« 「RED CLIFF(レッドクリフ)Part1」(試写会)みた。 | トップページ | 「イーグル・アイ」みた。 »

2008/10/17

「ブタがいた教室」(試写会)みた。

Butaita 「6年2組で子ブタ飼って育てましょう。そして大きくなったら食べようと思います。」星先生によって教室に連れてこられた子ブタは無垢でどこまでも愛くるしい。子供たちも無邪気に「面白そう!」と星先生の提案に賛同。クラス一丸となって子ブタを飼い始める6年2組の26人だ。
限りなく実話に近い形が再現された”リアル時々フィクション”な作品。”Pちゃんの行く末”について議論を繰り返す26人の子供たちの発言は、そのほとんどが台本のない生の声。自分の言葉での真剣な意見の中には大人でさえハッとさせられるところがある。「殺すと食べるの違い」を咄嗟に説明できる小学生、セリフじゃなかったらマジ凄いかも。
(以下、ネタに触れているのでご注意ください)

初めから「食べる」が前提だったにも関わらず、安易にも「Pちゃん」と名前まで付けて懸命に世話をすれば、するほどに情が移るのは火を見るよりも明らかな事。嬉しいはずの卒業へのカウントダウンも彼らにとっては苦悩と葛藤の日々へと変わっていく。「肉を食べる。魚を食べる。」とは、人間が生きる為には必要不可欠で当り前の日常。小学6年生にもなれば、肉を食べるとはどういう意味なのかは理解している年齢だ。
「肉は食べるけど、”仲間”のPちゃんは食べられない、食べたくない。」・・がおそらく全員の一致した意見。それでも、自分たちは卒業し飼い続けれらない以上”Pちゃん”の身の振り方は自分たちで決めなければならない。「食肉派」と「擁護派」とでクラスの意見は真っ二つ。まったく良案が浮かばないまま時間がだけ過ぎていくことになる。
大人顔負けの意見が飛び交う中、感情的になり過ぎて議論が脱線したり、屁理屈の応酬になったりもするが、子供たちの真摯な姿には胸を熱くさせられるのみ。議論には一切口出しをしない妻夫木:星先生だが、こうした場合の調停は実に上手かった。(おそらく流れ自体はフィクションと思うが。)
学級会向けのデスマス口調と、自分なりの精一杯な知識を駆使した屁理屈。「じゃあ、一生肉なんて食べない!」といったモロ売り言葉に買い言葉には”子供らしさ”を感じて思わず微笑んでしまうけれど、議論を一笑に付すことは出来ない。案外子供って大人の想像の範疇を超えたところまで考えていたするものと、改めて思うところだ。それにしても理屈を理解する大人びた子供と、どうしても感情が先立つ子供、まったく違う視点から考えている子供やオロオロするしかない子供と様々だ。(真剣な子供たちに失礼ではあるが)子供の観察という観点からも興味深いシチュエーションと思った。(普段見られないし)

私も自分なりにこの授業について考えたが、やはりポイントは「ブタ」だと思う。植物ならば一生懸命育てた後、収穫物をニコニコと頬張る子供たちだろう。一生懸命育てるのは同じでも動物だと正反対になる子供たちは理解できる。私だって一緒だし。それにしても一筋縄ではいかない「ブタ」という難しい題材が彼らを必要以上に苦しめたのは間違いないと思う。(鳥は〆られなくても、魚ならば捌ける、みたいな)。昔は鶏を飼っている家も多く、暗黙の了解の内にある”命のやりとり”を普通に肌で感じながら子供は育ったのだと思う。作中にもそうした親子の会話があった。(残念ながら私は鶏と暮らした事はないが、そうした親を持つ分、話は納得できる。)
肉はパック詰めが当たり前、魚にしても頭と内臓は落とされ切り身が一般的になりつつある。ますます”食と命”の関係性を意識の土俵に上げることが少なくなっているこの頃で、改めて考えてみる上でも、真正面から問題に挑み取り組んだ新米先生と子供たちの”涙の激論”を聴いてみる事に損はないと思う。一見の価値あり。

総評:★★★★☆    好き度:★★★☆☆++   オススメ度:★★★★☆+

ちなみに、業者に引き渡した結論を私は支持する。私なりの大人としての判断から。でも、あの年頃ならばどっちだだろう?少なくとも「可哀そう。残酷。」を口に出す子ではなかったが、今となってはどっちもありそうで自分でも良く分からない。また「最後の最期まで見届けるべきだ。(自らで解体して食べてあげる)」という意見については、私はそこまでの必要を感じない。命の授業が子供達のトラウマになっては意味がないと思うので。6年2組は十分最後までやり遂げたと私は思う。

| |

« 「RED CLIFF(レッドクリフ)Part1」(試写会)みた。 | トップページ | 「イーグル・アイ」みた。 »

