「ブーリン家の姉妹」みた。
悲劇だと思う。脚色はあるだろうが、実にやりきれない苦い後味が残る物語だった。王が絶対的権力を持ち、続いて「爵位」がモノを言う時代の英国。”政略結婚”で「ブーリン家に繁栄を」という父親の野心が狂わせた姉妹と弟の人生。何度となく「もしも・・」を願ってしまいたくなる哀しき物語だ。 予告編から、姉妹での”華麗で熾烈な戦い”とそのままに思っていたが(英国正史は不勉強の為)、どちらかといえばアンの独壇場。ナタリーの悪女?っぷりが見事だ。いずれにしてもナタリー、スカーレット共にお美しいこと!髪がとても綺麗でドレスが良く似合っていた。幼き日の姉妹たちもすごく可愛かった♪
第1の悲劇は、ヘンリー王とキャサリン王妃の間に王子が生まれなかった事。話は王妃出産(死産)から始まった。王子(跡継ぎ)を欲する王であり、いち早く「妾を」と行動に出たのが、宮廷に使える、アンとメアリーのブーリン姉妹の実の叔父だ。 第2の悲劇は、王の落馬。首尾よく”狩り”を口実にブーリン家に王を招く事に成功した叔父。アンを王の”手つき”にするのが目的だ。虚栄心に富み、計算高いアンも納得の上で役目を果たすべく画策。美しく聡明なアンで王もまんざらではない様子だったが、肝心なところで落とし穴が待っていた。落馬は王の自尊心を傷つける。結果的にアンの無謀が原因として全てが誤破算に。 第3の悲劇は、アンの失態から、代わりとなったメアリーが王に見初められた事。それこそアンのプライドはズタズタだ。”妹の裏切り”とでもしなければ心が収まらない。憎悪から復讐心がアンを支配し始める。 第4の悲劇は、メアリーが流産しかけた事。絶対安静を余儀なくされほぼ幽閉状態となったメアリー。叔父と父は王の気持ちを繋ぎとめようと、不祥事を起こした事でフランスへ追放したアンを呼び戻すことに。帰国したアンはフランスで学んだ駆け引きと、小悪魔的な魅力で王を虜にしてしまう。 第5の悲劇は、高望みしすぎたアンの計算違い。ほどを過ぎた傲慢の果てにあるのは”独りよがりの空回り”と決まっている。王妃の座を望んだことが転落の第一歩。もはや名ばかりの王妃アン。女子の出産と次なる子の流産。焦りから禁忌まで犯そうとしたアンは最悪の形で王から見放される事に。身の破滅を招くは自らだった。
一度掛け違ったボタンでも、途中からなら整然として正しく見えるかもしれない。しかし結局はどこまでも掛け違ったままに変わりはない、ということだ。悲劇のどの段階でも、「もしも・・」があったならば”アンの斬首刑”という悲惨な結末には行き着かなかったはず。酷なものだ。それでも、罪人となったアンの娘が王位を継ぎ、かの名高き「エリザベス1世」に成長するというのは救いだろうか?
総評:★★★★☆ 好き度:★★★★☆ オススメ度:★★★☆☆++
作りは好きなのだけど、ちょっとオマケ。確かに宣伝文句どおり「エリザベスの誕生秘話」だろうし、英国がローマ(カトリック)と決別した理由が描かれた作品ではあるが、なんとなくとってつけたようなラストはいま一つに思う。何を一番に表現したかったのかが私にはよく分からなかった。ある一族の崩壊を描いたわけではないと思うのだけど。
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(原題:The Other Boleyn Girl)
----ブーリン家って、どこの家のこと?
「家?(笑)
でもそうだよね。
この名前、ちょっと日本にはなじみないものね。
ところがなんと、
これはかの有名なヘンリー8世の話だった」
----その人、有名ニャの?
「うん。有名も有名。
なにせ当時のヨーロッパの宗教地図を塗り替えたんだからね。
それまで熱心なカトリック教信者で
法王から『信仰の擁護者』とまで言われていたのに、
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スカちゃんとナタリーがエリック・バナを姉妹で取り合う{/m_0161/}
恋のドロドロ悲劇もの、かと思ってたらちょっと違った!
