« じゃすと・IN・たいむ(1/27号・・映画エウレカ・漫画切手ほか) | トップページ | 根性キャベツ! »

2009/01/28

「チェ 39歳 別れの手紙」みた。

Che39 「チェと共に革命を体験すること」に徹底的にこだわったソダーバーグ監督というが、どちらかといえば、PART2である『39歳別れの手紙』のほうが、より「チェ・ゲバラ、革命の旅」の追体験であり、また、未だに理不尽や不正が横行する世界の実態における根源やカラクリ、変わらない理由を見たような気がした。でもそれはPART1の『28歳の革命』があってで合わせ技。とにかく、エルネスト・チェ・ゲバラは、最期まで純粋に気高き人だった。
(以下、若干内容に触れているのでご注意ください)

冒頭、キューバからチェ・ゲバラが姿を消したという説明が(字幕で)なされ、カストロによって「自分の革命の旅は、あらゆる南米大陸の自由の獲得するまで終わらない」との内容が記された、チェ・ゲバラ別れ(決意)の手紙が公表されるところから始まった。
『28歳の革命』ではチェ・ゲバラの人物描写があまりにも客観的で良く解らなかった彼自身の正義や覚悟だったが、今度は「自らに課された使命」と言うかの強烈な意思がビンビン伝わってくるように感じられ、ヒューヒューとなかなか治まらない喘息の発作に耐え続けながらも、人々の支援と発起を待ち、諦めない彼の姿に計り知れない気力と信念の強さを感じた。
キューバ革命から約10年。南米は革命以前とまるで変わらない部分と、大きく変化を遂げた部分とが混在していた。また、かつては苦湯を呑まされたアメリカも、同じ轍は踏むまいと対策を講じており、明らかに以前とは何かが違っていた。
チェ・ゲバラに誤算があったとしたら、おそらくそれらを掌握できなかったことだろうか。中でも一番の誤算は、当事者にあたる人々の支援が得られなかったこと。キューバ革命の過程では、農夫らが次々にチェ・ゲバラの元に集まり、彼の魅力からもどんどんと部隊は膨れ上がっていった。しかし今回は減る一方。政府の圧政と暴力に苦しめられながらも人々は”武装闘争”を嫌った、生活の場の破壊を怖がった、それが理由。変わらず農夫には敬意を払っても、どんなに「悪政を正し、誰もが安心安全に暮らせる国を!」「学校や病院を作ろう!」と正しき事を訴えても、基本が”武装闘争”である限り・・・なのだろう。
それによってゲリラは孤立無援化が進み、遂にチェ・ゲバラも捕らえられてしまう。それでも、最後まで人々を憎まなかったチェ・ゲバラ。「神を信じるか?」と問われ、「人間を信じる」と答えたチェ・ゲバラ。革命の失敗は悔しかっただろうに、信任が得られず失敗に追い込んだ人々に対しては「政府の嘘を信じたのだろう」と、負け惜しみではなく、あくまでも”悪しき政府”を非難したチェ・ゲバラ。嘘を嫌い、最後まで己の正しさを信じ続けていた彼だった。・・・これはキツいなぁ。
ゲリラをボリビア軍に売る村人や農夫には「なぜ?」と思いたくなったが、最近良く聞く「破壊からの再生」という言葉に、理屈は解るが同意しきれない私であり、やはり”武装闘争”こだわるチェ・ゲバラを支持しきれない私であることを思い出す。私も彼らと同じなのかもしれない。こうした曖昧さが良くない現状維持を助長し、良くないと思いながらも、何もしないから何も変わらないし、変えられない。変わるはずがない。そんな事実に情けなくなるが、なんだか分った気がした。

やはり「28歳の革命」と「39歳の別れの手紙」は一つの作品。成功と失敗、生と死、対になる両方を見て漸く解ることがあるよう思った。

総評:★★★★☆++  好き度:★★★★☆  オススメ度:★★★★☆

| |

« じゃすと・IN・たいむ(1/27号・・映画エウレカ・漫画切手ほか) | トップページ | 根性キャベツ! »

