「ハゲタカ」みた。
2007年NHK土曜ドラマにて「全6話」が放送され、その後BS・地上波併せて何度となく再放送されるほどに世間の支持を得ていたドラマの映画化。私は何度目かの再放送ですっかりはまり、その後が描かれるという劇場版を楽しみにしていた。
今の時代を見事に反映させたその内容、絡みあう人間模様は、2時間の枠でもきっちりと纏められていて素晴らしかった。
この映画だけでも十分に感じられるものがあると思うが、経済用語や仕組みなど、若干専門的な要素が組み込まれていることから、何らかの予習をしていたほうが分り易いと思う。それにはTVシリーズを見るのがやはりベスト。主人公である(元)ハゲタカ:鷲津(大森南朋)の背景や変遷を知っていてこそ、今回の鷲津VS赤いハゲタカ:劉一華(玉山鉄二)の戦いの裏にあるものが感慨深く見えてくるものと思うし、鷲津と芝野(柴田恭兵)や飯島頭取(中尾彬)、三島由香(栗山千明)、西野治(松田龍平)との関係性も知っていてこそ、現在の鷲津と、「グリード イズ グット、業欲が善の時代は終わった!」という鷲津セリフ(逆襲開始)の意味が見えてくるように思った。同時にTVシリーズからの登場人物の誰もが、過去からの呪縛を解き放ち、答えを見つけて再起を果たしているのも見どころの一つでもあり、映画を見て少しでも興味を持った方には、「ぜひに!」とTVシリーズをお勧めする。
とはいえ、野望、裏切り、挫折、再生、そして希望が描かれているこの映画。落ちぶれた日本を金で買い叩き、その技術力だけを自国の利益に吸い取ってしまおうと画策する大国の前に一旦は敗北を見せておきながら、地道な活動から大逆転を果たすという、定番ではあるけれどラストに向かって気持ちを高揚させていく展開はそれだけで引き込まれるもので、細かな知識など無くても十分楽しめると思う。
この映画は、「こんな時代だからこそ、夢や希望を語るリーダーが必要なんです。」という芝野が、自分の言葉に責任を取るカタチで希望あるラストにしていた。それが返って「夢物語」にしたと思えなくもないが、鷲津の言葉と合わせて考えれば、苦しくともそれならば応援したくなると思わせてくれる、良い〆方だったと私は思った。
セリフの一つ一つが心に沁みる、見応えのある作品だ。
総評:★★★★☆++ 好き度:★★★★☆++ オススメ度:★★★★☆++
TVシリーズに近い「青の鷲津」と、「赤の劉」の映像も印象的。
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受信: 2009/06/16 00:12
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▼満足度
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受信: 2009/06/16 19:46
» 「ハゲタカ」経済と言う怪物を身近に感じた [soramove]
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大森南朋 、玉山鉄二、柴田恭兵 主演
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★映画のブログ★
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受信: 2010/01/30 12:48
» 映画版『ハゲタカ』 ※ネタバレ有 [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2009年:日本映画、大友啓史監督、林宏司脚本、真山仁原作、大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、高良健吾、遠藤憲一、松田龍平、中尾彬、柴田恭兵出演。 ≪DVD観賞≫ [続きを読む]
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コメント
NHKの初回放送から、釘付けになってしまったこのシリーズでした。原作も読み、再放送も幾度となく見、DVDも購入して何度も見直して。(笑) ドラマが映像的にも秀悦だったので映画化には懐疑的でしたが、良かったです。映像的には、ハイビジョンで見たいような気もしました。TVシリーズでは、アングル等もとても凝っていましたから。台詞のないアップのシーンで演技するのは、たいへんだったことだろう…と思いましたよ。
投稿: あかん隊 | 2009/06/08 00:08
テレビシリーズを観てからでないともったいないですよね。そもそも鷲津と西野と三島の人間関係は今回の軽い紹介ではとても補えない重さですし。特に三島製作所との関係は、今でも鷲津の中で自分の行動の基準点となっていると思うんです。