コメント

名前をつければ、たとえ人形であろうと情は沸くもの。
それが故に思い悩んでしまうんですけど、子供ってそこまで考えないんですよね~。

私は愛犬の死を経験したからこそ「食べる」派で一貫していましたが、愛犬と出会う前の小学生の頃にこういう授業に出会っていたらどんな意見を出していたのか・・・。
難しいところですよ。

投稿: にゃむばなな | 2008/11/01 21:43

■にゃむばななさん、こんにちは
名前は危険ですよね。唯一無二のモノの扱いがどれだけ大切で大変だということを学ばないうちは、「名前」についての理解は難しいと思うけれど。
私も、小学6年生だったときにはどう思ったか分りません。今だから「食べる」と当たり前のように言えますが、それでも本当に「食べる」時は泣きそうです。
いずれにしても「食べる」「食べない」は正しい答えではなく、単なる選択で決断なのですよね。子供たちの議論が真っ二つなように、映画の公開からブログなど対立が起こらないといいなと思ってます。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/01 22:31

こんばんは!
まずこの元のドキュメンタリーを知らなかったので
当然「食べる」のだろうと、
その時、子供たちはとうやって自分を納得させたのだろうかが
関心事でした(汗)
そしてやはり、子供は名前をつける、、
家畜としての概念がないのですから。
私も、ラストはあれで良かったのだという気がします。

投稿: kira | 2008/11/06 01:03

■kiraさん、こんにちは
私も元のドキュメンタリーは知りませんでした。そして同じく「食べる」選択をするだろうと、しなくちゃダメだろうと思いつつ見ていましたが、必死に抵抗する半分の子供たちと、「気持は同じだよ、だけど・・・」という半分の子供たちの堂々巡りには。余計な口出しをせずに最後まで付き合ってあげたい気持ちになりました。
大人が上げ足をとってはいけない議論。とても素晴らしかったですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/06 18:30

何時もお世話になっております。

実際に行われた授業という事で答えなき授業の難しさを感じる作品でした。
このテーマは最初から育てて食べるという前提で飼った事でそのテーマについて子供たちはどのように感じ、そしてどのような結論を出すのかがポイントだったので正直育てるものに愛情が入ると難しい事もあるものだと思います。
私の結論は飼って食べる事を前提なら「食べる」最後まで飼い続ける事を前提なら「食べず供養までする」です。
目的に応じて意志を貫く大切さも説いたし、私たちの食事にはそれだけ愛情が注がれている事を知る事ができたのは実践に勝る授業だったからこそだと思います。
私も最後はあの結論で良かったと思います。

投稿: PGM21 | 2008/11/09 00:14

■PGM21さん、こんにちは
食べる為に飼ったとしても意地になる必要はない、と私は思いますが、この作品の場合は終始「食べる」でした。
過程が興味深いところでもあり、意外と大人な子供たちを見直す部分でも良い作品でした。
答えばかりに目を向けず、その辺を良く見てほしいですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/10 15:16

こんばんは。
出演した子どもたちに託された、生の子どもたちの声、
感情的な上に、相手を傷つける一言までくっついてるわ、と思うものもあれば、
なるほど、と大人が説得されてしまうような意見もあって、
12歳のわたしがそこに居たら、どちら側でどんな意見を言ったのか…

食材としての魚は捌けるけど、生きている魚が死ぬと死体だと感じて怖くなったり、
鳥は絶対〆められないし(でも、鶏肉も羽毛蒲団も好きだし)
植物ならいいけど、動物は無理だし、という矛盾だらけの自分を自覚しなおしてます。

普段、そんなに心から言ってなかった「いただきます」。
これまでとは違うものを感じながら合掌することになると思います。

投稿: 悠雅 | 2008/11/12 23:44

■悠雅さん、こんにちは
子供たちの生の声はドキドキしながら見守っていました。子供って大人が思っている以上に大人って本当ですよね。(そうでない子もいるけれどw)

押井監督の「攻殻機動隊」では、鳥は鳴くけど魚は鳴かないから・・というような線引きがありました。初めてそのセリフ聴いて、なるほどと納得したものだけど、まさしくそんな感じですね。食に限らず、地球であり自然から「いただきまくっている」人間。いちいち感謝を述べないまでも、気持ちは忘れちゃだめですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/13 19:23