コメント

チェ・ゲバラとフィデル・カストロ。
この2人がいたからこそキューバ革命は成功したと思います。
ならばボリビアでの革命が進まなかったのはフィデル・カストロのような人がいなかったからだと思いました。

革命は一人ではできませんが、一人一人が動かないとできない。そんなメッセージを感じましたよ。

投稿: にゃむばなな | 2009/01/31 18:21

■にゃむばななさん、こんにちは
革命に知力・行動力のある指導者的存在は不可欠ですが、最も底辺にある大多数の支持をより多く得られなければ、どんなカリスマでも成功は難しいと思っています。
「タイミング」が革命成功最大の秘訣みたいですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/01/31 18:46

こんにちは♪

孤立無援の中でも自分の信念を貫き通す
強い精神等に、一部ではあまり語られて
いなかったカリスマ性を見出すことが出
来たし、それ以上に
>武装闘争こだわるチェ・ゲバラを支持
 しきれない
が、ボクの中でも大きく占めてるんですよね。

たいむさんが(↑)のコメントで述べてる
>「タイミング」が革命成功最大の秘訣
これも同意見です!
コンゴ&ボリビアの失敗を見るとゲバラは
時流を読めなかった感じがしました。

まぁ何はともあれ好、悪印象ない交ぜに
なってしまいましたが、本2部作は観てヨ
カッタと思える作品でした♪ (゚▽゚)v

投稿: 風情♪ | 2009/02/01 00:01

■風情♪さん、こんにちは
>時流を読めなかった感じ
私もコレに尽きると思うんですよね、失敗は。
誰であって、この時期では無理だったんじゃないかな?って。
キューバ革命も、古くはフランス革命でも、その瞬間に全ての条件が揃っていたからだと思うのです。何一つ欠けても革命なんて成し得ないのでしょうね。

分ったような解らないような・・という2部作。私も見て良かったです。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/01 09:50

こんばんは。
名前と顔しかしらなかった人なので、
たとえその地で死を迎えようと、わたしはてっきり、
ボリビアでもなんらかの功績があったのだと勝手に思っていて…
何か事を起こす前にどんどん孤立して、散り散りになって…だなんて、
呆然としながら観てました。

武装闘争以外に道を知らない、でも、純粋に人を信じ、人のために生きようとした男、
その人生を見届けたような気がして、無音の終幕をぽか~んと観てました。

投稿: 悠雅 | 2009/02/02 01:10

こんにちは♪
見て良かったと思える二部作でした。
カリスマ革命家はどこにでも通用するのかと思いきや、さにあらず。
所変われば人も変わる。
ちょっとした誤算がだんだん大きなほころびとなっていくのを息が詰まる思いで見つめていました。
何よりも貧しい農民の心を変える事ができなかったのは辛かっただろうな。
目標を見失う兵士が続出し士気が落ちる中で、一人だけ己が身を奮い立たせていたであろうチェに心を寄せてしまいました。

投稿: ミチ | 2009/02/02 12:16

■悠雅さん、こんにちは
私は、多少知識を入れて「39歳・・」に臨んだので、失敗は分かっていましたし、おかげで死へのカウントダウンを見ている気がして中盤から辛くなりました。

本当に純粋な人でしたね。
無音は一瞬事故かとも思いましたが、そういう演出だったと思うと感慨深くなります。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/02 20:42

■ミチさん、こんにちは
私も見て良かったな~って思いました。
今なら28歳と39歳を続けて見られるんですよね。(辛いからしないけど)

>所変われば人も変わる。
まさしく!!
空回りしはじめ、悪循環が起こり・・・と見ているのが辛かったです。
人間を信じると言いきった彼のことばが印象的でした。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/02 20:47

たいむさん、こんばんは!