私は「腐ったアメリカを買い叩け!」ってセリフがドラマ時は日本だったのにと思うと、時代の移り変わりが感じられました。同時にドラマファン的には、そういうセリフ使われると嬉しいです^^
投稿: KLY | 2009/06/08 02:05
TB有難うございました。
ドラマの大ファンのため、公開前に
再度、ドラマを鑑賞して臨みました。
現在の経済状況をリアルに反映しており、
ドラマでの脚本の高さ、役者の演技力
演出どれも最高の出来でした。
この作品は、観終わったあとに考えさせれます。
夢や希望を語るリーダー・・・
周りにいるのかなぁ、そんな人(笑)
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
投稿: シムウナ | 2009/06/08 06:31
この映画、賛否あるようですが
ぼくはスリリングな時間を味わうことができました。
最後、駆け足になった感もありましたが、
リーマンショック以降の現実を投影しようとしてのことなのでしょう。
TVシリーズも観てみたいです。
投稿: えい | 2009/06/08 15:39
■あかん隊さん、こんにちは
映像自体は何が何でもスクリーンでみなくちゃというものではなく、TV向けなのかもしれませんね。
映画を見て、またTVシリーズを最初から見たいとオもたものの、レンタルショップはどこも貸し出し中。
今更ながらBOXが欲しくなってきましたよ~
でも、これこそブルーレイかもと思うと、やっぱり保留?(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/08 19:16
■KLYさん、こんにちは
鷲津と西野と三島の因縁が分らないと、なぜ彼らが絡んでくるのか??という感じはありそうですね。
>「腐ったアメリカを買い叩け!」
よくぞ言った!と拍手をしたくなりますが、日本も腐ったままですしね~(^^;
何度見ても心にしみる秀作ですよね!
■シムウナさん、こんにちは
>夢や希望を語るリーダー・・・
口だけでなく、本気にさせてくれるリーダーのいかに少ないことか・・
TVシリーズの雰囲気そのままに、みごとな骨太な劇場版が仕上がっていたと思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/08 19:22
■えいさん、こんにちは
若干知識を必要とするハードルの高さが感じられるので、TVシリーズを見ていない人がスリリングさを味わったと言ってくれるとなんだか嬉しいです。
TVシリーズは真面目にお勧めです!
私も原作を読んでセリフの一つ一つを噛みしめたいなーなどと思ってます。
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/08 19:26
こんばんは

TB&コメントありがとうございました
実は私もテレビドラマは観ていなくて、
先月再放送される事は知っていたのですが
…気づいた時にはもう終わっていました
でも、この映画は単独でも面白く観る事が出来ました
日本社会が抱える危機感というか、
日本人の持つ資質の危機感というか…
とても切実な想いが伝わる作品で、
こんな事ではダメなんだと
私たち日本人に訴えかけられているようで…
それこそ人間だけでなく、
企業や社会も品格を問われる時代なのかもしれませんね
投稿: テクテク | 2009/06/09 23:17
こんにちは~♪
スクリーンで鷲津を見れるなんて~!
しかも、今回の敵キャラは鷲津とは別タイプのメガネ男子・劉でしたし、あちらもステキこちらもステキでオロオロ状態でした(オイオイ!)
やっぱりNHKは手堅くやってくれて、満足です!
投稿: ミチ | 2009/06/09 23:53
■テクテクさん、こんにちは[E:sun]
再放送を見逃されたとは残念なことをしましたね。
気長にDVDのレンタル待ちでもしてくださいませ。それだけの価値はあると思います(^^)
今の日本を正面から斬るような内容がズシンときますね。
>企業や社会も品格を問われる時代なのかも
ほんと、私もそのように思いますよ!
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/10 22:21
■ミチさん、こんにちは[E:sun]
>あちらもステキこちらもステキ
大森さんは決してイケメンじゃないんですけどねー。でもカッコイイっていうのは分ります!!
しかし、私は昔っから恭兵ちゃん好きなの。今回はサブに退いてしまって「どういうことだ?」というばかりなのが寂しかったです~(><)
イマドキのTV→映画の方程式だけど、それでもやはりNHKだけの事はしてくれましたね(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/10 22:24
たいむさん、こんばんは!
