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2009/07/03

「ディア・ドクター」みた。

Dear_doctor 西川美和監督出演のNHK「トップランナー」をすっかり見忘れていて悔しい思いをしていたところだが、気をとりなおして映画を鑑賞。
現在と少し前の過去とを行きつ戻りつしながら“ドクター失踪“の謎と理由を解き明かす見せ方がとても上手く、(残念ながら『ゆれる』ほどの衝撃はなかったが)『ゆれる』の時のドキドキを再体験する感じだった。

作品の性質上、ネタばれは好ましくないと思うのだけど、ネタバレすることなく感想を書くのが非常に難しい。物語は、とある過疎化の山村にある診療所のドクター:伊野が忽然と失踪したことによって発覚した事実から、さまざまな波紋を描いた物語。高齢化社会と僻地医療の需要と供給の真実を目の当たりにする感じでもある。
人あたりがよくて仕事熱心、村人の信頼も厚く、子供からお年寄りまで多くの人に必要とされていた伊野。そんな伊野が失踪しなければならなかった理由は、誰もが早々に気が付くように作られているので、たぶんサプライズを狙ったものではないと思われるが、その事実に対する伊野の葛藤、そして薄々感づいてしまった周囲の人々の困惑と選択、または村人たちの手のひらを返すような反応にグルグルし始めてしまうあたりが『ゆれる』の時の感覚に近いものがあり、「真実と事実」や「理想と現実」の狭間にあるグレーゾーンと、「名と実」についてを考えさせられてしまうことになる。
例えば、嘘で塗り固められた宗教でも、それを信じて救われる者が多数いたとするならば、彼らにとっては「本物」になっていき、いつしか彼らが「本物」にしてしまう。「本物」になってしまえばあとは互いが協力し合ってエスカレートするのみ。
この作品はたぶん、そんな話。果たして村の人たちは誰と親しく接していたのか、誰に助けられたのか、何が必要だったのか、医者か?伊野自身か?
「人を救いたいと思う心に論理的思考は存在しない」とは、彼の高校生探偵「工藤新一」のセリフだが、香川さん演じる斎門がワザと卒倒して見せての「反射」から「確信的反射」に至る説明はそれに通じるモノがあり、思わず唸るところだった。それでも、“法治国家”という大前提を軽んずることも出来ないことから、どこか居心地の悪さが残る感じになってしまう気がする。(ここは伊坂作品に触れた時の感覚に少し似ているかも)。

それにしても、伊野はギリギリの綱渡りでよくぞ3年も続けたものと思う。大事に至らなかったのは不幸中の幸い?「確信的な反射」は人々の感謝という麻薬で支えられていた?非の打ちどころのない医者っぷりが伊野の贖罪?何であれ「”伊野”という名の医者」は望まれたが為に存在していたのだと、そうでなければ誰も救われないよね。

総評:★★★★☆    好き度:★★★★☆    オススメ度:★★★★☆

鶴瓶さん、八千草さん、余さん、瑛太くん、俳優のどの皆さんもしっくりハマっていてとても良かった。

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コメント

難しいんですよねぇ。
伊野は確かに必要とされていたし、その切実な願いの前
では法なんか無力だった訳で。それは村長が「伊野先生
が神様だ」と言ってることに顕著ですよね。
でも…、うん、嘘はだめだな。
というよりダメでなきゃいけないです。きっと。

投稿: KLY | 2009/07/03 01:11

■KLYさん、こんにちはsun
やっぱり、筋は通してこそなんですよね。それ無くして真実もへったくれもないワケで。
でも、私は伊野というヒトは患者を診ていたのではなく、ヒトを見ていたんじゃないかなーって思うんです。
・・・うーん、やっぱりまだ考えがまとまってないかなぁ。
ジワジワくる作品ですよ、コレ。
私も観て良かったです!

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/03 19:58

本当に大事に至らなかったから良かったようなものですが、
一生懸命医療書を片手に夜遅くまで勉強しているところを
見るとなんか報酬だけでないなにかを感じてしまいました。
反射の本能こそが人間の真実の姿だと信じたいですけどね。

投稿: miyu | 2009/07/03 22:45

その嘘は罪かと聞かれたらやっぱり罪だ。
ただ責める言葉を持たない、キツいことが言えない。
なんか今年、この手の映画が多くて困るや。

人の良さだけじゃどうしようもないんだ、
でも、彼がやってたようなケアを出来るような
医者も、いや下手したら身内ですらしないような殺伐とした中では
彼は家族以上に家族で
しかも命助けてもらった人にはそら神様になってしまう。

