アニメ「花咲ける青少年」スタート!
でも、日本の中学校に母方の苗字で転校するのは原作と同じで、由依と友達になるのも同じだけれど「一体なんだったんだ?」という日本編になるのも同じかもしれない。(一応、由依は再登場するにはするのだけど・・^^;)あっけなく連れ戻されちゃったしね。
それでも25分程度の尺の中で、花鹿の”オーラ”を見せることには成功していたと思うし、立人(リーレン)が微妙な立場であることもキチンと伝わってきたと思った。白ヒョウの”ムスターファ”の癖がしっかり描かれていたのが嬉しかったなぁ。(動きを表現できるのはアニメならではだし♪) ただ残念ながら(原作でもそうだが)”夫探しゲーム”の候補たちは登場せず。順を追って登場する事もあり、全員がそろうのにどの位かかるか・・・。(特にカールは遅いしなぁ)
声優さんたちは本当にイメージに合っていたと思う。遠藤綾さんはまだまだ少女である花鹿の中性的な雰囲気をよく出していたし、リーレンの森川さんはいつもどおり森川さんだった(笑)。ダッド(ハリー)の郷田さんもそのままで十分だし、寅之介の柿原徹也さんは良く知らなかったのだけど、最近『グレンラガン』を観たばかりで、「シモンだぁ~」と嬉しくなった。一歩引いた少年の役がぴったりだね。
二部構成の壮大なスケールで描かれている原作『花咲ける青少年』。アニメでも3クール:全39話ならば、それほど駆け足になることなくしっかりと見せてくれると思う。NHKは原作があってもほとんどの場合で”アニメオリジナル”の登場人物やアレンジが加えられていることが多い。原作読者でも「おお」っと思うようなエピソードの追加を期待しつつ、全話を楽しみたいと思っている。
ところで第1話は再放送があるとのこと。(4/7(火)PM10:00~【NHK:BS2】)うっかり見逃してしまった方はチャンスですぞ♪
※参考:原作の感想はこちら(若干ネタばれしているのでご注意ください)
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コメント
読んだのはいつだったかなあ?借りてだったので、もうす〜〜〜っかり忘れてました。
それにしても一昨年くらいでしたっけ?『獣王星』がアニメ化されたのは。こんなこというとなんですが、なんで今、樹なつみさんなんでしょう。
いや、好きでしたけどね、ぶっちゃけ私の世代ですよ。竹宮恵子さんの『地球へ…』といい、多田かおるさんといい、80年代のコミックに脚光が当たり始めてるんですかね。もしかしてコミックの
( ^_^)/□☆□\(^▽^ )るねさーんす♪なんでしょうか。
個人的には柴田昌弘作品をアニメ化してくれ〜〜〜!
投稿: よろづ屋TOM | 2009/04/07 00:19
いつかは、キャスリーンとマハティの恋物語
は放送されるのでしょうか?
原作どおり、マハティ編から放送と思っていましたから
投稿: カモミール | 2009/04/07 14:53
■よろず屋TOMさん、こんにちは
TOMさんの守備範囲はどこまで広いんだが・・・(^^;
やはり、最近の執事ブームが一因かなーと思ったり。BLなども最近ではフツーに市民権を得た感じですし、そういう意味では樹作品はうってつけなのでは?と想像するところです。
連載中の(若手)人気作品は1クールが精いっぱいですし、大作で完結は堅実なNHKらしい選択かと思います。
柴田作品いいっすねー。当時、和田作品とのコラボも好きでした♪
「紅い牙」シリーズは結局どうなったのだろう?と「ブルーソネット」以後のランが知りたいです!
和田作品ならば「明日香」ですねー。「ピグマリオン」は大人になってからマンガ喫茶で補完しましたし(^^)
どちらも少女誌ってのが今思うと驚きですよね。ちょっぴりエッチなのは、今の深夜アニメにぴったりな気も(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/07 19:52
■カモミールさん、こんにちは
>キャスリーンとマハティの恋物語
最初に出ないということは、ずっと謎として残し、出生の秘密の暴露あたりで回想的に登場するのでは?と思ってますが、どうかな?
