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2009/03/30

がんだむの科学♪その⑤ (最終回)

Gundam_kagaku5 「ガンダムの科学」第5回目は、ロボットとモビルスーツのお話。
今更言うまでもないことだが、『ガンダムはロボットではない。モビルスーツである』。コレ重要なポイント。でもこれを言うと、決まってロボットアニメに興味のない方々には「オタク」の烙印を押されることになる。まぁ、そんなことはもはやどうでも良いのだが、実は私も”ロボット”と”モビルスーツ”の明確な定義を語ることが出来ない。よって違いを質されても、とりあえず「とにかく、ガンダムはモビルスーツなの」と言うだけだcoldsweats01。 一応「ガンダムはモビルスーツだが、モビルスーツがガンダムではない」とか、「モビルスーツは人型で、モビルアーマーは人型ではないもの」という程度ならば説明できるのだけどー。

この「ガンダムの科学」を執筆された鍛冶真太郎氏は、高校時代に『ガンダムはロボットではない』といった論文を雑誌に投稿したとのことだ。また、♪スーパーロボット マジンガーZ♪と唄われている”マジンガーZ”でさえロボットではないらしい。実際の日本ロボット学会の用語集による、本来の”ロボット”とは「自動制御」と「プログラム」が必須であり、これらのように終始人間のコントロールを必要とするモノは”ロボット型兵器”でしかない事になるようだ。
アニメ評論家(?)の岡田斗司夫さんは、作品を解説する上で「ロボットアニメには”スーパーロボット”と”リアルロボット”の2種類がある」といつも前置きされており、私などはその定義から”ロボット”と”モビルスーツ”の違いを何となくで捉えていた感じだったが、学会の定義を鑑みると、いずれも”ロボット”ではないことになり、目がら鱗が落ちた今回だった。(※ここで引きあいに出したばかりに”スーパーロボット”と”リアルロボット”の分類が無意味のようになってしまったが、別の意味ではとても重要な分類であることは補足して置きたいと思う)。
どうやら学会の定義で確実に”ロボット”の分類に入るとしたら”アトム”に”ドラえもん”などで、ガンダムの中では”ハロ”なら間違いなく、といったところだろう。・・とはいえ、アニメや特撮のおかげでほとんど曖昧になってしまっている”ロボット”の定義。今更、「鉄人28号」が「ロボットではない」とか言われても混乱するばかりだろう。ガンダムファンとしては、「ガンダム」はあくまで”モビルスーツ”と主張するものの、何が”ロボット”であるかは個人の自由の範疇ってことにして、厳密に言及する必要のないものにしたい気がする私だ。

アニメでも現実でも、ロボット開発の最先端を行く日本。「00」の設定では建設用の重機を兵器化させたモノがモビルスーツになったとのことだ。となれば、元は人間の利便性を求めて開発されたロボット技術が軍用に転化されることが現実に無いとは言い切れないことになる。”アシモ”でさえやっと走れるようになったこの頃で、「”アシモ”、カワイイ~」程度ではまだまだだが、ロボットの定義では「人型である必要はない」がある。この記事もロボットの軍事利用を懸念する文章で〆られていたが、本当に”オートマトン”のような殺人ロボットが密かに開発されていないことを祈るばかりだ。

以上で「ガンダムの科学」は終了。面白かったのに全5回で終了とは残念な限りだが、またいつか、材料がそろった時にでも再開してくれることを期待したいと思う。

※関連
「がんだむの科学♪」「がんだむの科学♪その②」
「がんだむの科学♪その③」「がんだむの科学♪④

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コメント

SFの定番用語としてアンドロイドってのもありますよ…なんていうと更に混乱しますよね。
昔はロボットとアンドロイドの違い…なんてので物議を醸したもんです。
そっちの分類だとアトムはアンドロイド、ドラえもんはロボット?でも人型に見えなくもないなあ…
富野系アニメでの“ロボット”たちのことを登場人物たちは「ヒトガタ(人型兵器)」って連発してるのが多かったですが、その呼び方が一番マトを得ているように思います。
富野アニメ全盛の頃は作品が変わるたび人型兵器の呼び名を変えてるのも苦労のあとが見えて楽しかったですね。