劇中の芝野の台詞は良かったです。
まさにこういう時代だからこそ、夢は必要ですよね。
お薦めのテレビシリーズ、観てみたいと思います。
投稿: はらやん | 2009/06/11 20:00
■はらやんさん、こんにちは
もともと柴田恭兵好きなので贔屓めが入る私だけど、芝野のアツサが良いし、アツイものを持っているけど冷徹にもなれる鷲津もカッコイイ。
TVシリーズ、ぜひぜひ見てください!!
今更ながらDVDBOXが欲しくなっている私です♪
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/12 18:04
たいむさん、こんばんは♪
たいむさんは、TV放送ご覧になってたんですね。
私は未見で、しかも友人から、私がこの映画を観に行くと
言ったら、驚かれてしまいました(笑)
ドラマは未見でしたが、映画だけでも、十分にいえ
十二分に楽しめました♪
セリフの一つ一つが心に沁みる・・・本当にそうでした。
わからない経済用語もバンバン出てきましたが(笑)
どんでん返し的な展開は、サスペンスとしても楽しめ
ましたし、音楽も好みで、本当に見応えのある作品
でした!ドラマも観たいと思っています(^_-)-☆
投稿: ひろちゃん | 2009/06/13 01:29
■ひろちゃん、こんにちは
再放送からですけど、TVは何回もみましたよー。何気にやっていたGWも見てましたし(^^)
だから映画はずっと楽しみにしてたんです。
思った以上に評価が割れている感じもしますが、概ね好評だし、未見の人にも評価が高いのが嬉しいです。
どんでん返しは映画としては定番な作りでしたけど、あの音楽と合わせて燃えますよね。
玉鉄くんの頑張りも良かったですね!!
今はレンタル待ちで大変でしょうが、ぜひぜひTVシリーズも見てくださいね(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/13 16:13
邦画でこんなに見ごたえあったのは久しぶりでした。
TOBとかファンドとか・・・
詳しくしらないけど、
なんだか緊張とスリルがありましたね~
それと金があってもなくても虚しいものが・・・(苦笑)
投稿: えふ | 2009/06/13 22:35
■えふさん、こんにちは
小難しい経済用語などが飛び交いますけど、知りたいと思わせてくれる内容で、私もTVシリーズにのめり込みました。
お金って人間を幸せにも不幸にもするものだということがヒシヒシ感じられましたね。
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/14 09:29
たいむさん
初めまして、こんにちは!つるかわと申します。
私もたいむさんと同じくドラマシリーズが大好きで映画を観て参りました。見応えがあり楽しめました♪
>同時にTVシリーズからの登場人物の誰もが、過去からの呪縛を解き放ち、答えを見つけて再起を果たしているのも見どころの一つ
過去の呪縛からの解放と再起、これは「ハゲタカ」のテーマですね。TV版最終回で、三島社長の遺影に手を合わせる鷲津の姿に心震わせたものです。映画では、西野が西乃屋旅館社長として活躍していて嬉しかったですね。
実はガンダムSEED放送時に何度かお邪魔しておりました。映画ブログランキングでお見かけし、こちらは「映画ブログ」だったのかと驚いた次第です。私は映画ブログを主にしておりますが、たいむさんのように有名ではなく日記代わりです。今更ながらアスラン(アスカガ)ブログを立ち上げ(笑)どちらのHNで書き込もうか迷いましたが、アスランの方で。
>「青の鷲津」と、「赤の劉」の映像も印象的。
ガンダムシリーズでは青VS赤はお馴染みですね。劉一華は過去を克服できなかったことが敗因だったのかもしれません。
>「こんな時代だからこそ、夢や希望を語るリーダーが必要なんです。」という芝野が、自分の言葉に責任を取るカタチで希望あるラストにしていた。
甘いという批評もありますが、映画にこそ夢や希望が必要です。私も芝野がアカマ社長として立つラストは好きです。
疑問が一つ。
西野がスタンリーとブルー・ウォーズの提携の仲立ちを行いました。スタンリーとのコネクションはありましたが、ブルー・ウォーズとはどのような関係だったのでしょう?