ゲバラにとってキューバ革命の成功は強烈な体験だったのだと思います。
それは自分の信念を強く補強したような気がします。
そのためボリビアではキューバとは異なる状況と、彼の信念、認識の間にズレが生じていたのでしょう。
状況に合わせて変化するには、ゲバラは自分の信念に忠実すぎたのかもしれません。

投稿: はらやん | 2009/02/02 22:45

こんにちは。
本日鑑賞してきました。

前編と後編・・・
まさに成功と失敗でしたね。

無音のエンドロールで余韻に浸ってしまいました。

投稿: BROOK | 2009/02/03 14:30

■はらやんさん、こんにちは
>状況に合わせて変化するには、ゲバラは自分の信念に忠実すぎたのかもしれません。
そうですねー。純粋だなーってとにかく思いましたから。
いつも理想と現実の狭間にいた人なのかもしれないって、なんとなく思います。


■BROOKさん、こんにちは
対照的な28歳と39歳でしたね。
連続して見ていたら、もっと切なくなったかもしれません。

無音のEDロールは思い切った演出でしたね(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/03 16:50

たいむさん、こんばんは。
この2部作をきちんと劇場で
続けて見ることができてよかったです。

28歳ではわけもわからず。。ただ、疲れたんですが
この39歳は、辛かったぶん、感情移入してしまいました。
彼は、なぜ、あそこまでする必要があったのか。

自分の暮らしと言うものを捨て、
ジャングルを空腹で歩き回り、
仲間を殺され、ぜんそくで苦しみ。。。

そして、デルトロはなぜ過酷な撮影に耐えたのか?

信念と言う精神力で、人はこんなことまでできるものなんですねぇ~~。

投稿: mariyon | 2009/02/07 00:09

■mariyonさん、こんにちは
>そして、デルトロはなぜ過酷な撮影に耐えたのか?
ソコですか!!(笑)

信念でここまでできちゃう人ってスゴイとしか言えませんよね。
私もこちらはかなり感情移入しながら見ていました。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/07 17:32

こんばんは!たいむさん☆

後編は辛かったですねー。
なんだか、もう疲れてを感じてしまいました。
2部作だったので観れて満足というか
知るきっかけになって良かった!と思いました。


投稿: こべに | 2009/02/09 19:56

■こべにさん、こんにちは
どうしてそこまでできるのだろうーって切なくなりましたね。
明暗という2部作ですし、見るならはセットで見たい作品ですね。
私も良いきっかけになりました。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/09 21:00

こんばんは

第一部だけ見ると、「やっぱ武力無しでは革命は成しえないのかなー」と思っちゃいますけど、第二部を見ますと「武力だけではダメなんだな」ということがよくわかりますね
そういう意味でも両方見ないといけない作品ですよね。前編でギブアップしてしまった方もわりとおられるようですが・・・

純粋な善意から出た行動も、「ありがた迷惑」としか受け取られないことってけっこうありますよね
それでもその人のためと思ってやり遂げるべきなのか、受ける側の気持ちをくむべきなのか・・・ むずかしいところであります

ただ、チェ・ゲバラは思想・主義を越えて一人の人間として、大した人物だったんだな・・・と改めて思いました

投稿: SGA屋伍一 | 2009/02/15 18:11

■SGA屋伍一さん、こんにちは
>「やっぱ武力無しでは革命は成しえないのかなー」と思っちゃいますけど、第二部を見ますと「武力だけではダメなんだな」
そうですねー。武力闘争にこだわる理由がやっぱりまだ分らないのだけど、
「想いだけでも、力だけでもダメなのです」なんて言葉を思い出して、「力」も必要なのだとおもってしまうところです。
SEEDってほんと名ゼリフが多い作品ですよね(^^)

>チェ・ゲバラは思想・主義を越えて一人の人間として、大した人物
みんな何かに縛られて生きてるんですよね。その方が楽だから。チェの姿から、「人間を信じる」って自由なんだなーってつくづく思うのでした。