建設用の重機が…と聞くと元祖は『ザブングル(漫才コンビではないぞ、若人たちよ)』のウォーカーマシン、最近ではレイバーですわね…って。ゑ〜!? 00ガンダムは重機から発展したんですか!?えらい綺麗やおまへんか。
オートマトンとまではいってなくても、無人偵察機は今フツーに使われてます。だからあるでしょうね、試作機くらいは。
兵器への転用もですが、逆もありますよね。ビデオカメラなんかで人の顔を追いかけたりする機能は、もろに殺人兵器の自動照準装置の平和利用ですし。
アニメの『プラレス三四郎』では、小さな競技用ロボットの技術をかたや軍用に、かたや義手義足などの平和利用にと二律背反のテーマに当時の私は身が震えました。

ところでビームサーベルわぁああ?ここで終わるなんておぢさんは納得いきませんわっ。

投稿: よろづ屋TOM | 2009/03/31 13:06

■よろづ屋TOMさん、こんにちはsun
アンドロイドかぁ・・・ありますね、そういえば(^^)
でも、そうそう、混乱するのでやめましょう(笑)
それにしても、TOMさんは色々な談義を重ねてらっしゃるのですねぇ。なんだか話し合えるお仲間がいらして羨ましいです。
私などは、広く浅くなものですから、突き詰めてはなすようなことって殆どありませんから。(SEEDがらみではかなり深く語り合ったものですが)

>ザブングル
見てはいませんが、わたしが知っている「ザブングル」はアニメです(笑)どんくりまなこな主人公の顔ならば浮かびますよ(^^)

>ゑ〜!? 00ガンダムは重機から
うーん、記事にそう書いてあるのでそうなのでしょうが、でも、「00」でのガンダムはソレスタルビーイング(イオリア)が独自開発したものですから、重機うんぬんからの発展ではないかもです。どの勢力のMSとも似てませんでしたし。

>兵器への転用もですが、逆もありますよね
紙一重、ってことなのでしょうね、科学技術とゆーものは。
「ダイナマイト」から始まった相互利用。どうして平和利用だけで終われないのか。簡単なのに難しいお話ですね。

>ところでビームサーベルわぁああ?
あはは。残念でしたね。
せいぜいレーザーメスがイイトコでしょうし、現実にまだ開発されていない技術では無理ってことでしょうか?

投稿: たいむ(管理人) | 2009/03/31 21:48

ふた昔前ね。まだNiftyがインターネット事業に乗り出した頃、まだNiftyはパソコン通信が主流で、『フォーラム』と呼ばれる公開掲示板がテーマや趣向ごとに無数にあったんです。
それらの板ひとつひとつに正式な管理人とサブ管理人がいて、さらに部屋を盛り上げるアシスタントが複数おりまして。
不正な書き込みや不適切な表現をする人はひそかに勧告、さらに警告、最悪の場合はNifty強制退会の処分さえあったほどにお行儀やマナーに厳格でしたので、安心して参加できたのです。

そこではホントにいろんな勉強をさせていただきましたよ。生きるチカラもいただきましたしね。
ブログ主流になってしまってから、なくなってしまったのが本当に残念です。

だから今はもう、私も話し相手はたいむさんやエクスカリバーさんなど、ブログで知り合った方たちだけですよ。
だからこれからもよろしくお願いしますね〜〜

ところで平和利用がなぜできないか、の話は『SEED』でデュランダルが「企業やねんから金儲けせんとアカンからやんけ」みたいなことをゆーてたような。あれを聴いたときは「土6の時間帯でよおゆうた!」と膝を打ったと同時に真理すぎてさすがに現実として寒くなりました。

投稿: よろづ屋TOM | 2009/04/01 01:34

■よろづ屋TOMさん、こんにちはsun
ニフの『フォーラム』の話は色々な方から聞いています。皆さん口をそろえて残念がっているので、余程楽しい場だったのでしょうね。今では掲示板がその役割なのかな?某所でのマナーなどは最低最悪になり下がってしまっている印象がありますけど。

私もカウントしていただけるとは嬉しいですね♪TOMさんにとってはちっとも有益な事など無いでしょうに、有り難いことです(^^)コチラこそこれからも宜しくデス。

>デュランダルが「企業やねんから金儲けせんとアカンからやんけ」
言ってましたねぇ。私もアレは凄いなって思いましたよ。
私は「SEED」でのストレートなセリフって好きです。でも、内容はかなり変化球で、分る人にしか解らないという部分が多すぎて困るのですわ(^^;

投稿: たいむ(管理人) | 2009/04/01 19:19

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