ご存知だったら教えていただける嬉しいです。
初訪問で長文コメント失礼いたしました。
投稿: つるかわ | 2009/06/21 14:39
■つるかわさん、こんにちは
はじめまして(^^)
SEEDの時はほとんど無尽蔵に活動。周囲の迷惑を鑑みず自己満足にひたり、自分のトコでは暴走気味、アチコチで迷惑を掛けていたりもするので、当時を知る方と聞くとお恥ずかしい限りですが、来訪とコメントをとても嬉しく思います。
どちらのランキングで御覧になったのかわかりませんが、ここは特別人気あるブログではないとおもうし、当然自覚もありません。アニメや漫画の話題も多く「映画ブログ」ってことでもないのですけど、映画の話題は確かに多いのでそうなのかな?(笑)なんであれ、覚えていて下さってありがとうございます。
「ハゲタカ」では私も何度涙したことか。
予告編での「お前は誰だ?」「俺はあんただ」という会話からこのような展開は想像していたけれど、鷲津や劉に留まらず、芝野や三島、西野のその後がしっかり描き込まれていた映画でとても良かったです。
ご質問の件ですが、私もそのあたりは曖昧ですのでごめんなさい。映画での西野はかなり唐突で強引な関わり合いかたになっちゃった感じで、西野が当たり前のように仲介していたことは私も気になっていたんです。
原作を読んでいたらお答え出来たかもしれませんが、これから読むところ。答えが分ると良いのですが。
「夢で飯が食えるか」ってのも永遠のテーマみたいなものですが、分っているから夢や希望を持ちたいのですよね。私もあのセリフとラストは気に入ってます。
キラの覚悟と似てますし(笑)
>青VS赤
ふふふ(^^)。ガンダムシリーズは、邦画でも洋画でも映画のテーマとリンクすることが多く、ニヤリとすることが度々ありますね。
折角いらしてくれたのに、TBもブログアドレスも残されていないのが残念です。(アスカガブログまで立ち上げてらっしゃるというのに)
私のアスラン愛はこれだけ時間が流れてもちっとも変ってません。再放送ではアスカガ運命の出会いを果たし、後は・・・(^^)
良かったら後ほどでもお教えいただけると嬉しいです♪
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/21 17:17
たいむさん
こんにちは!
放送時にブロガーだったら、たいむさんと一緒に暴走することが出来たのに惜しいです!今さらながら一人で暴走特急状態は寂しいものです。。
メールでご連絡したかったのですが、アドレスが見当たらなかったのでコメントで失礼いたします。
メインの映画ブログ(ほんとにひとりごと!)は家族や友達に教えておりますが、アスラン(アスカガ)ブログは絶対に秘密の存在です。隠れオタクという以上の深い理由があるのですが、コメントでは差し控えさせていただきますね。
本当にまだ始めたばかりの失笑ものの内容なのですが…お手すきで、気が向かれましたら遊びにいらして下さい。テンプレートがピンクなので「目がチカチカする!」とかアドバイスをいただければ幸いです。
ココログさんのカテゴリ別でお見かけいたしました♪映画関係のブログはそれこそ本当に「ひとり言」で終わるケースが多いので、コメントの多いたいむさんのところは十分人気だと思いますよ。
「ハゲタカ」は二時間で主要人物のその後の人生を描き出すという良く練られた脚本でしたね。幻のSEED劇場版もこのような出来であってくれたら万々歳です。
>予告編での「お前は誰だ?」「俺はあんただ」
過去を抹消してしまった劉には過去を乗り越える術がなかったと考えると気の毒です。
質問の件は私も小説を読んでみますので大丈夫です。お気遣いありがとうございました!
派遣工を演じた高良健吾君。彼は『フィッシュストーリー』で抜群の歌唱力を披露していますし『蟹工船』の公開を控えていて、今一番気になる若手です。たいむさんもよろしければチェックをしてみてくださいね♪
投稿: つるかわ | 2009/06/24 11:27
■つるかわさん、こんにちは
再訪感謝!
放送当時はそりゃぁもう毎週暴走していて、土曜の夜はほとんど徹夜で仲間のブログを訪問しあい、スペエディに至ってはその為だけに上京するほどおバカをやらかしてました。
実際、私がこのブログを立ち上げたのは「SEED DESTINY」を語りたいがため。ずっとROM専門だったのに、後半に入りもはや黙っていられなくなったからなんですよね。おかげでおもちゃにも手を出し始め、泥沼化へ(笑)
でも週1でしかないから、穴埋めで映画などをチビチビ挟んでいたことから、今はこうなってます(^^)
折角の映画つながりですし、そちらも訪問できたらと思いますが、その為に秘密がバレても困るでしょうから、そちらは諦めるしかないのかしら?