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/15 21:14

たいむさん、こんばんは^^
相変わらず、アップの遅い私で今頃の
コメントですみません(^^ゞ

私も映画を観ている観客としては、農民のために
一生懸命なゲバラを裏切るのはなぜ?と観ていたのですが
当事者となったなら、やはり武力闘争は怖い感じがして
そのような行動もとるかもしれないと思いました(^^ゞ

前後編を通じてひとつの作品ですよね。
ゲバラの明と暗、生と死を観てきて、ゲバラが
今でも人々に愛されている魅力がわかったような
気がしました。。。

投稿: ひろちゃん | 2009/02/19 02:41

■ひろちゃん、こんにちは
何時でも歓迎しますのでごゆっくり♪

そう、何で立ち上がらないの?と思ってしまいそうになるのだけど、綺麗事済まないのも事実。苦しいけれど、今より良くなる絶対の保証はないわけで、躊躇したり、楽な方へ逃げる気持ちもわかりますよね。

「28歳」でもういいか~と思った人も少なくなさそうですが、併せてみてナンボの作品って気がしますね。チェの一生というにはまだまだ足りない気もしますが(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2009/02/19 16:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「チェ 39歳 別れの手紙」みた。:

» チェ 39歳 別れの手紙 [象のロケット]
1965年、キューバから忽然と姿を消したゲバラ。 様々な憶測が飛び交う中、カストロはキューバ共産党中央委員会の場で、彼の残した“別れの手紙”を公表する。 ゲバラはキューバでの地位や市民権をすべて放棄し、再び革命の旅への準備を進めていた…。 ≪革命には、勝利か、死しかない≫ 実在の革命家が本気で世界を変えようとした姿を描く闘いのドラマ。... [続きを読む]

受信: 2009/01/29 20:21

» 「チェ 39歳 別れの手紙」そして彼は、“英雄”になった。 [シネマ親父の“日々是妄言”]
[チェ・ゲバラ] ブログ村キーワード 記事投稿日時 2009年1月20日 2:06 ※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始1週間後まで固定。  『2009年は、「チェ」と「チェ」で始まる…』という予告編でもお馴染み、“2つのチェ”の2つ目、前作「チェ 28歳の革命」に続く2部作の終章。「チェ 39歳 別れの手紙」(ギャガ・コミュニケーションズ/日活)。39歳で、その生涯を閉じたチェ・ゲバラの最期の戦いを、克明に重厚に描き出しています。  キューバ革命の成功後、チェ(ベニチオ... [続きを読む]

受信: 2009/01/30 10:06

» Che: Part Two (2008) [アヤは観た。]
邦題:チェ 39歳 別れの手紙 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ベニチオ・デル・トロ、ベンジャミン・ブラット、フランカ・ポテンテ、ルー・ダイアモンド・フィリップス、カリル・メンデス、ジュリア・オーモンド、エドガー・ラミレス、カタリーナ・サンディノ・モ....... [続きを読む]

受信: 2009/01/30 13:03

» 『チェ 39歳別れの手紙』 [めでぃあみっくす]
エルネスト・チェ・ゲバラ。キューバ革命を成功させた伝説的英雄。しかし決して英雄視してばかりではいけない真の革命家。スティーブン・ソダバーグ監督が『28歳の革命』よりも伝えたい要素を詰め込んだというこの作品は、チェ・ゲバラの内面に客観的に迫る一方で、彼が残し....... [続きを読む]

受信: 2009/01/31 18:24

» チェ 39歳 別れの手紙 [江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽]
 フランス&スペイン  ドラマ&伝記  監督:スティーヴン・ソダーバーグ  出演:ベニチオ・デル・トロ      ベンジャミン・ブラット      フランカ・ポテンテ      ルー・ダイアモンド・フィリップス 【物語】   1965年、キューバ革命に多大な功績...... [続きを読む]

受信: 2009/01/31 23:46

» 「チェ 39歳別れの手紙」 ドキュメンタリー以上に乾いた視線 [はらやんの映画徒然草]
やっぱりソダーバーグ監督とは相性が良くないというのを再確認したという感じがします [続きを読む]