珍しく表参道ヒルズを会場に行われた試写へ行って来た{/hikari_blue/}
(この会場、劇場仕様じゃないからパイプ椅子並べての鑑賞{/m_0156/})
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ブーリ... [続きを読む]
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記事投稿日時 2008年10月4日22:10
※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始1週間後まで固定。
“ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン夢の共演!”「ブーリン家の姉妹」(ブロードメディア・スタジオ)。イイですね~、今が旬の美女2人が共演。吾輩的にはとっても嬉しい!でも姉妹役ですか~、全然似てないよね(^^;!?
16世紀、国王ヘンリー8世(エリック・バナ)が治めるイングランドは、王族間の政略結婚が常識とされていた。ブーリン家の姉妹、アン(ナタリー・ポー... [続きを読む]
受信: 2008/10/25 11:03
» 映画 【ブーリン家の姉妹】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「ブーリン家の姉妹」
16世紀のイギリスの宮廷を舞台に繰り広げられる愛憎劇。
おはなし:16世紀、イングランド国王ヘンリー8世(エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。
こういう歴史モノは大好きなのです。
ただ、現代とは道徳観念も違うし共感は難しい。「こういうことがあったのだ... [続きを読む]
受信: 2008/10/25 16:33
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スカーレット・ヨハンソン(メアリー・ブーリン)
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The Other Boleyn Girl(2008/イギリス)【劇場公開】
監督: ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン/エリック・バナ/ジム・スタージェス/マーク・ライランス/クリスティン・スコット・トーマス/デヴィッド・モリッシー
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◆原題:THE OTHER BOLEYN GIRL◆監督: ジャスティン・チャドウィック◆出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス、エディ・レッドメイン、アナ・トレント◆STORY◆16世紀のイングランド。....... [続きを読む]
受信: 2008/10/26 22:43
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16世紀のイングランド。国王の世継ぎが生まれない事から、ブーリン家は娘のアンを世継ぎを生むための愛人として国王と引き合わせる。しかし、国王が選んだのはアンの妹メアリーだった。メアリーは無事に妊娠するが、体調の悪化から、部屋に閉じ込められる。国王がメアリ...... [続きを読む]
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2008年:アメリカ+イギリス合作映画、ジャスティン・チャドウィック監督、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ共演。 [続きを読む]
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母アンのことが気になっていました。
いや、今回、この映画を観て、すっきりしました。
もちろん史実だけでなく脚色もあるんでしょうが
映画としても、見ごたえありました。
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» 野望に取り憑かれた魔女。『ブーリン家の姉妹』 [水曜日のシネマ日記]
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原題:THEOTHERBOLEYNGIRL監督:ジャスティン・チャドウィック原作:フィリッパ・グレゴリー出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ジム・スタージェス、エディ・レッドメイン、アナ・トレント公式サイトはこちら。<Story>16世紀...... [続きを読む]
受信: 2008/10/29 18:57
» ブーリン家の姉妹 [to Heart]
愛は、分けられない。
最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
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原題 THE OTHER BOLEYN GIRL
製作年度 2008年
上映時間 115分
監督 ジャスティン・チャドウィック
出演 ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン/エリック・バナ/デヴィッド・モリッシー/クリスティン・スコット・トーマス/マーク・ライランス/ジム・スタージェス
ヨーロッパの歴史を大きく揺り動かした一大スキャンダルとして知られるイングランド国王ヘンリ... [続きを読む]
受信: 2008/10/30 01:26
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今週の平日休みはたっぷり・ゆったり映画が見れる「TOHOシネマズららぽーと横浜」で2本。
その1本目。
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「大スカちゃん祭り」のメイン・イベントの作品だよー。... [続きを読む]
受信: 2008/10/30 02:35
» 【ブーリン家の姉妹】 [日々のつぶやき]
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ
「イギリス16世紀、後継ぎの男児を授からなかったヘンリー8世の夫婦仲は冷えていた。貴族のブーリン家は一族の権力の為に一家で相談のうえ長女のアンを差... [続きを読む]
受信: 2008/10/30 09:58
» ブーリン家の姉妹◆歴史を変えた女たち、その光と影 [好きな映画だけ見ていたい]
「ブーリン家の姉妹」 (2008年・イギリス/アメリカ)
16世紀、6人の女性との結婚・離婚を繰り返したイングランド国王ヘンリー8世の宮廷を舞台に、2人目の妃でエリザベス1世の生みの母となったアン・ブーリンと、その妹メアリーの運命を描いた歴史ドラマ。新興貴族ブーリン家の期待を背負って権謀術数の渦巻く宮廷に送り込まれ、国王の寵愛を得て世継ぎを生むことに命をかけた姉アンと、姉よりも先に国王の心を射止めてしまった妹メアリー。容姿も性格も対照的なふたりの姉妹がたどった道は、やがて大きく隔たって... [続きを読む]
受信: 2008/10/30 14:40
» ブーリン家の姉妹 [悠雅的生活]
愛された女と、勝ち取った女。 [続きを読む]
受信: 2008/10/30 20:37
» イギリス版大奥は残酷。~ブーリン家の姉妹~ [ペパーミントの魔術師]
普段なら見ないタイプの洋画なんですが(笑) この劇場公開の前に「世界ふしぎ発見」で 特集やってまして。 おまけに、原作文庫がえらい売れてまして。 そら気になるじゃないですか・・・。(?!) ご覧のとおり、上巻がナタリーポートマン、 下巻がスカーレットヨハンソン..... [続きを読む]
受信: 2008/10/31 03:40
» ブーリン家の姉妹 [Diarydiary!]
