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2009/05/28

「重力ピエロ」みた。

Piero これも原作は未読。だけど、珍しく最初のほうでネタが分かってしまった。
映画は、いつもの伊坂作品と変わらず過去と現代を行きつ戻りつしながら次第に謎が明らかになっていく作り。要所要所に優しくヒントが散りばめられているので、早々に気が付く人も多いのではないかと思うが、この作品も左程謎解きは重要ない物語なのだと思った。(以下、若干ネタに触れているのでご注意を)

映画の感想というよりは、『重力ピエロ』という作品についてあれこれ考えてしまう感じなので、最初に俳優陣を褒めちぎっておくことにする(^^)
加瀬くん、岡田将生くん、小日向さんの”最強の家族”がとても良かった。優秀な弟に対してイマイチ冴えない自分を比べて嫉妬めいた発言をしながらも、決して卑下することなく何処までも兄であり続けようとする泉水の強さと揺れを加瀬くんが見事に演じていた。そして、傍から見えばクールでストイックな雰囲気を醸し出しながらも、兄に対してだけは甘えた言動でSOSを出し続けるような弱さを感じさせる弟:春を岡田くんが好演。また、2人の息子の良き理解者で優しさと信念を併せ持つ、ニッコリ笑いながらスゴイことをさらりと言ってしまうような、はかり知れない器を持った人物をやらせたらやはり小日向さんは抜群だ。この3人が揃った時の雰囲気は、不幸な出来事が家族の絆をより深めたものと感じられるけれど、それだけに本物の”最強の家族”に見えた。それから、愛に溢れた母親を演じた鈴木京香さんもよく馴染んでいたし、渡部篤郎さんも淡々と胸糞悪い下衆野郎を演じてくれていた。挙動不審で不気味な”夏子さん”も最後は可愛く見えるから面白いし、誰もかれもが上手くハマっていたと思った。

内容は、今回も犯罪から生まれた復讐や怨恨による何かだったりする。一般的に「憎しみからは何も生まれない」として、葛藤しながらも「どう憎しみの連鎖を断ち切るか」を結論にする作品が多い中、正々堂々出来ることなら「白」にしたくなるような「真っ黒」をやってのけてしまう。しかも「世間的にはダメだよね。むちゃくちゃだよね。」と言って確信的に正道を外れた行動をするというのが毎度のパターンだ。
論理的思考と理性で思い留まる事とが出来るのが人間。しかし頭では理解しても心では割り切れない(割切りたくない)事が往々にしてあるのも人間。伊坂作品では「正しくない」事の取り計らいを考えさせられる事が多くて困ってしまう。一種の「必要悪」とでも言うような、「想像力の欠如」ではなく、「想像した上での結果」と「誰の為の想像力か」を考えた場合の、大抵がコレ以上の不幸の連鎖を生まない、もしかしたら”最善”かもしれない行為だったりするから尚更に悩ましい。「決して正しくはない行い」と分っていても、”赦し”ってこういう時にこそ必要なモノではないかしら?って思っちゃうんだよね。
・・ただ、”重力”を断ち切るくらいの”幸せ”とはどんなものだろう?と疑問に思う。少なくとも、法律だろうが、道徳だろうが、何もかもを振り切ってしまうような事とは違うモノと、私は思うのだが。でも、「本当に深刻な事は陽気に伝えるべき」というように、絶望を振り払うと考えればそうかもしれないと思うし、事実が真実とは限らないのと同じで、「目で見たモノだけが正しいわけでは無い」というのは激しく同意したい。

総評:★★★★☆+   好き度:★★★★☆   オススメ度:★★★★☆

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コメント

何時もお世話になっております。

ある方からはとても容認できない酷過ぎると言われた作品でしたが、何時もの私ならこれはいけないだろう!と書くんじゃないか?と思われそうな内容ですが、今回は事件の真相と真実を重点に観たので酷い、許せないというよりもどうして世の中は春を救ってあげる事ができなかったのだろうか・・・と感じてほしいという作品だったと感じました。
正志があの事件があっても梨江子に産もうと決断し、春を自分の息子として愛情を注いだ器量はどんな境遇でも家族として受け入れる大切さを示してくれたと感じます。だからこそあれだけの事があっても裁き切れない事に対する疑問定義がよりあるんですよね。
裁判員制度が始まった今だからこそ例え少年でも光市事件のような事例があっても良いと思うし、脅威を取り除ける救ってあげられる権利を確り言わなければならないのだと感じさせるメッセージをこの作品から強く感じます。