受信: 2009/02/01 20:10

» 「チェ 39歳別れの手紙」民衆の支持と支援を得られず散った革命家の革命に生きた戦い [オールマイティにコメンテート]
「チェ 39歳別れの手紙」はチェ28歳の革命の続編でキューバ革命に成功したチェ・ゲバラは1965年にキューバを離れボリビアで革命ゲリラ活動を開始するが、ボリビアの内部から支援を得られず、内部から脱落者や逃亡者などが続出して苦戦の連続の中でついに捕まり処刑され...... [続きを読む]

受信: 2009/02/01 22:37

» チェ 39歳別れの手紙 [LOVE Cinemas 調布]
前作『チェ 28歳の革命』でキューバ革命成功までを描き、本作ではその後、チェ・ゲバラがボリビアに渡り反政府ゲリラの指導者として処刑されるまでを描いている。主演と監督ははもちろん前作同様ベネチオ・デル・トロとスティーブン・ソダーバーグ。注目の後編です。... [続きを読む]

受信: 2009/02/02 00:08

» チェ 39歳別れの手紙 [悠雅的生活]
わたしは 人間を信じる [続きを読む]

受信: 2009/02/02 00:50

» も一回「革命」見なきゃ(泣)~「チェ・39歳 別れの手紙」~ [ペパーミントの魔術師]
ちょっとツッコミいれていいですか~~? めっちゃ古谷一行に似てると思ったのは ワタシだけですか~~~。特にこの画像。(笑) スイマセン、こんな切り口でしか書けなくて。 [続きを読む]

受信: 2009/02/02 01:43

» 【100.0Kg】 「チェ 39歳 別れの手紙」を観てきました♪ [街のクマさん 炎のダイエット日記]
こんばんわ♪ 日付が替わってしまいましたが、せっかく今日の分まで追いついたので書いてしまいますね。 [続きを読む]

受信: 2009/02/02 01:49

» 映画 【チェ 39歳別れの手紙】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「チェ 39歳別れの手紙」 チェ・ゲバラを描いた歴史ドラマ二部作の後編。 おはなし:1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかし、彼は変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが・・・。 第1部の『チェ 28歳の革命』同様、かなり淡々としていて、決して分かり易いとは言えません。時系列に沿った流れではあるものの、チェという人物に興味がなければかなり... [続きを読む]

受信: 2009/02/02 12:12

» チェ 39歳 別れの手紙 [Akira's VOICE]
目を閉じないで,見届けよう。   [続きを読む]

受信: 2009/02/02 16:30

» 劇場鑑賞「チェ39歳別れの手紙」 [日々“是”精進!]
 「チェ39歳別れの手紙」を鑑賞してきました「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、孤高の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの半生とその人間像に迫る伝記ドラマ2部作の後編。本作では、ゲバラがカストロと袂...... [続きを読む]

受信: 2009/02/03 14:20

» 映画:チェ 39歳 別れの手紙 [よしなしごと]
 チェ 28歳の革命を観て20分後にその続編である“チェ 39歳 別れの手紙”を観ました。そう、今回の試写会は一気見試写会なんです。(共通公式ホームページはこちら。) [続きを読む]

受信: 2009/02/04 00:54

» チェ 39歳 別れの手紙/CHE PART2 [いい加減社長の日記]
先週公開の映画の中で、最後に残った「チェ 39歳 別れの手紙 」。 月曜日に、溜まっていたポイントで観てきました。 「UCとしまえん 」は、平日だと普通なのかな。 「チェ 39歳 別れの手紙 」は、中くらいのスクリーンで、1割か。 (C) 2008 Guerrilla Fil... [続きを読む]

受信: 2009/02/04 07:20

» 『チェ 39歳別れの手紙』を観たぞ〜! [おきらく楽天 映画生活]
『チェ 39歳別れの手紙』を観ました『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る伝記ドラマ2部作の後編です>>『チェ 39歳別れの手紙』関連原題: ...... [続きを読む]

