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2009/07/06

『夏目友人帳 (8)』 緑川ゆき(作)

Natume8 的場の登場から不穏な空気でいっぱいな7巻だっただけに、8巻での”友情”とか”ふれ合い”とかの身近なところでのお話アレコレになんだかホッとした。
今回は田沼君がたくさん登場しているのが嬉しい。夏目とは早いうちから秘密を共有する仲だったのに、なかなか深くまで打ち解けられない感じがもどかしかったから、夏目にとっても田沼にとってもいい経験ができたねってお話がとても良かった。ほか、夏目が藤原家へ来る少し前のお話と、”ちょび”視点の番外編「ちょび徒然帳」が収録されている。
(以下、若干ネタに触れているのでご注意を)

大きくは3つの物語とオマケが一つという感じ。
1つ目は、ケガのためニャンコ先生不在中(実際にはいるがずっと眠っている状態)に起こる困った出来事。いつもどおり良くも悪くも妖に関わってしまう夏目。今回は”ニャンコ先生不在”から、自分だけでピンチを切り抜けなくてはならないのだが、相変わらずひとりで乗り切ろうとしてしまう夏目だ。でも、妖側では何気にヒノエやちょびのほか小物達が周囲の集まり、人間側では理由を知る田沼とタキが常に夏目を気にかけ、何も知らないけど夏目の性格を理解した北本・西村コンビが(別のところで)手を差し伸べる。直接的にも間接的にも皆の力と気持ちで難を乗り切った夏目。「ひとりじゃないんだよ」って、「ひとりにならなくていいんだよ」ってことがだんだん夏目にも分り始めてくるという、ポカポカするようなお話だった。
2つ目は、田沼に妖が憑依するというお話。夏目に探し物をさせるため田沼に憑依したとはいえ邪悪な妖でもなく、結果的に夏目にも田沼にもいままで見えていなかったことを見せ、”気づき”の切っ掛けを与えるという、2人の友情を深める橋渡し的な役割を果たしてくれた妖になった。互いの立場を知ることで「思いやりの履き違い」を知った2人。これからはもっといい関係になっていく夏目と田沼になるんじゃないかな(^^)
3つ目は、藤原家に引き取られるまでの経緯と、その頃付きまとわれていた妖が再び夏目の前に現れて・・・というお話。

「ちょび徒然帳」も含めて、どれも素敵なお話だった。アニメ3期で見てみたいお話かも(^^)
9巻は来年1月くらいとのこと。ほぼ半年に1巻ペース。月刊誌だし、仕方がないか。

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