《ブーリン家の姉妹》 2008年 イギリス/アメリカ映画 - 原題 - THE [続きを読む]
受信: 2008/10/31 21:56
» 「ブーリン家の姉妹」見ごたえのある良質な映画 [soramove]
「ブーリン家の姉妹」★★★★
ナタリー・ポートマン 、スカーレット・ヨハンソン 、エリック・バナ 主演
ジャスティン・チャドウィック 監督、アメリカ、イギリス、2008年、115分
16世紀のイングランド、
一族繁栄のために、自分の娘を愛人として
国王ヘンリ...... [続きを読む]
受信: 2008/11/01 11:35
» 映画「ブーリン家の姉妹」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
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受信: 2008/11/01 13:44
» 映画「ブーリン家の姉妹」(2008年、米英) [富久亭日乗]
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受信: 2008/11/02 09:46
» ブーリン家の姉妹 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
歴史物って大好きなので楽しみにしていました〜【story】16世紀、イングランド国王ヘンリー8世(エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。いら立つヘンリーが愛人を求めていることを知った野心家のノーフォーク侯爵(デヴィッド・モリッシー)は、ブーリン卿(マーク・ライアンス)の聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった― 監督 : ジャスティン・チャドウィック【comment】... [続きを読む]
受信: 2008/11/02 14:16
» ブーリン家の姉妹 [郎女迷々日録 幕末東西]
書きかけの記事を多数かかえながら、またまた脱線しまして、「ブーリン家の姉妹」です。
1日は映画が1000円で、たまたま土曜日に重なりましたので、行ってまいりました。
ブーリン家の姉妹 公式サイト
もともと、コスチュームプレイが好きですし、いまちょっと注目しているお話でもあったんですよね。
えーと、この映画には原作小説「ブーリン家の姉妹 」がありまして、読んではないんですが、かならずしも史実に忠実な小説ではないようです。
注目している、といいますのは、原作小説ではなく、ヘンリ... [続きを読む]
受信: 2008/11/03 04:04
» ブーリン家の姉妹 [ダイターンクラッシュ!!]
11月3日(月) 10:30~ 有楽座 料金:1450円(有楽町の金券屋チケットフナキで前売り券を購入) プログラム:不明(未確認) 『ブーリン家の姉妹』公式サイト 間違って「ブーリン家の三姉妹ください。」と言ってしまった。「ブーリン家の姉妹ですね?」などと聞き返す無粋な店員でなかったので、良かったが。ナタリー・ポートマン(アン)とスカーレット・ヨハンソン(メアリー)が共演であるのに、何で三姉妹なんだ?「宋家の三姉妹」が念頭にあったのだろうか。それは、見ていないのだが。 アン、メアリー姉妹の話... [続きを読む]
受信: 2008/11/03 21:30
» 『ブーリン家の姉妹』 [めでぃあみっくす]
なんともおぞましい物語。事実は小説より奇なりとはまさにこのこと。しかし映画としては凄く見やすく、嫉妬や裏切り・近親相姦未遂まで描いているのに嫌な感じを全く受けない演出の丁寧さに驚きました。
そしてこの映画を見て確信したことはナタリー・ポートマンの「脱マチ....... [続きを読む]
受信: 2008/11/04 17:00
» ブーリン家の姉妹 [Movies 1-800]
The Other Boleyn Girl (2008年) 監督:ジャスティン・チャドウィック 出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ 16世紀のイングランド王ヘンリー8世の寵愛を巡り争うことを余儀なくされた姉妹の姿を描く歴史劇。 ケイト・ブランシェットが2度に渡って演じたエリザベス1世の母として有名なアンと歴史的には日陰の存在だったメアリーの物語で、地位や権力、名誉を重んじる姉アン(N・ポートマン)と愛のみを望む妹メアリー(S・ヨハンソン)の対照的な2人の立場が二転... [続きを読む]
受信: 2008/11/05 00:41
» ブーリン家の姉妹(イギリス/アメリカ) [映画でココロの筋トレ]
なんだか・・・・・・・昼ドラの香り。クンクン。
ってな「ブーリン家の姉妹」を観ました~。
( → 公式サイト
)
出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、デヴィッド・モリッシー
上映時間:115分
16世紀、イングラン... [続きを読む]
受信: 2008/11/06 15:54
» 【映画】ブーリン家の姉妹 [新!やさぐれ日記]
▼動機
とあるプロの方の批評文を読んで
▼感想
イングランド及び英国の歴史の一端を知るいい機会に
▼満足度
★★★★★★★ びっくり
▼あらすじ