私はPちゃんと名前をつけた時点で駄目ですね・・・食べれません。。
どう見てもペット飼いして可愛がり過ぎでしょう・・・
たとえ子供たちの前で殺してさばいたりしなくても、
‘お肉’として出されたらトラウマになる子供もいると思います。
でも、子どもたちの「台本の無い討論会」は良かったです。
自分があの子供たちの立場であの場にいたなら、
何を想いどう発言するんだろう。。。

投稿: 未来 | 2008/11/14 23:32

■未来さん、こんにちは
ペットのように飼う、家畜として飼うの違うをまず説明してくれないとねぇ。”子供”が可愛くない動物なんていませんから。

>「台本の無い討論会」
これだけでもこの映画をみる意義がありますよね。この映画は、結果ではなく過程を見る作品と思います。もちろん結果も気になりますが(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/15 15:52

 初めましてm(__)m
 私も自分のブログでこの映画を紹介しました。
自分たちがかわいがっているPちゃん、・・。
やはり、抵抗があるのも解りますねぇ・・。
大人になってしまえば、「食べる派」で全く抵抗はないんですけれど、もし自分が彼らと同じ年齢だったら、迷うかもしれません。
「命の長さはどうやって決めるんですか?」の問いに、思わず涙がでそうになりました・・。
妻夫木さん、原田三枝子さん、大杉漣さん始め先生方、6年2組の皆さん、素敵な映画をありがとう!

投稿: ひきばっち | 2008/11/17 10:48

■ひきばっちさん、こんにちは
はじめまして。
>大人になってしまえば、「食べる派」で全く抵抗はない
そうですねー。理屈では「食べる」以外の答えはないように思いますが、さすがに自分のペットは食べられるかどうか・・・

やっぱり当時なら・・・って思っちゃいますよね。
いろいろ考えましたが、やっぱり「食べる派」な気がする私です。理由は、何かと「可哀想~」を連発する女の子が苦手だったから(笑)思慮深くなかった当時なので選択方法もそんなもんです、きっと(^^;

命の長さを決めるのは神様ですよねー。でも実際に神様は居ない。”神様代行”に含まれるものの意味が分かるようになれば、おのずと解りそうなものですが、説明はとても難しいですね。

出すぎていない大人たち(俳優さん)が良かったですね(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2008/11/17 19:29

こんにちはー。
劇中の子供たちの自己主張、かなり唸りましたです;
台本に書いてなかったとしたら凄いですよ。
今は理屈っぽい私wですけど子供の頃は自分の意見もあまり言えなかった方なので(コレ本当;)
まあ、結果は知っていたからその過程をどうやって見せてくれるのかが興味でしたので、十分堪能出来ました。
でも多数決で真っ二つのまま最後まで話が流れていくというのは、どういうオチをつけてくるのかとても気になりました。多数決…これもなかなかクセモノですよね;
まあ、結局は先生の1票という事になるのかもしれないけれど多い方が答えになるという見せ方でないのがよかったな。

投稿: シャーロット | 2008/12/07 08:49

■シャーロットさん、こんにちは
そうそう、子供たちの討論は凄いなって思いましたね。内容もそうだけど、意欲とかそういうところも、大人顔負けって思いましたから。

>子供の頃は自分の意見もあまり言えなかった方なので(コレ本当;)
え?なにか言いましたか???俄かに信じられませんが、私も似たよなものです。信じてくれますよね?(笑)

>多数決
民主主義の鉄則といえば鉄則ですが、多数だから正しいわけではないというところがポイントなのですよね。
出来れば、引き分けだからもう一度ではなく、意思確認の中間投票を何度か繰り返して、心の変化を追っても良かったように思います。他人の意見を聞いて揺れるとか、時にはどちらかに偏るってあると思うんですよね、子供だし(大人もそうだと思うけど)もしかしたら13:13でも、人が入れ替わっている可能性は無視できない気がするんですよね。
決定が先生の一声とは思ってませんが、そう見ている人もいるようでちょっと残念に思ってます。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/12/07 13:56