受信: 2009/02/05 08:06

» 辛過ぎる後編。『チェ 39歳 別れの手紙』 [水曜日のシネマ日記]
伝説のカリスマ的革命家チェ・ゲバラを描いた歴史ドラマ2部作の後編です。 [続きを読む]

受信: 2009/02/05 14:58

» *チェ 39歳 別れの手紙* [Cartouche]
{{{   ***STORY*** 1965年3月、チェ・ゲバラは忽然と姿を消した。様々な憶測が飛び交う中、カストロはキューバ共産党中央委員会の場で、ゲバラの手紙を公表する―。彼は再び、革命の旅を始めた。変装したゲバラは、1966年11月ボリビアに入国する。そこは大統領の独裁政権のもと、農民やインディオたちは圧政と貧困にあえいでいた。ゲバラのもとに次々と革命に燃える戦士が集まるが、ボリビア共産党の援助が絶たれ、ゲリラ軍は孤立していく…。    gooより}}} 20世紀最大の革命家と呼ば..... [続きを読む]

受信: 2009/02/06 18:00

» 7年越しの答えは?「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」 [茅kaya日記]
JUGEMテーマ:映画 「28歳の革命」を観たとき、感想も浮かばないほど このドキュメンタリーよりドキュメンタリー的な映画に すっかり疲れてしまった。 そして、「39歳別れの手紙」。 この作品を観ることで、この映画が伝えたかったものが すこしわかったような気がする。 ... [続きを読む]

受信: 2009/02/07 00:02

» チェ 39歳 別れの手紙 [Movies 1-800]
Che: Part Two (2008年) 監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ベニチオ・デル・トロ、ヨアキム・デ・アルメイダ、フランカ・ポテンテ アルゼンチン人の革命家チェ・ゲバラの後半生を描いた2部作の後編。 キューバでの楽な生活や家族を捨て、ボリビアに渡り、軍事政権打倒を目指して、山中でその準備に励むゲバラの姿を描く。 キューバのときとは違い、革命軍に統一感はなく、当てにしていた共産党の支援も受けられず、挙句の果てには農民にも見放され、革命の第一歩を踏み出すことのないまま、政府軍に捕らえ... [続きを読む]

受信: 2009/02/08 01:04

» チェ 39歳 別れの手紙 [だらだら無気力ブログ]
フィデル・カストロとともにキューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラの 半生をスティーヴン・ソダーバーグ監督がベニチオ・デル・トロ主演で 描いた伝記ドラマ2部作のうちの第2作。 キューバ革命後、ボリビアでの革命運動を起こしてから戦い敗れて、死に 至る過程を描く。..... [続きを読む]

受信: 2009/02/08 01:46

» チェ 39歳 別れの手紙  [今宵、サムソン・マスマスラーオの映画座で]
    = 『チェ 39歳 別れの手紙』  (2008) = 1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。 しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。 そして、ラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが・・。 {{{: 製作国/フランス : スペイン  Guerrilla  (133分) 監督: スティーヴン・ソダーバーグ 製作: ローラ・ビック..... [続きを読む]

受信: 2009/02/08 21:05

» 映画「チェ 39歳 別れの手紙」 [FREE TIME]
映画「チェ 39歳 別れの手紙」 を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2009/02/08 22:51

» チェ39歳別れの手紙■何故、革命は起きなかったのか? [映画と出会う・世界が変わる]
「28歳の革命」がキューバ革命の成功への高揚していったのに対して「39歳別れの手紙」は黄昏のムードである。キューバに別れを告げ、ボリビアへ渡った彼を待ち受けていたのは軍事政権とその下での貧しい人々。革命が起きる下地はあるが、ここでは条件が欠けていた。それは...... [続きを読む]

受信: 2009/02/09 08:44

» チェ39歳別れの手紙 [いとしこいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~]
チェ39歳別れの手紙 2/4(水)TOHOシネマズ 冒頭でカストロが読み上げるゲバラの手紙にぐっとくる。 続編公開になってから2本イッキ観しようかとも思ってたけど、やっぱ前編を見終わったあの自分のテンションのままでこの冒頭のシーンに入りたかった。 前編は淡... [続きを読む]