投稿: PGM21 | 2009/05/28 00:13

こんばんは。
原作は、というより伊坂作品は全く味読です。
作品のテーマそのものより、組み立てというか、構成の妙に感心しています。
とある家族の24年間にわたる時間軸と現在の放火事件がグラフィティアートのある場所で起こるという空間軸、両方が交差する点があの家だったという流れを発想できることが非凡だなあと感じます。

出演者は本当に良かったですね。岡田君は今年はヒット作の常連じゃないですか。飛躍の年になりました。今後が益々楽しみです。

投稿: KLY | 2009/05/28 01:38

■PGM21さん、こんにちは
内容にいたく同情的な感想のようですね。
私個人の気持ちとしても、元凶の排除という真っ黒な行為は認めたくなりますが、実際には何の解決にもなっていないということを踏まえると、どうかなって感想です。どんな命も重さは・・・なんて言うつもりは毛頭ないけれど、24年間、本当に彼ら家族を苦しませ続けたのは別にあるって思うので。
堂々めぐりの内容については、それこそ黙認するかのようにあまり語りたくないですね。
作品としては素晴らしいと思いましたが。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/28 07:37

■KLYさん、こんにちは
>作品のテーマそのものより、組み立てというか、構成の妙に感心しています
そうですよね(^^)
春が(わざとらしく)法則に気がついちゃっうとか、泉水の専門分野である遺伝子学が絡んでくることで、直ぐにネタが割れちゃうのだけれ、探偵モノだったら「うわ~」ってなるものですよね。

>岡田君
個人的な趣味から行くと、好みでもないのだけど、ドンドンと実力をつけてきていて素直にカッコいいなって思います♪俳優として今後も注目です

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/28 07:43

おはようございます。

このキャスティングは本当にうまかったです。
実際に存在している「最強の家族」のように
感じさせてくれました。

夏子も、頑張ってたなあ。

投稿: えい | 2009/05/28 10:23

一度2月にアスミックエースの営業所で
モニター試写を見た時は正直いい印象を受けなかったにもかかわらず
あなたならこの映画を
どう宣伝するかというアンケートがでて
頭抱えてしまいました。
で実際公開されて
反応見たら基本好意的。
GOEMONもそうだったんですが先に見て
第一印象が?だったのにヒットしてると
何か見落とした?
何かズレてる?

試写感想がコワくなりました。

罪がどうのではなく
何がきてもゆるがないものがあって
そこさえなくさなければ人は悲しみや痛みの重力を超えて生きてゆける。…二回目見てやっと
そっちへ目を向けられるようになったわけで。

やっぱり寝てたな~…(笑)

投稿: Ageha | 2009/05/28 12:00

加瀬さんも岡田さんも素晴らしかったですが、個人的にはその2人の凄さを引き出したのも全て小日向さんの素晴らしすぎる演技のおかげではないかと思いました。

久しぶりに「この役はこの人でないとここまでは演じれないだろう」なんてことを思いましたよ。

投稿: にゃむばなな | 2009/05/28 14:49

たいむさん、こんにちは~♪

原作でもとてもその存在が大きくてホッとできたお父さん、小日向さんピッタリでしたね。
お父さんの口から出る言葉はどれだけ春の心を救っただろうと思うと泣けてきちゃいます。

子供の頃の兄弟を演じた子役さんたちがソックリでした♪

投稿: hito | 2009/05/28 18:24

たいむさん♪こんにちは~
これは1番最初に読んだ伊坂作品なので、思い入れもあり、映画化にもちょっと不安がありました。
原作には、数々の心を打つ、擽る、、、言葉がとても多く、それをどう表現するのかなぁ~と思っていたんです。もちろん作品の持つ空気も独特なので、変なことにならないか・・・と気を揉んでいました
でも、なかなか上手く映画化されて良かったですぅ~
キャストの皆さんがハマリ役でしたよね~
物語の展開を知っているので、冒頭から泣けちゃいました・・・

