「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(8)
第8話「型破りなジェダイ」・・・【英雄は時代が作る】
外交で辺境の星”ローディア”へ赴くパドメ御一行さまの回。お付きはC-3POとジャー・ジャー・ビンクス。EP1で活躍(?)したものの、EP2以降すっかり存在感が消えてしまったジャー・ジャーが(一応)大活躍しちゃう回!
けれどあの愚行っぷりは健在!予想はしていたけど、当りすぎ~
戦争の拡大と長期化は共和国の結束を揺るがし、小さな星々は物資の支援という分離主義派の甘い言葉にのって共和国を離れ始めていた。パドメが「オノーおじさん」と慕うオナコンダ議員の”ローディア”もその一つ。オナコンダは飢えた星を救う為にヌート・ガンレイ総督と結び、言われるままにパドメを呼び寄せて引き渡わたそうとしていた。すでにバトル・ドロイドが配備されている”ローディア”。何も知らずに再会を喜ぶパドメだったが、罠と知って愕然。なす術もなく拘束されてしまう。
船で待機していたC-3POとジャー・ジャーの元にもバトルド・ロイドが向う。いつもどおり腰の引けた対応しか出来ない3POだが、ジャー・ジャーは勇敢にも立ち向かう。とはいえ、逃げの一手からの結果オーライといった展開は相変わらず。上手い具合にバトル・ドロイドを撃退するが、ついでに自分たちの船まで破壊してしまうのがジャー・ジャーだ。
一応船を調べる3POだが、やはり航行も通信も不可能。そこでふいに開いたクローゼットの中からジェダイのローブを見つけるジャー・ジャー。事もあろうか、ローブをはおってパドメの救出に向かうと言い出すのだった。そして作戦もなく決行。
ライトセイバーすら抜かず逃げるばかりの”ジェダイ”は明らかにヘンなのだが、潜入観念とは面白いもので敵方には”ローブを着ている者”=”ジェダイ”に見えるらしい。「ジェダイの侵入」といった勘違いはバトル・ドロイド達の混乱を招き、乗じてパドメは自力脱出に成功する。パドメと接触した3POはパドメの指示でクローン軍にエマージェンシーを発信。要領は得ないものの無事に繋がったのは3POのお手柄だ。(「こんな時R2-D2がいれば・・・」とつぶやく3POに嬉しくなるところ)
”愚かで勇敢なジェダイ”を演じたハチャメチャなジャー・ジャーだったが、彼お得意の友達作りと相手方の思い込みに助けられて(やはり)結果オーライ的に一件落着。逆転劇からヌート・ガンレイ総督を逮捕するパドメだった。
騙されて良いように使われたことに気が付いたオナコンダは「やはり友は共和国軍」とパドメに謝罪。クローン軍も到着し、パドメからの要請で”ローディア”には物資搬入が確約された。
EP2以降、口数が少ない分だけすっかりマトモに見えていたが、ちっとも進歩していないジャー・ジャーだったようだ。ジャー・ジャーのドジっぷりは何もかもがお約束。それに振り回されて散々な目にあう3POというのもお約束だが、R2-D2とのコンビともまた違った漫才が面白い今回だった。
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