16世紀、イングランド国王ヘンリー8世(エリック・バナ)には男子の世継ぎがなかった。いら立つヘンリーが愛人を求めていることを知った、野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。だが王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だった。
... [続きを読む]
受信: 2008/11/06 21:00
» ★ブーリン家の姉妹(2008)★ [CinemaCollection]
THEOTHERBOLEYNGIRL愛は、分けられない。最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。世界を変えた華麗で激しい愛の物語。映時間115分製作国イギリス/アメリカ公開情報劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)初公開年月2008/10/25ジャンル歴史劇/ドラマ/...... [続きを読む]
受信: 2008/11/06 22:30
» ブーリン家の姉妹★☆THE OTHER BOLEYN GIRL [銅版画制作の日々]
これは、エリザベス一世の母の物語です。
10月29日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。レディースディなので、1000円です。そんなこともあってか?どうか?は分かりませんが。満席に近い状態でした。しかも8割強が女性で、年齢層も高い。
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受信: 2008/11/07 10:37
» 『ブーリン家の姉妹』 [・*・ etoile ・*・]
08.11.02 『ブーリン家の姉妹』@TOHOシネマズ市川コルトン
これは見たかった。やっと鑑賞。
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『ブ... [続きを読む]
受信: 2008/11/08 04:40
» 「ブーリン家の姉妹」 [クマの巣]
「ブーリン家の姉妹」、観ました。
ブーリン家の美しき姉妹、アンとメアリー。その姉妹とヘンリー8世が出会うことで、愛憎が入り交じる... [続きを読む]
受信: 2008/11/08 13:20
» ブーリン家の姉妹 [利用価値のない日々の雑学]
16世紀は世界中が構造的に大きな変化を遂げた世紀であったが、特に、英国と日本という極東西の島国は特にそれが顕著であったと言える。英国は、ヘンリー8世という寵児の出現に丹を発しており、中でも、ローマとの決別は画期的なことであったが、同じ様に宗教的な因子で考えると、日本では織田信長という寵児が同じ様に宗教を厳しく弾圧した。信長の場合は、人心を惑わすものとした一方で自らを神格していたが、基督教に関しては寛容であったのは、当時日本で然程影響力を持ったものとして認知していなかった点にある。この極東西の繋が... [続きを読む]
受信: 2008/11/08 17:32
» 映画「ブーリン家の姉妹」 [<花>の本と映画の感想]
ブーリン家の姉妹
監督 ジャスティン・チャドウィック
出演 ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ デヴィッド・モリッシー クリスティン・スコット・トーマス マーク・ライランス ジム・スタージェス
2008年... [続きを読む]
受信: 2008/11/10 22:21
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製作年度:2008年
製作国:
上映時間:115分
監督:ジャスティン・チャドウィック
原作:フィリッパ・グレゴリー
脚... [続きを読む]
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» ブーリン家の姉妹 [mama]
THE OTHER BOLEYN GIRL
2008年:アメリカ・イギリス
原作:フィリッパ・グレゴリー
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン、エリック・バナ、ベネディクト・カンバーバッチ、オリバー・コールマン、エディ・レッドメイン、ジム・スタージェス...... [続きを読む]
受信: 2010/03/05 14:30
コメント
うーむ。気になっている映画なんですが、そう、なんですね。なんだかな~。英国って、結構根深い「怨念」がまといつくような国なのかもしれないなぁ。気候といい、建国までのことやその後「大航海時代」に至るいきさつなどをほんの少し考えてみただけでも、「あるのは歴史と伝統(と差別)」そういうものが目立つけど、全体的に暗くて、すっきりできない空模様ようのような印象があります。
話変わって「攻殻機動隊2.0」のDVD、予約しちゃいました。久しぶりです、こういう買い物。(笑)
投稿: あかん隊 | 2008/10/25 00:50
たいむさんおはようございますー
今日からいよいよ公開ですね♪
>悲劇のどの段階でも、「もしも・・」があったならば”アンの斬首刑”という悲惨な結末には行き着かなかったはず。酷なものだ
本当、その通りでした。
どこまで史実に基づいた実際の出来事かわからないけど、
姉妹バトル以上の見応えありましたよね〜
弟の一件は実話なのかな?