結局逃げ出したんだ、
でもまあよく3年も続いたなって
そっちの方がびっくり。

投稿: Ageha | 2009/07/03 23:18

こんにちは♪
やっぱり西川監督はグレーゾーンをぶつけて来ましたよね(笑)
おかげでまたまた揺れちゃった。
罪を憎んで人を憎まずっていうのじゃダメなんだろうけれど、伊野をそれほど厳しく断罪できないの。
もちろん、たとえば自分が信頼していた医師がニセだったらどう思うかは分からないけれど・・・。
ああいう村では万が一重篤な患者が出たらすぐに大きな病院に搬送するから伊野にも医師が勤まったんでしょうね。
懸命に勉強する姿がなんか切なくってねぇ。

投稿: ミチ | 2009/07/04 00:03

資格だけの医師も存在する世の中で、偽者とはいえ伊野のような姿勢を見習ってもらいたいです。

投稿: まりっぺ | 2009/07/04 09:40

こんにちは。
この作品、つるべが目障りになるんじゃないかなあと心配しつつ
映画館に足を運んだんですが、そんなものは杞憂でした。
さらに言ってしまうと、舞台は無医村じゃなくても可能だったかも、
と思うほど、伝わってくるもののある作品でした。
「蛇いちご」「ゆれる」に続き、西川監督、手堅いです。

他人をあざむく男がだんだんつらくなっていく過程をうまく描いて
あり、また、人間の本当の気持ちなんて他人からわからないもの
というトーンで運びながらも、この男がここに至った流れを
推測させる事情をうまく細切れに見せていたと思います。

村人たちの様子からは、人間て自分の見たいように物事を見て
しまうものなのだと感じました。

たいむさんが書いておられたように、
香川照之が後ろに倒れるシーンはよかったですね。
前後の流れの中で浮くこともなく。
彼、「剱岳」でも絶品でしたけど、ここでもいい役をかっちり
演じてます。脂のってますね。

投稿: きんどー | 2009/07/04 11:33

この伊野治という名前。読み方を変えれば「いのち」とも読めるんですよね。
これも監督からのメッセージなのか?と思いました。

投稿: にゃむばなな | 2009/07/04 19:51

■miyuさん、こんにちはマーク
医者にならなかったのか、なれなかったのか、そこまで頑張れる人が何故?って思っちゃいますよ。
懸命に勉強して、かづ子の思いも背負って、最善を尽くそうとした伊野はやっぱり責めたくない感じなんですよね。
困った(笑)


■Agehaさん、こんにちはsun
あの状態と段階になれば、もはや逃げ出すことしかできないんじゃないかな?
引き際はもっと早くから考えるべきだったのでしょうが、人の良さが逆に災いしたのか、なんなのか。

今年は多いですねこの手の作品。以前からあったにはあったけれど、顕著にって感じですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/04 20:11

■ミチさん、こんにちはsun
同じく私もゆれゆれです(^^)
私も一概に断罪は出来ないなーって、同情フィルター全開。
悪いのは悪いんだけど、打ち合わせこそなくても実はみんながグルでしょ、なんて思うから尚更かもしれません。

でも、なんですね。
西川作品の妙味っていうのかな?いや~未だに考えるとグルグルです。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/04 20:16

■まりっぺさん、こんにちはsun
まあね、肩書きだけっってヤブも困るけど、出来るからって無資格・無免許ってのも困ります。
とくに医者は命に関わるお仕事ですしね。
瑛太くんの役どころの訴えは、医師を目指す若者の本音中の本音なんだなーって思いたいですね。


■きんどーさん、こんにちはsun
私は「俳優:笑福亭鶴瓶」って結構好きですよ(^^)シリアスもコメディも、いつもソツなくこなされますし。
今回は伊野の葛藤をとても分り易く演じてくれてましたね。

香川照之さんは勿論大好きで、ずっと前から贔屓にしています。この方も芸達者ですよね。胡散くさい役どころが特に上手いと思います。

西川監督作品はオリジナルというところも素晴らしいと思います。これからも見逃せませんね。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/04 20:44

■にゃむばななさん、こんにちはsun
>いのち
ああ、なるほど。ぜんぜん気がついてませんでした。
監督のメッセージ(洒落)かもしれませんね。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/04 20:47

たいむさん、こんにちは~。

「ゆれる」ほどの衝撃ではないもののインパクトある作品でしたね!始終心がザワザワと落ち着かない気持ちでいました。

真実をハッキリ知っていた人と薄々感ずいていた人。
それでも居て欲しい存在だった、必要な人だったっていうのは解りますよね~
無医村よりは・・

>香川さん演じる斎門がワザと卒倒して見せて

印象に残るシーンですよね。
あの例え、成るほど~巧い!と思いました。

投稿: hito | 2009/07/08 17:59

■hitoさん、こんにちはsun
>始終心がザワザワ
あー、うん、私もそんな感じでした。
あそこかあそこだけの世界だったら、あのままうまく回っていたのかもしれないけれど、死人が出そうになったり、死に至る病に直面したら崩壊するしかないのでしょうね。逆を言えば、よくぞ3年もったと思いました。

動機につながるあの例えは納得ですよね。香川さんの倒れっぷりも見事!(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2009/07/08 19:05

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