ほんの独り言とおっしゃいますが、映画のブログでもエンエンあらすじを書いているだけのところよりは、数行の感想だけのほうが私は好きですよ。蘊蓄なんて語りたい人が語って読みたい人が読んで感心すればいいんだもの。
・・でも、別人なのでしょ?ハンドル的には(笑)
ココは両方を取り扱っている場ですから、上手く使いこなせば問題ないと思うのだけどなぁ。
>『蟹工船』
多分見ると思うけれど、鬱屈した世界はあまり好きじゃないんですよね。
高良健吾君は「フィッシュ」でもなかなかイイ感じでしたね。アイドルちっくではなく、実力派として育ってほしいですね。
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/24 23:17
たいむさん、こんにちは!
ご来訪こちらこそありがとうございました!!
メール届きましたか?
毎週暴走して徹夜で皆と語り合ったからこそ、今落ち着いていらっしゃるんだと思いますよ~。楽しそうじゃないですか♪どこかで発散しないとDESTINYは色々ストレスがたまっちゃいますから。
元々「SEED DESTINY」用ブログだったのですね。華麗なる転身です♪それにずいぶん精力的でいらっしゃる!私など週一映画を見て感想をブログに上げられたらいいほうです。『剣岳』『それでも恋するバロセロナ』は気になっているので、観られたらレビューを拝見いたしますね。それにしても『ヱヴァ』人気が凄まじいですね。
私の映画ブログにご興味を持っていただいて嬉しです!ただマイナー系の取り扱いなのと、「映画大好きな私」と「(不真面目に作られたと思っている)DESTINYをいまだに好きでいる私」の折り合いがついておりませんので、別々にやっていきたいと思っております。
『トーマの心臓』はご存知でしょうか?
「心の中によい種と悪い種があって、よいほうはトーマにひかれ、悪いほうは彼にひかれたんだ」
そんな気持ちなんです。
いざとなれば、アスランブログにハゲタカ映画雑感をあげちゃいます。
高良健吾君…アイドル路線ではないので大丈夫かと♪末が楽しみな俳優さんですね。
また、こっそりと覗きにきます。コメント返信ありがとうございました!!
投稿: つるかわ | 2009/06/29 15:44
たいむさん
たびたびすいません!
メールもう一度送ってみました。アドレスに間違いはなかったです。フリーメールだからかもしれません。
ご挨拶程度でたいした内容ではないのですが、気になったものですから。
ではでは~♪
投稿: つるかわ | 2009/06/29 19:29
■つるかわさん、こんにちは
何度もお手数をかけてすみません。
今度は大丈夫ですよね?
今現在、ちょっと自由な身なので積極的に出歩いてます。映画の記事は副産物みたいなもの。書く為に見ているわけじゃないので、書かずに終わることもあるんですよ。
是非同じ映画をご覧になった際には遊びに来て下さいね。
>『トーマの心臓』
知ってますよ~~(^^)
でもでも、この場合はどっちが悪いってことはないと思いますから~気が向いたら何でもアリにチャレンジして下さい(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/29 20:42
たいむさん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
>地道な活動から大逆転を果たすという、定番ではあるけれどラストに向かって気持ちを高揚させていく展開はそれだけで引き込まれるもので、細かな知識など無くても十分楽しめると思う。
ドラマ版から見ているとそういう展開は
映画でも継承されていてパターン化しているようにも感じてしまうけど、
ビジネス戦略は観応えあるし、人間模様には惹き込まれますよね。
投稿: BC | 2010/02/13 22:39
■BCさん、こんにちは
単にTVで成功したからの映画かとも違い、確かにそういった一面もあるけれど、単体としても十分に見応えのある作品だったと思います。
人間模様に関して言えば、TVシリーズからの深みあっての感じはありますが、TVシリーズからのファンなので、私は堪能です(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2010/02/14 10:23