可哀想すぎる、、、、、(泣)
投稿: mig | 2008/10/25 09:36
イギリス史において重要な方なんですよね~。
あたしも不勉強なのでこういった映画を観るたび
なるほどなぁ~とお勉強させられてる次第なのですが、
それ以上に面白く観られてしまいました♪
投稿: miyu | 2008/10/25 10:00
こんにちは。
確かに人生って「もしも」の連続ですよね。
観ている間は意識しませんでしたが、
こちらを拝見して、
なるほどとうならされました。
投稿: えい | 2008/10/25 14:49
■あかん隊さん、こんにちは
>結構根深い「怨念」がまといつくような国
「エリザベス・ゴールデンエイジ」でも思いましたが、血縁での骨肉の争いが多いような気がします。血で血を洗うような歴史を刻んできた印象の国ですしね。そう思うと、徳川200年の平和な治世ってスゴイって思いませんか?
鬱々感はあるものの、映画としては見ごたえがあるし、お勧めできると思います。
>「攻殻機動隊2.0」のDVD
おお!もしやブルーレイ??
規格も統一されたことだし、だんだんブルーレイレコーダが欲しくなってます。
余談:術後の経過も良く、今日から5分粥だそうです。その節はありがとうございました。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/25 16:37
こんにちは♪
コスプレ好きとしてはとっても面白くて楽しめました。
近親相姦もありうる時代だったので、あれは多分・・・って思います。
>かの名高き「エリザベス1世」に成長するというのは救いだろうか?
救いだったと思いたいですが、一人の女性としてはエリザベスも幸せな一生というわけではないので、複雑ですよね。
投稿: ミチ | 2008/10/25 16:38
■migさん、こんにちは
試写会で見たのだけど、すっかりアップが遅れて公開当日になっちゃいました(^^;
もとは小説と聞きました。実際はここまで悲劇的でないことを祈りたいですけど、「エリザベス」等を見ても英国史はねぇ・・・(^^;
>弟の一件は実話なのかな?
コレが何よりも不憫でした。
彼も何故その場で拒絶できなかったのか。。。ううっ(><)
■miyuさん、こんにちは
英国王室モノは見ごたえがありますよね。私も毎度勉強不足を思うのですが、なかなか学ぶところまではいきません(^^;
続き・・ではないけれど、「エリザベス」と「エリザベス・ゴールデンエイジ」を続けてみたくなりました(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/25 16:43
■えいさん、こんにちは
タラレバをぐじぐじ言うような人生は送りたくないですが、良くも悪くも振り返って「もしも」を思いところはいくつもありますよね。
この姉妹は何もかもが裏目に出てしまったようで切なくなりますね。
■ミチさん、こんにちは
彼女たちのドレス姿は目の保養ですねw
>あれは多分・・・
おぞましいというか、なんというか。でも古くは日本の皇室も多かれ少なかれ、な歴史を歩んでますし、そうなのかもしれませんね。
>一人の女性としてはエリザベスも幸せな一生というわけではない
ええ、そうなんですよね。
なんだかエリザベス1世の気質は、エリザベス(母)とアンの血筋からと思えば納得してしまいませんか?(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/25 16:50
こんにちは♪
ラストのアンの斬首刑も、彼女の娘が王位を継ぐことになることで救われたところもありますね。
歴史ものは好きなのでとても興味深く観られました。
投稿: ゆかりん | 2008/10/25 17:51
■ゆかりんさん、こんにちは
アンが娘をどこくらい愛していたのか分からないのがなぁ~。
世界の歴史モノは面白いですよね。だけどちょん髷がないだけで、人間模様は日本の歴史と似たようなもの。人間の歴史ってあまり変わりないものと痛感しますね。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/25 18:11
たいむさんこんばんわー
5つの悲劇、すごいわかりやすかったです~
ほんとにどれかひとつでも欠けてたら違ってたかもなのに・・ですネ。
予告から三角関係がメインかと思ってたら
そうでもなくて楽しめました。
弟のジムもかわいそうでした・・
好きでもない女と結婚して、それであれじゃあ・・(T_T)
史実がすごい気になります~
投稿: かいこ | 2008/10/25 18:42
■かいこさん、こんにちは
なんだかマルマルあらすじを書いてしまったようなものだけど、とすると全編が悲劇なだなーって改めて思いましたよ。
世の中に「もしも」は無いと分かっていても、あまりの悲劇に考えずにはいられないところでした。だけど、逆に「もしも」があればエリザベス女王は誕生していないかもしれない。やはり悲劇も必然のウチってことになるのかな?
