはばっさりカット)。ガンダム鹵獲作戦でアレルヤ(ハレルヤ)とソーマが対決。(ハレルヤから「マリー」の名が出されて認識事実が追加。逆に猟奇的な戦闘シーンはカット。ナドレ初登場もなし)。それから人革連超兵特務機関破壊へ。(いずれも抜粋程度で必要最低限の説明で切り替わっている)。
ここで何気にルイスが沙慈に指輪をねだるシーンが登場(これは2ndにも繋がっているしはずせないよね)するが、つかの間で3国家軍合同演習介入でのガンダム苦戦となり、チーム・トリニティが登場。
トリニティって今思うと次なる展開への架け橋役なんだね。(都合良く使われただけって感じだけど)。エイフマン教授の抹殺、ルイスの家族と左腕を奪い、ガンダムVSガンダムからナドレの”トライアルシステム”を見せておくなど全部どこかにリンクしている。さらにロックオンに刹那の素性を暴露し(ここで海のシーンが生きてくる)、サーシェスとロックオンに因縁を作り出すなどは、ほとんどその為だけの役割のようだ。(直後に兄弟は退場だし)。
このあたりでアレハンドロとリボンズの(妙な関係混じりの)”黒さ”が確定し(リジェネがちらっと登場)、あっという間にリボンズのヴェーダの掌握へ。イオリアのトラップから”トランザム”が発現するが、ヴェーダのバックアップを失い混乱するティエリアを庇ったロックオンが負傷。一気に1stシーズンの最終決戦へと突入。
23.24.25話は最大の見せ場だし、戦闘シーンはそれなりに多用されていると思うけれど、「堪能」出来るほどには至らないままエンディングになってしまうが少し残念ではある。余韻もありゃしない。(もともとTVシリーズでも分散傾向があったから、さらに短くつなぎ合わせても迫力は明らかに目減りしちゃうんだよね)。とはいっても、最初から「後半戦ありき」の中締めだから、気にならないといえば気にならないんだけど。

スペシャルエディション用のエンディングテーマ曲:【i〔ai〕】/Mille Face はしっとりとしていて良い感じだった(DVD等の宣伝CMで散々聞いちゃってたから新鮮味こそ無くなっちゃったけど)。でも、病院でのルイスと沙慈の悲しいシーンに【罠】が挿入歌として使用されたのは如何なものだろう。逆に何気に使用されていた【Prototype】はあまり使って欲しくない気がしたし。ついでに言うと一番の見せ場(なのだろう)”エクシアVSアルバトーレ”でかかったBGMが【Foreword】ではなく、(早くも)【DECISIVE BATTLE】が使われてしまったのが(個人的に)嬉しくなかった。【DECISIVE BATTLE】は、ダブルオーライザーと刹那の覚醒がセットになる、最も気持ちが高揚するシーンでこそ聴きたい曲なんだよね、私には。出来れば最後の最後まで温存しておいて欲しかった。まぁ使ってしまったものは仕方がないので、「エンド・オブ・ワールド」ではガツンガツンやって欲しいと思うが。

いわゆる「萌え要素」が皆無な感じで仕上がっている『機動戦士ガンダム00 スペシャルエディション I ソレスタルビーイング』。本当に淡白で、一言二言しか喋らないキャラも多いし、カティ・マネキンなど「1カット音無し」で終わってしまうようなキャラも居たりして、非常に思いきった編集には賛否がありそうだけど、私は好き。ただし、TVシリーズを見た事が無い人が最初にコレを見るのはどうかな?とは思うけど。

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