投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/07 20:04
たいむさんの守備範囲だってしっかり“花ゆめ”のおっさん二人まで網羅してるぢゃないですか。
いや〜私、柴田さんがほんとに好きでしてね。紅い牙もですが、白泉社初の少年誌『コミコミ』に連載していた『ラブ・シンクロイド』もアニメにバッチリだと思うんです。
ドラマも骨太で、悪の組織『タロン』の正体なんて革命的でしたもん。『00』のデュランダルに繋がる怖さがありますよ。あれで石森章太郎のブラックゴーストやショッカーを越えたと思ってます。
しかも彼の作品って短編も長編もすごくハリウッド映画っぽいんですよ。ダイナミックで、メカもかっこよくて、女の子も魅力的で。(エログロシーンも好きですしねえ)
彼の作品に野郎作家ならではの流され系女の子キャラがいないのも、奥様も同じく売れっ子の漫画家だったのも大きいでしょうね。
ところで小松崎蘭、なんたってナイチチなのがいいのです♪ぐふ。これも今の時流に乗ってますでしょ?…って、すんません、『花青』の話でしたね。
投稿: よろづ屋TOM | 2009/04/07 23:33
こんばんは~。始まりましたね!
たいむさんの掴みはOKを聞いて安心しました(あはは)
樹さんの画力には及びませんがまぁなんとか見られる絵でよかったです(涙)
声もステキだったし♪
心置きなく毎晩萌えたいと思っております~。
やっぱ樹さんのクールビューティな男性は
今のイケメンブームが呼んでいるのではないかと・(笑)
(横スレすみません)
投稿: くろねこ | 2009/04/08 01:08
■よろづ屋TOMさん、こんにちは
イヤイヤイヤイヤ、私の場合はどれもこれも友達が熱狂していて影響を受けた感じ。柴田・和田両氏はそれらの副産物です(笑)
だけど、特に柴田作品は「紅い牙」シリーズに熱中して、小説までさかのぼって読み漁りましたねぇ。するとやっぱりランを応援したくなるので、ソネットを選んだバードには「なんでぇ」となりました(^^)だけど素顔のソネットもイイ娘でしたしねぇ。美しいし。出来れば共闘して欲しいって願ってましたよ。
おっしゃるとおりで、悪の組織が良かったですよね。人間のどす黒さであり、欲望や葛藤がガッツリと盛り込まれていて、物語でも緩急の付けどころが抜群に上手かった。
エログロも含めて「花とゆめ」の中でも「大人」な作品でしたね。私はネンネちゃんな部類だったけれど、いつもツルンでいた友だちって早熟だったんだなーって今しみじみ思ってます。確かに勉強も出来る頭の良い子たちばかりで、彼女たちのお勧めは奥深いテーマが盛り込まれていた作品が多かったかも。やっぱり大人が作るアニメや漫画をキチンと読解してただけあるなって思いますわ。
残念ながら『ラブ・シンクロイド』は読んでいませんが、柴田作品は”現在ならば”アニメでも表現ができそうだし、ウケそうな感じがします。もちろん主なターゲットは当時の読者って感じだけど(笑)
脱線に脱線でお答えしました。
投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/08 09:43
■くろねこさん、こんにちは
花鹿のニッコリ顔の連発には「うはは」だったけれど、アニメに関してはけっこう寛容なんです(笑)
丁寧に作られているのが分りましたしねw
今後も作画が乱れないと良いですねー。
何故、今、樹作品が?・・という疑問は私もアニメ化決定から思っていたこと。樹さんがインタで答えられているように、昔の日記を読まれている感じというのも分りますよね。ご本人も戸惑ったとのことですし。
だけど、そう、見事に「イケメンブーム」に合致するんですよね~。さらに花鹿が少年ならばドンピシャだったかも、ですよね(爆)
投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/08 09:49