また別角度から見た姉妹の話を見てみたいですね(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/25 19:45
あの偉大なるエリザベス1世の母親と父親が、
あ~~~~んなことがあったんだ!?
とおもうとすごい史実ですよね。。。
あの父親だから処女王となったんだ!?と妙に納得しました(苦笑)
投稿: えふ | 2008/10/26 00:09
■えふさん、こんにちは
>あの父親だから処女王となったんだ!?
うはは。私も、エリザベスの器量は父母および祖母譲りと思いました(^^)
なんか説得力ありましたよねw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/26 09:07
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆
ほんとに悲劇でしたね。
政治のために家族が、姉妹がバラバラになり、
挙げ句の果てはあんな事に、、、
またその結果残された子供が、後々イングランドにとって
大きな存在になると言うのも何とも皮肉ですね。
投稿: non | 2008/10/26 20:47
■nonさん、こんにちは
時代とはいえ、悲劇がさらなる悲劇を生みだすような哀しい一族でしたね。にもかかわらず末裔は栄華を極めるって本当に皮肉な話。でも事実なんですよね、そこだけは間違いなく。
歴史モノは脚色も含めていろいろな解釈ができるし面白いですねw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/26 22:13
こんばんは!
脚色はありでも、男たちの野心のおかげで一族崩壊なお話でした・・
姉妹の憎しみはあまり感じなかったですね。
王妃になるために国の宗教を変えてしまったアンだったけど、代償は大きかったですね・・うーむ
投稿: アイマック | 2008/10/26 23:25
こんにちは。
歴史に疎い僕は最初、この物語をフィクションだと思って観ていたんですが、史実だと解かった時は腰が抜けました。
友達から「この映画はイギリス版『大奥』だ」なんて言われてましたが、大奥の方がまだ可愛らしいですね。ドロドロの愛憎劇と、そこから始まる悲劇に釘付けになってしまいました。
投稿: えめきん | 2008/10/27 06:57
■アイマックさん、こんにちは
男たちに振り回された。。。のですよね、やっぱり(><)
宗教にしても、血ぬられた歴史あっての現在なのだろうけど、切ないものです。
何であれ、歴史モノてよいですね~。
■えきめんさん、こんにちは
フジの「大奥」とはとても近いものを感じましたが、兄弟姉妹となると平安時代などの皇室がより近いかしら?とかも思っていました。
私はもっとフィクション的なバトルを想像していたのですが、姉妹の闘いというほどでもなく、あくまでも彼女たちは翻弄されていたのだなーと思いました。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/27 21:09
こんばんはーーー。
観てきました。
変な言い方ですが、期待してみた割には、がっかりすることもなく、十分楽しめました。
この時代の権力者の節操のなさは、現代の人間にはびっくりする事ばかりで、それだけで面白いですね。
そして、一瞬の栄華を極めても、結局は自分に跳ね返ってくる。。そんな歴史の皮肉も感じました。
投稿: mariyon | 2008/10/28 22:51
■mariyonさん、こんにちは
”盛者必衰の理をあらはす・・・”平家物語も浮かびました(笑)
人間の歴史はとにかく繰り返しの連続なのかしらねぇ。
予告編のフレーズに惑わされちゃったみたいで、ちょっと焦点が絞れなかった私です。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/29 18:00
こんにちは~
見応えあまりましたね!
あまりにもイギリス版大奥って感じで意外でした。
フィクション部分もあるとは聞きましたが、どこまでが事実なのか知りたいです~
それにしてもヘンリー王はエリック・バナが演じているせいかそう嫌悪感もなかったですが、嫌な男ですねっ!
