« 「ダ・ヴィンチ」2009年5月号、読んだ。 | トップページ | とちぎへ行ってきました。 »

2009/04/17

劇場版「空の境界 Remix -Gate of seventh heaven-」みた。

Remix 「第6章-忘却録音」は新宿で観たのだが、地元で「1-6章」の週替わり上映と「Remix」をするという情報をもらい、折角だからと「Remix」だけ見ることにした。
「Remix」というと、つい「総集編」のようなイメージを持ってしまうのだけど、この作品はただ「Remix」と思うのが正解な気がした。だからシリーズに触れたことのない人が「お試し感覚」で観るようなシロモノではないという感じで、気をつけて欲しいと思う。

時系列がシャッフルされ、あえて謎めいた作りにして公開されているこのシリーズ。でも「Remix」は時系列順にダイジェスト映像が流れていく仕様になっていた。とはいえ、章毎の映像が”Kalafina”のそれぞれの主題歌に乗せて走馬灯のように次々と映し出されるだけ。セリフも映像に合わせ、付いているには付いているが完全に聞きとるのはほぼ不可能な速さで切り替わっていく。ところどころ通常の流れで「見せ場(肝となる一連のシーン)」をじっくりと見せてくれるが、到底それだけではストーリーの把握などできようもなく、1-6章を全て見ている人でなけれはまったく付いていけない、”映画の予告編”より意味不明に思えるものだった
でも、どことなく環境映像とか(PCの)スクリーンセイバーとかを見ている感覚で、一種の芸術作品に近い印象を受けた私でもある。(映像は確かに美しいからね)。よって、もしかしたら「分らないからこそ知りたく(観たく)なる。」という人も稀にいるかもしれない、と思ったりもする。
個人的には、初心者が「Remix」から入ることにオススメは出来ないし、私のような半素人では「Remix」の有り難みがさっぱり分らないのだけど、もう一度シリーズを見直してみようかな?なんて衝動がチラとでも起きた事を思えば、「無駄でもなさそうだ」、というのが感想、かな?

| |

« 「ダ・ヴィンチ」2009年5月号、読んだ。 | トップページ | とちぎへ行ってきました。 »

コメント

たいむさんこんばんは
Remixは観ていないのですが、カラフィナの贅沢なPVのようなものと認識しています。
多分、上映を予定していた最終章の穴埋めなのでしょうけれど、梶浦&空の境界ファンの自分は、DVDが出たらきっと買ってしまうのでしょう(苦笑)
あと、シリーズ見直しは最終章を観た後がお薦めよ。
2回目からが面白くなる、するめのような話ですから。(衝動が起きたら是非/笑)

投稿: すずしろ | 2009/04/19 23:59

■すずしろさん、こんにちは
>カラフィナの贅沢なPVのようなもの
まさしくそんな印象です!
新規カットは最初と最後がそうなのだと思うけれど、全体を暗示するようなイメージ映像って感じだから、読みとるのは私には不可能でした(^^;

>シリーズ見直しは最終章を観た後がお薦めよ。
あら、そうですか。(もっとも、今は時間がないのだけど)
色々なシーンを見せられて、「あれ?」なんて思うところもあったりして、映画を見ている時は思わず見直したくなりました。
何度もみて漸く理解できそうなお話ですし、スルメは確かにそうかもしれません。

そういう意味ではSEEDの再放送を毎週見ている私ですしねー(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/20 17:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 劇場版「空の境界 Remix -Gate of seventh heaven-」みた。:

« 「ダ・ヴィンチ」2009年5月号、読んだ。 | トップページ | とちぎへ行ってきました。 »