「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(17)
第17話「ブルー・シャドウ・ウイルス」・・・【恐怖は病だ、癒すには希望しかない】
パドメの星、美しきナブーに再び分離主義派のドロイドが発見され、ジャージャーと共にナブーへと急ぐパドメ。
今回は、ナブーにひそかに分離主義派の研究所とウイルスの破壊および処分するというお話で、パドメがらみでピリピリのアナキンが見られる回だ。
パドメとジャージャーを迎え入れる現在の女王陛下とタイフォ。発見した泥まみれのドロイド数体は、すでに破壊されてまともな情報が得られる状態にはなかったが、回復処置したドロイドから3POを使って僅かながら情報を引き出すことに成功する。しかし、どうやらナブーには秘密の研究所があるらしいのだが場所はわからずじまいだった。そこでまたしても結果オーライな活躍をするのがジャージャー。好物の青い虫を追いかけていただけなのだが、ドロイドの体に潜んでいた青い虫であり、ナブーでも一か所にしか生息していない虫だと知るジャージャーで、”秘密の場所(=研究所の位置)”が判明することになる。よってジャージャーのお手柄ってことで。
状況を報告したところ、ジェダイ評議会はジェダイ2名を派遣することを決定。そこでオビ=ワン&アナキンの派遣を要請するパドメだ。しかし、彼らの到着を待つことなく、ジャージャーを引き連れてラボの探索に出かけてしまうパドメだ。
ドロイド情報では、何らかのウィルスが漏れ出しているとのことだった。実際川の水が汚染されており家畜が犠牲になっていた。いよいよラボとウイルスの存在が確信されるところで、目的地に着いたパドメは地面に隠されたハッチを発見、座標を通信し一帯の地下のスキャンを依頼する。しかし、パドメの行動はラボに監視されており、あっという間に補足されてしまうことに。
到着したアナキンは、開口一番パドメの安否確認だ。そして居ないと知るや即座にアソーカを捜索に向かわせる。新たなドロイドの情報から、ウイルスは「ブルー・シャドウ・ウイルス」で、一度は根絶した最悪の疫病ウイルスと判明。パドメからの通信が途絶えたこともあり、もう気が気でないアナキンだ。
準備が整ったことから、ラボの破壊とドクターの逮捕、ウイルスを詰めた爆弾の回収の作戦を立てたオビ=ワンとともにいざ出陣。アナキンの任務はドクターの逮捕だったが、人質にとられたパドメを優先してしまうアナキンだ。おかげでドクターの悪あがきから爆弾の起爆スイッチを入れられてしまうことになる。
何やかやで起爆を解除することに成功し、ドクターも逮捕して無事に一件落着とはなるけれど、パドメのこととなる平常心を失ってしまうアナキンが顕著に見られるエピソードの一つだった。
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