投稿: hito | 2008/10/30 10:04
■hitoさん、こんにちは
>イギリス版大奥
私はもっともっとドロドロの愛憎劇かと思っていたのだけど、ありそうで納得のいくような戦いでした。
カナリ事実に近いと聞いていますが、どうなんでしょうね?「事実は小説よりも奇なり」って言いますしねw
>嫌な男ですねっ!
まったくです!エリックでなければどうなっていたことか(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/30 18:14
こんばんは。
こんなお話を観ると、
エリザベス1世は、アンの執念が45年間も君臨させたように感じてしまいます。
もしも、2人姉妹の母の主張が通っていたら、
もしも、王妃の言葉に王が心を翻していたら、
もしも、メアリーが生んだ男の子が王に愛されていたら…
偶然なのか、必然なのか、
閉じられた世界の中で起こる、どうしようもない出来事を観ながら、
そんな想像をせずにはいられない物語でした。
投稿: 悠雅 | 2008/10/30 20:46
テューダー王朝、ドロドロで一番面白い時代ですね。
見応え、ありましたね!
投稿: あん | 2008/10/31 00:13
作品を見終わった後で、今作のオフィシャルサイトの相関図を見ると、より作品が納得できますよ。
特にヘンリー8世の婚姻関係の凄まじさ。
後のエリザベス女王の在位期間も確か載っているので、
参考になると思います。
投稿: ひらりん | 2008/10/31 03:39
■悠雅さん、こんにちは
>アンの執念が45年間も君臨
だとしたらヤだなぁ~(^^;
閉じられた世界なだけに、おそらく必然ではないかと。
でも、あまりのやりきれなさに「もしも、」を考えてしまいますよね(TT)
壮絶な物語は見ごたえありますね。
■あんさん、こんにちは
>テューダー王朝、ドロドロで一番面白い時代
そんな身も蓋もないことを(笑)
でも、面白いというか興味深い作品でしたw
■ひらりんさん、こんにちは
>オフィシャルサイトの相関図
アドバイスありがとうございます。
ヘンリー8世の婚姻関係は壮絶というか、絶倫?(^^;
なんとかこの連休に「エリザベス」を消化したいと思ってます!
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/31 19:05
こんにちは!
いや~~~見応えがありました。
たいむさんが悲劇を整理して書いておられますが、まるで悪魔が悲劇への布石を配置したかのようですよね~
なかでも『高望みしすぎたアンの計算違い。ほどを過ぎた傲慢の果てにあるのは”独りよがりの空回り”』には何度も溜息が出ました。
「アン、、、やり過ぎだよ」と声が出そうになりましたもの~
キャストも良かったし、史実を絡めた映画としては好きなタイプの映画でした~♪
投稿: 由香 | 2008/11/02 14:34
■由香さん、こんにちは
ブーリン家の悲劇は悪魔の導きですよね(><)
私も「アン、、、やり過ぎだよ」とずっと思ってました。そしたら、あんなに酷いカタチで手ごめにされちゃうしさ。アン(ナタリー)の屈辱にまみれた泣き顔が切なかったです。
私も好きですね~。でも、淡々と描いているのか、情に訴えているのかちょっと不明でした。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/02 21:04
たいむさん、こんばんは。
エリザベスの義姉が何故あんなにエリザベスを憎んでいたのかって、この映画見て納得ですよね。
西洋版大奥って感じのこの映画、姉妹などのドロドロした感じも良かったです。
後、兄はいても姉妹はいない私としては姉妹が色違いのドレス着てるのが羨ましかったです。
投稿: Hitomi | 2008/11/02 21:40
■Hitomiさん、こんにちは
やっと「エリザベス」を見たのですが、この映画を観たおかげで本当に理解度が変わったように思います。もう納得ですね。その後のエリザベスの見かたも変化しました。
>姉妹が色違いのドレス
どちらも良く似合っていましたよね。
ナタリー(アン)のグリーンの衣装が特に目に栄えました!