>渡部篤郎さんも淡々と胸糞悪い下衆野郎を演じてくれていた
ハハハ・・・そうでしたね。ちょっと原作とイメージが違うのですが、演技がそれを忘れさせてくれました~

投稿: 由香 | 2009/05/28 19:06

■えいさん、こんにちは
血のつながりだけではない、ってドラマは良くあるけど、”揺るぎない家族”という感じに見えましたね。

ハルのストーカーは止めたといっていたけど、夏子さんはこれからどうするのかな?(笑)


■Agehaさん、こんにちは
内容が内容だけに視点によっては「うーん」となるのも頷けますでの、何が正しいとかはないと私は思いますが。。。

>どう宣伝するか
コレは難しいですね。ミステリを強調して、「えー、ちがうじゃん」っていうのも後々上手くないですしね。かといって、完全にネタばれするのはNGだし。
ずばり、「あなたは重力に縛られていませんか?」なんてね(笑)

■にゃむばななさん、こんにちは
小日向さんが抜群でしたね。中堅の加瀬君と若手の岡田君の兄弟をホントの父親みたく牽引していましたね。
あの得体の知れない感じは、確かに小日向さんしか思い浮かばない感じです。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/28 20:12

■hitoさん、こんにちは
最近の子役君たちは、本当に俳優さんたちの面差しを感じさせる子供たちが選出されてますよね。
まぁ、劇団に通う子どもは、ジャニーズ系のような可愛い子ばかりじゃないですしね、加瀬君似がいても全然不思議じゃないのだけど(笑)

お父さんに、「俺に似て・・」は春にとっては最高の冠詞でしたね。最強最高の家族でした!


■由香さん、こんにちは
この作品、わりと初期のモノなんですよね。
やっぱり伊坂作品はなかなか手が出ないのだけど、映画を見ると読んでみたくなって困ります(^^;
私も要所要所でポロポロと静かに泣いてました。
原作の雰囲気はわかりませんが、映画も唐突さを感じることはなかったですし秀作だと思いました。
やはり、多少なりとも原作とイメージが違っていても、俳優の力で許容できる作品は良いですよね(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/28 20:20

憎しみの連鎖を断ち切ろう、許しを与えよう
的な作品が流行りですが、絶対悪にそれでいいのか?
と問うような作品でしたね
中々賛否出そうな作品ですが、それを考えてみるのも必要かなとも思います。
最後の最後、印象が原作とちょっと違うような感じですが
映画化としては当りではないでしょうか

投稿: くまんちゅう | 2009/05/28 22:40

■くまんちゅうさん、こんにちは
「絶対悪」という定義もなかなか難しいものがありますからねぇ。
しかしながら絶対悪を野放しにするのもいかがなものであり、それに便乗する輩もいたりしますし、罪と罰の在り方は考えなくてはならないものだと思いました。
ただ、考えも纏まっていないのに、こういう公の場ではあまり持論を展開したくないかなーと。

原作付きでも成功の部類ですか?それはそれは良かった♪

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/28 23:25

わたしも、原作は未読です。
伊坂さんの作品は、悪に対する考え方が
理解できるとか、そう言うことでなく、
読んだあと、納得している自分に驚きます。
この作品も、また暗いですね。

でも、「生まれてこなければよかった」と思うほど憎んでいれば、殺人を必然と言ってしまっていいのか??
そう言う思いは、やはり、どこかに残りました。

映画を見たあとに、嫌悪感が全く起きないほど
彼らの心情に心を動かされました。

投稿: mariyon | 2009/05/29 00:06

果たして、あの家族は重力を振り切れたのかが気になるところです。

投稿: まりっぺ | 2009/05/29 14:40

こんにちは。

原作は未読です。

ラストに賛否両論ありそうですが、
“悪”には、何をしても許されるのでしょうか?