受信: 2009/02/09 19:50

» チェ 39歳の別れの手紙/スティーブン・ソダーバーグ/ベニチオ・デル・トロ [永遠の夕暮れ]
チェ 28歳の革命に続き、チェ 39歳の別れの手紙が公開されました。 [続きを読む]

受信: 2009/02/10 21:23

» チェ 39歳の別れの手紙 [利用価値のない日々の雑学]
第1部「チェ 28歳の革命」のレビューでの懸念が、筆者に取ってはそのまま反映した鑑賞になった。なぜ、今、この時期にゲバラなのか。そもそも1本の作品を2分割することによって得られる効果はあるのか。ゲバラが革命を通して生涯残したたかった事を作品で表現できたのか。総括してこの3つの疑問に対し、やはり、作品を2分割してしまったことは大いなる間違いであったし、作品としてのゲバラの探求も十分出来ていたにも関わらず、これも2部構成にしたためにエモーショナルラインを途中で遮断されたしまったことで、第2部はリスク... [続きを読む]

受信: 2009/02/11 19:30

» 『チェ 39歳別れの手紙』 [自由の森学園図書館の本棚]
映画『チェ 39歳別れの手紙』を見ました。『チェ 28歳の革命』と対をなす作品でした。 最後まで自分の信ずるところを枉げずに生きるチェ・ゲバラの姿が印象的でした。孤立して、悲惨な道をすすんでいくことになるのだけど、やっぱりかっこ良い。 権力・抑圧者(アメリカ・ソ連の両大国)に尻尾を振っていれば、キューバでそれなりの生活ができたはずです。でもそれは我慢ならない、ということでチェ・ゲバラは、キューバを飛び出し、貧困と抑圧に苦しむ国々へ向かいます。 しかし、ボリビアでは、ソ連の圧力を受け... [続きを読む]

受信: 2009/02/11 21:44

» 「チェ 39歳 別れの手紙」革命の旅に生きる [soramove]
「チェ 39歳 別れの手紙」★★★☆ ベニチオ・デル・トロ 主演 スティーヴン・ソダーバーグ 監督、2008年、133分、スペイン、フランス 「共にキューバ革命を戦った友、 カストロに宛てて書いた別れの手紙は、 チェ・ゲバラの遺言のようだった」 医学生だった頃、 友人とバイクで南米各地を旅し 貧しい暮らしをしている農民を多数目にして、 持つものと持たざるものの現実を知り、 そして革命に立ち上がったひとりの男。 彼はキューバ革命を助け 一番輝かしい党... [続きを読む]

受信: 2009/02/11 23:18

» チェ 39歳別れの手紙 [Sweetパラダイス]
キューバ革命を成してのち姿を消したゲバラについてごまかし切れなくなったカストロが彼の「別れの手紙」を読み上げるところから 映画は始まる。最初の方は状況がつかみにくかった「28歳」に比べ仕掛けがないぞ切なすぎてもう観てて嫌になってきたぼうっとなったりむな...... [続きを読む]

受信: 2009/02/14 20:06

» ゲバラ FINAL WARS スティーブン・ソダーバーグ 『チェ 39歳 別れの手紙』 [SGA屋物語紹介所]
2009年は「ねえ、君」で始まり、「バハハーイ」で終る? 制作・主演ベニチオ・デ [続きを読む]

受信: 2009/02/14 22:03

» 『チェ 39歳別れの手紙』 [CouchCinema*カウチシネマ / b]
キューバ革命の成功から約10年後、 ゲバラはキューバでは大臣になり、工業化をすすめ、キューバ革命時に出会った アレイダと結婚し4人の子供もいたのに、全てを捨ててボリビアの山奥に向かいます。 自分の助けが必要な所ならどこへでも行く、と。 今回は結末がわかってい..... [続きを読む]