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/03 10:21
映画を見終わってから全体像を振り返ると、まさに「悲劇スパイラル」でしたね。
たいむさんがおっしゃられる悲劇が次々と続いているのにそれが個々のように感じられたのも監督の演出の巧いところではないでしょうか。
この監督の次回作はちょっと期待したいです。
投稿: にゃむばなな | 2008/11/04 14:13
■にゃむばななさん、こんにちは
悲劇以外がまったく描かれていないから余計に「悲劇」が際立ってしまうのだけど、あの様子じゃ穏やかなある日なんて考えられませんよね(^^;
何かを見出そうとしていたのもありますが、終始スクリーンに釘漬けでしたw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/04 18:13
たいむさん、こんばんは♪
悲劇でしたし、後味も良いとは言えないのですが(^^ゞ
最後まで惹きつけられて観終えた作品でした^^
エリザベスの父がヘンリー8世であり、
母がアンブローリンであり、彼女が処刑
(兄?弟?も一緒に処刑)されたことは事実
みたいですが、パンフやその他のものを
見るとかなり脚色されていると感じました(^^ゞ
アンの娘のエリザベスが、英国に黄金時代を
もたらしたのが、せめてもの救いのような・・・
でも、彼女の人生を考えると幸せだったのかと
複雑な気持ちです(T.T)
ラストは、たいむさんにはとってつけたような
ラストなんですね(^^ゞ
そう言われてみるとそうですがσ(^◇^;)
私は結構好きなラスなんです(^_-)-☆
投稿: ひろちゃん | 2008/11/06 22:46
■ひろちゃん、こんにちは
見応えある映画になっていましたが、半創作なのに事実で締めくくるのが「うーん」といった感じです。違和感をうまく説明できないのですけど、締めくくるためだけの叔父と父の末路は余計というか。。。
冒頭の子供たちとラストの子供たちの対比は私も好きですよ(^^)
とはいえ、エリザベスもメアリー女王に疎まれて幽閉されたり波乱万丈な人生でしたね。
映画としては「ブーリン」が好きだけど、やはりケイトはアッパレでしたw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/07 18:50
多くの悲劇が重なった結果、こういう悲劇は起こったわけですね。どれかひとつがなかったら、ほかの結果となったのか。
姉妹の愛憎劇を中心に描かれているので、歴史に疎い私にも、わかりやすく、見ごたえのある作品でした。
投稿: 花 | 2008/11/11 21:37
たいむさん、こんばんは!
アンという女性にとっての悲劇は、父親が子供を政略の道具としてしか見ていなかったことなのでしょうね。
たぶんアンは賢くそれがわかるから、逆に自分の政略のために自分の魅力・能力や周りのものを利用しようとしたのでしょうね。
そうできる賢さ、胆力があったのもアンには災いとなってしまったのかもしれません。
投稿: はらやん | 2008/11/11 22:00
■花さん、こんにちは
この作品では「悲劇の積み重ね」を強く感じた私でした。実際には穏やかな日々もあったことと思いたいですね。
歴史モノは見ごたえありますよね(^^)
■はらやんさん、こんにちは
なまじアンが聡明だったことも悲劇に追加かな?(笑)
運命のいたずらなんてよく言いますけど、本当に運命に翻弄させられた人生だったようでどこか不憫な印象です。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/12 16:40
たいむさん、こんばんは~
お久しぶりですがお元気でらっしゃいましたか?
悲劇でしたね・・・
泥沼の果ての悲劇・・・
昔の女性って流産や死産がすごく多いですよね。
医学の発展した現代では
「周産期死亡率の低下を!!」といろいろ対策を練っていますが
昔は何度も妊娠して何度も流産・・・
というのも珍しくないですよね。
と、ストーリーとは全く関係のない
中世の周産期事情に妙に関心を持ってしまいました(苦)
投稿: swallow tail | 2008/11/13 22:29
■swallow tailさん、こんにちは
元気ですけど、風邪ひいちゃいました~
泥沼でしたね~(><)
映画の時は「なんで?そんなに死産?」とか思っていましたが、そう言われてみれば、当時の死産の多さは耳にしたことがあるような・・・。公害大国・性病大国。裏付ける何かはヤマほどあるんですよね(^^;
いやーつくづく奥深い作品ですわ。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/14 19:27
たいむさん、こんにちは☆
歴史に翻弄された姉妹と弟は、本当に悲劇ですよね。
現代社会で、事件が起きると、あたかも人の心を失って~みたいに言いますが、昔のほうがよっぽど残酷だと思います。
この夏ロンドン塔へ、2度も行きましたが、アン・ブーリンが処刑された場所に立ってみると、その無念が伝わって来るようでした。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2009/09/03 21:03
■ノルウェ~まだ~むさん、こんにちは
脚色はあってもほぼ実話がベースになっているのが壮絶だなって思いますよね。
人間は大昔から根っこのところは変わっていないのかも知れません。
それにしても2度とは羨ましいー!
ここ何年、一歩も日本から出ていないたいむなのでした(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2009/09/04 08:13