ちょっと、考えてしまいますね。


ストーリー展開よりも、小日向さんの演技に魅了されました。

投稿: BROOK | 2009/05/29 15:42

■mariyonさん、こんにちは
嫌悪感、おきないですねー。
逆に救ってあげたくなるのが困るというか、何というか。
それでも、ではあるので、難しいですよね。
映画はキャストはじめ、良く出来ていたと思いました(^^)


■まりっぺさん、こんにちは
彼らは重力を振り切ったのではないかしら?と私は思うけれど。


■BROOKさん、こんにちは
善悪の問題は難しいですね。
小日向さんはじめ、キャストの皆さんがハマっていてとても良かったですね

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/29 23:06

こんにちは♪

>正しくない事の取り計らいを考えさせられる事が多くて困ってしまう
そうなのよね。
もうご贔屓の岡田クンがやったことだけに全面的に許してあげたくなってしまいました(笑)
っていうかあの犯人が本当にサイテーのヤツだからなおさら・・・。
それにしても伊坂作品驀進中ですよね~。

投稿: ミチ | 2009/05/30 14:55

■ミチさん、こんにちは
日本は法治国家ですしね。おおっぴらに根幹を揺るがすような事を認めるわけにもいかないわけで、正面切って見せ付けられると本当に困ってしまいます。

>贔屓の岡田クンがやったことだけに全面的に許してあげたくなって
ははは(^^;そうなんですよね。
贔屓も含めて、人間とはなんて都合の良い思考で生きているんだろうーって思いますよ。
まぁ、アレは誰が観ても最低なやつだったし、「チェンジリング」のときのように「地獄に堕ちろ!」って私も思いましたが。

伊坂作品はどこまで行くのか・・・まだまだ続きそうですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/05/30 15:05

こんばんは!
今回は犯人わかったゾ!!て思った途端。
春の出生にもきずいてしまい・・。
その後は彼の思いや親の思いに思考が動いて
心乱れまくりでした(涙)
小日向サン父の愛情は最強すぎ(涙)
岡田君は・・美しかったですねぇえ。

投稿: くろねこ | 2009/06/01 23:11

■くろねこさん、こんにちは
最強の親子の心情を思うと、心乱されますよね。
キャストもバッチリとはまっていたから感情移入しまくっちゃいましたね。

岡田君はキレイだったけど、見知らぬ一般人をケータイで写真撮る気持ちはわからないなぁー。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/02 18:11

たいむさん、こんばんは☆彡
>伊坂作品では「正しくない」事の
取り計らいを考えさせられる事が多くて困ってしまう

ほんと、そうなんですよねσ(^◇^;)私は、この小説で
伊坂さんにハマッて立て続けに読みましたが、何冊目かは
私本当に伊坂さんの小説が好きなのか?って思ちゃいましたもん(笑)

おっと話が脱線、すみませんσ(^◇^;)
この作品のキャストは、特に、小日向さん、加瀬さん、
岡田さん、鈴木さんの4人は、イメージピッタリでした。
この作品の良さは、私も彼らに負うところも大きいと
思います^^原作が大好きだったのですが、この作品は、
原作のイメージを大切にして作られた
感じがして好きです(*^o^*)

投稿: ひろちゃん | 2009/06/04 00:42

■ひろちゃん、こんにちは
初めて伊坂作品のようなグレーな世界に触れたときの衝撃から、思わずハマってしまう気持ちって分る気がします。だけど、そんなものばかり読むとだんだんウツウツしちゃって疲れちゃうのもね(^^;

内容の重さは考えないこととして、この家族と子のキャストが最高でしたね。私も好きです。
それでもやっぱり内容を無視できないのが困りますねー。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/04 20:29

こんばんは!
たいむさん結構前に観てたんですね★

うーん、わたしもたいむさんのレビュー、同感です。
家族の描き方、すごく良かったし、キャストもハマってました。
夏子さんには笑ったけど重要な役でしたネ。
観て良かったです。

投稿: mig | 2009/06/13 01:09

■migさん、こんにちは
わりと早めでした(^^)
小説を読んでいなかった分、期待していたものですから。
重いんだけど、別次元で重さを破壊してくれて、それこそ無重力に戸惑う感じの内容。
意外な夏子さんの役割には笑っちゃいましたねw

投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/13 08:51

たいむさん、こんばんは!