受信: 2009/02/15 22:23

» [映画『チェ 39歳 別れの手紙』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』]
☆ケレンはないし、けしてドラマチックに描いた作品でないことは、『チェ 28歳の革命』(クリック!)を既に観ていたので分かっていた。  故に、どうにも先ず観るロードショー作品は娯楽作優先になり、『チェ 39歳 別れの手紙』は公開から観るのが遅れていたのだが、昨日、観てきた。  今回は、チェ・ゲバラの、キューバ革命成功後のボリビアに飛んだ後の「革命継続・滅びの道」の姿を描いている。  この後編、評判が悪いようだが、私は前編に劣らず楽しんだ。  いや、私の好きな「滅びの美学」を突き進むゲバラ一行の... [続きを読む]

受信: 2009/02/15 22:44

» チェ 39歳別れの手紙 [Diarydiary!]
《チェ 39歳別れの手紙》 2008年 アメリカ/フランス/スペイン映画 - 原 [続きを読む]

受信: 2009/02/17 19:57

» チェ 39歳の別れの手紙 [ももママの心のblog]
カンヌでは1本だった映画を、あまりに長いのでパート1と2に分けた、そのパート2。キューバ革命成功直前で終わった1だが、2はその成功物語からいきなり、ボリビアを目指すチェを描く。この辺りが、予備知識なしでは少々辛いですが・・・... [続きを読む]

受信: 2009/02/19 19:31

» 『チェ 39歳 別れの手紙』 [cinema!cinema! ミーハー映画・DVDレビュー]
昨日の夜からの急な寒の戻りで、どうやら風邪ひいたみたいです。喉が痛い。 そんな中でも、今日はちゃんと定時に仕事があがれたので、新宿ピカデリーに昨日見逃した映画を取り返しに観てきましたw。 『チェ 39歳 別れの手紙』を観てきましたよー。 ********************... [続きを読む]

受信: 2009/02/22 16:49

» チェ★39歳の別れの手紙レビュー [銅版画制作の日々]
 CHE PARTIE 2 いよいよ後半です。ベニチオ・デル・トロ、益々ゲバラに近づいていくような気がします。パート2は、ボリビアでのチェ・ゲバラの活動が描かれています。後半の作品の方が何かしら食い入るように観てしまいました。タイトルからも分かるように、彼の最期がこのような感じだったのですね。それにしても39歳で散って行くのはあまりにも忍びないよなあ・・・・。 チェ語録 革命とは、戦うことだけではない。読み書きを学び、知識を持たずして、革命は成り立たない。そういい続けたチェ・ゲバラは革命家であ... [続きを読む]

受信: 2009/02/25 13:29

» チェ39歳 別れの手紙 [ダイターンクラッシュ!!]
2月15日(日) 18:50~ 新宿ピカデリー9 料金:1250円(新宿の金券屋で前売りを購入) パンフレット:500円(買っていない) 『チェ39歳 別れの手紙』公式サイト ウルトラ地味で淡々としていた第一部「チェ 28歳の革命」。 さて本作は? より一層地味で淡々としているでないですか。 演説などが入っていた前作は、まだ変化があったのだが、本作は正しく時間通りにゆっくりと進む。 極力史実に忠実に話を進めているのだろうけど、やはり映画的な脚色があるほうがいいな。 上映時間の通算6分の1~5... [続きを読む]

受信: 2009/03/02 22:35

» チェ 39歳別れの手紙 [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『信念は、死なない』  コチラの「チェ 39歳別れの手紙」は、「チェ 28歳の革命」の続編となるバイオグラフィー映画、”チェ2部作”の後編です。いきなりハゲヅラのゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)?何があったのぉ?と早速置いてけぼりですw  映画の中のセリフにもあ....... [続きを読む]

受信: 2010/06/12 22:29

« じゃすと・IN・たいむ(1/27号・・映画エウレカ・漫画切手ほか) | トップページ | 根性キャベツ! »