機動戦士ガンダム００ 2nd.（＃18）

第18話：「交錯する想い」
ブレイク・ザ・ミラーから４か月後。全てがテロの仕業とされ、連邦大統領より軍事行為に関する指揮権の一切がアロウズに委譲、事実上連邦軍はアロウズの支配下となった。けれど、あれだけの人々が関わった事件。どんなに情報統制を敷いたところで、人の噂に戸は立てられないもの。いずれ全てが暴露されることになるんだろうなぁ。まずそのひとつがラジオから流れはじめた”マリナと子供たちの歌”かな？誰の仕業だろうね？

【今回のお話】
(1)「第2メメント・モリ」完全破壊ミッションを完遂させるトレミー及びガンダム。・・・第1ではアレだけ手間取りながら、今度はトランザムライザーであっけなく。こうなると第1でトランザムライザーを温存した意味ってあったのか？
(2)連邦内のクーデター派は一掃され、援護に参加したカタロンも人的損害は甚大。ほんの4か月では体制の立て直しもままならない状態だ。離散し隠れ家に身をひそめるクラウスら。・・・彼らの役目はアロウズと戦うことではなく、一般市民との対話なんじゃないかな？
(3)セルゲイの死によって再びソーマ・ピーリス化するマリー。・・・あまりのショックの大きさに心が引き裂かれてしまったようだ。アレルヤの憂いを鼻にも掛けず、率先して戦いに挑むソーマ。おかげでアーチャーアリオス完成！
(4)リボンズからストレートに真実と図星を指摘され、反抗心を漲らせる王留美。・・・否定できないだけに「愚かな人間の代表」と見下されたら誰だってムッとするもの。プライドの高い王留美ならなおのこと。格が違うと言われたリジェネも何やら裏でごそごそと活動。リボンズにはどれも想定内のことにも思うけど、窮鼠猫を噛むってね、さてさて。
(5）刹那の傷は、疑似GN粒子の影響で身体は蝕まれ続けられている模様。しかし進行は緩やか。・・・００トランザムでのGN粒子が中和するとか言いそうだなぁ～。「切り札はガンダム...」にも通じるし。まだ他にも隠し玉があったらそれはそれで凄いけど。
(6)アロウズに位置特定される頻度が高くなっているトレミー。ベーダ奪還作戦を決行する時が来たようだ。・・・ベーダの所在はイノベイターから掴むつもりだったようだけど、リジェネのリークからその必要はなくなったかな？
(7)アニューとライルの公認カップル誕生。・・・アニューは本当にイノベイターとしての自覚がなかったようだ。共にいることが多くなったライルは何かを察しているようだけど。なんだかライルに死亡フラグを感じるなぁ。「ロックオン」の名前って不吉？

艦内にて（アニューの）脳量子波に反応するソーマ、そして刹那。刹那はニュータイプだったか（＾＾；。OOトランザムの粒子の万能性は果たしてどこまで行くのか・・・。

ブレイク・ザ・ミラーとセルゲイの死は様々な余波を残した。善良なマネキン大佐はアロウズから出奔し、ルイスとアンドレイは傷の舐め合いコンビとなって自己正当化するのみ。イノベイターも微妙に不協和音を奏ではじめ、沙慈はルイス奪還のために戦う決意をする。最終決戦に向かってお膳立てが整い始めた感じ。
発信シークエンスでは愛する人や想い人の名を呟くそれぞれだけど、ティエリア：「ヴェーダ」、刹那：「ガンダム」には、もはやお約束過ぎて微笑ましく思ってしまうなぁ。・・・でも、大ピンチのマリナ姫。刹那に声が届いたりしないのかな？