「最強の家族」を演じた3人は良かったですよね。
春役はなかなか難しかったと想像されますが、岡田くんはとてもキャラクターの微妙さを表現していたと思います。

「考えて考えて何百回も考えて」という台詞がありましたが、そこまで考えて自分で選んで進むということが伊坂作品の根底に流れるテーマな感じがします。
なりゆきまかせでその場限りで生きるのではなく、強い意志と想いを持つ生き方というのを彼の作品からは感じます。

投稿: はらやん | 2009/06/13 23:25

■はらやんさん、こんにちは
岡田君は若手でも期待の星(笑)
これから様々な役に挑戦して、イケメンだけで終わらないでほしい俳優さんです。

果てしない思考の末に・・・ってやつですね。コレという結果(決断)が出せるということが、そもそも意志の強さの現れなのかもしれませんね。
それでもやっぱり伊坂作品はちょっと苦手かも。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/06/14 09:36

たいむさん、こんにちは☆
伊坂ワールドの不思議な雰囲気は、やはりその『心情的には正義』だけど『法律的には犯罪』なことを、さらりとやってしまう部分ですよね。
そして加瀬さん、岡田くん、小日向さんの透明感がよりいっそう「いいよね?」と言って済ませてしまえるかんじを強めているような気がします。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2010/02/14 23:24

■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
>『心情的には正義』だけど『法律的には犯罪』
伊坂作品はコレなんですよね。そして前者を肯定してしまうような結末になるから悩ましいんです。
綺麗事を言うつもりは無いけれど、それでいいのか?って毎回毎回苦い後味に悩まされるんですよ(><)

>加瀬さん、岡田くん、小日向さん
フツーな人たちを演じるのが巧い方々なものだから尚更に寄っちゃうんですよねー(^^;

投稿: たいむ(管理人) | 2010/02/15 18:02

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受信: 2009/06/04 00:26

» 『重力ピエロ』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「重力ピエロ」□監督 森淳一 □脚本 相沢友子 □原作 伊坂幸太郎 (「重力ピエロ」新潮社刊)□キャスト 加瀬 亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香■鑑賞日 5月30日(土)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 原作は100万部を超えたヒットとなっている伊坂作品。 しかしながら未読。彼の作品を何作か読んだが、共通して底辺にある混沌とした、現代社会からやや逸脱した物語は僕としては... [続きを読む]

受信: 2009/06/04 12:58

» 重力ピエロ [我想一個人映画美的女人blog]
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/} ←please click 原作も読んでなければ、加瀬亮主演の兄弟もの。ということしか知らず観て来た〜 邦画を観ると必ず驚かれるわたしですが、これでも年に5、6本は観てます☆ 少なっ。 何人かの映画ブロガーさんたちにもオススメされ、兄弟や家族がテーマの話が好きなので観たくなったの。 [このミステリーがすごい!2009年版] 第1位受賞作家、伊... [続きを読む]

受信: 2009/06/12 00:08

» 「重力ピエロ」 自分で考えろ [はらやんの映画徒然草]
遺伝か、環境か? 劇中でも語られていたように、ある人の人間性を形成するのは、遺伝 [続きを読む]

受信: 2009/06/13 06:48

» 重力ピエロ / 73点 / 良い映画やけど非常に文章的なんよなー・・・ [FUNNY GAMES?]
原作がエエからエエ映画になってるっつー感じで、映画単体としては・・・ 『 重力ピエロ / 73点 』 2009年 日本 119分 監督 : 森淳一 脚本 : 相沢友子 出演 : 加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香 【... [続きを読む]

受信: 2009/06/21 22:37

» 「重力ピエロ」ドロドロなのに透明感 [ノルウェー暮らし・イン・London]
久しぶりに邦画を見た。 さすがの伊坂幸太郎原作もの。 深刻な内容なのに、どこか透明感のあるピュアな雰囲気。 すべてのキャストが、最高にマッチして、無駄な人物はひとりもいない。 人目をはばからず、声を上げて泣きながら見ている私がいた。... [続きを読む]

受信: 2010/02/14 22:58

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