■01さん、こんにちは。
じっくり読んでくださったのですね。
ありがとうございました。
最近は2秒くらいで移動されちゃう方も多いんです。

投稿: たいむ(管理人) | 2008/12/13 09:32

たいむさん、こんばんわ☆
息子が6年生の卒業式を間近にしているので、いい貴下と思って一緒に見ました。
こんな授業を受けられた子供たちは幸せだったと思います。
実際大阪の学校であった実話をベースにしているんですよね。
ドキュメンタリーを見ましたが、討論会は表現方法こそ違っても、子供たちの意見がほぼ映画と一緒だったので、驚きました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2010/03/10 03:33

■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
ドキュメンタリーの方は見てませんが、食についてこんなに真剣に考える機会があった子供達、そして親たちもいい経験になったと私も思います。私も改めて考えさせられましたし。

折しもアカデミー賞のことで「イルカ」が問題になっていますが、生き物と食と文化についてって、立ち位置で180度考え方が違ってきますし、本当に難しいですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/03/11 07:57

>名前をつけた時点で駄目ですね・・・

「未来少年コナン」でコナンの友達の
ジムシィが子ブタにつけた名前が
・・・「うまそう」

はじめから食う気満々だろ!
って感じで笑ったw

ちなみに養豚業の人も自分では
さばかないみたいです。
シロウトでは無理かと思います。

屠畜の現場は、大人でも見たことのある人は
そういないと思います。
ただ、肉を食べるためには、必ずそういう
プロセスが存在していて、それに従事する人
がいることは理解してほしいですね。

投稿: 流れ者 | 2010/06/13 16:27

■流れ者さん、こんにちは
>「うまそう」
ああ、そんなエピがありましたか(^^;
「うわ、ヒドっ!」とその場では突っ込みそうだけど、それはそれで健全ですよねw

畜産系の場合は生産と加工はほとんど別ではないでしょうか。だけど、昔は自宅で鶏を飼って絞めるのも普通だっただろうし、生の教育の有無も関係ありそうです。

>それに従事する人
私もそう思います。一時の感情で無関係の人間がどうこう言える話ではないのかもしれません。

投稿: たいむ(管理人) | 2010/06/13 17:02

今日テレビ放映で観ました。
私は食べない派ですね♪
3年生が育てると言っているのであれば『育てる』のが正解です。

生き物を育てる。責任をもって最後まで面倒みる。
育てることの難しさ、喜びが受け継がれて行くことが今のペット放棄問題に繋がります。

食べる約束だったとしても、Pちゃんがセンターに行くほど豚が不足しているのであればいいですが、豚さんは余っているでしょう。
殺す必要は全くありません。
人間が考える倫理だからこんな話しの結末になります。

頂きますやご馳走様を言えない。
食べ物を残す、捨てる、そんな大人が多い日本に豚を殺す結末は腹立たしかったです。
残念!

投稿: たろう | 2011/06/17 23:37

■たろうさん、こんにちは
たろうさんは食べない派なのですね。

今回のTV放送を見なおしていないので、当時何が決め手となって賛成したのか忘れてしまっていますが、とにかく賛否の分かれる内容なので、どちらの答えもありだと思っています。

確かに、この場合はブタを引き渡された業者も仕方なくというところと思いますし、言うなれば、飼うのも捨てるの人間の自分勝手と言うことで、動物を持ち込み、児童に決着を委ねるとした先生の行動が安易だったとも言えます。

ただ、これは実話に基づいた映画なので、結末は決まっていたもの。
学校内で決着をつけることと、倫理観までに広げて考えることとでは、少しずれが生じるのも仕方がないかと。
結末について色々考える、というのは映画化の先にあるもので、納得がいってもいかなくても、改めて考える切っ掛けになったとしたら良いのでは?と感じています。

投稿: たいむ(管理人) | 2011/06/18 17:05

今現在テレビでやっていて検索してたどり着きました。
私は高校大学と農学を専攻していたのですがその当時のことを思い出しました。
鶏を卵から育てていくという実習です。
卵からヒナが孵り、早速そのひよこたちを解剖することに。目を背ける子も中にはいました。
そして大きくなり屠殺することに。何羽もいるから私にとって家畜でしかなくPちゃんのように名前をつけたりしたわけでもありません。愛着もありません。その後、鶏は鶏肉として私の前に現れ、いただきました。
この子たちの選択は結局Pちゃんの命の長さを決めたことになりました。そして私はひよこの腹を自らの手で引き裂き、鶏を屠殺した感触を覚えています。そんな私も鶏の命の長さを決めました。何かの犠牲の上で成り立つ生。なんて因果なことなのか。
子供たちの選択は正解でも間違いでもなく、あくまでも考え選択した結果でしかないと思ってます。どちらの結末でも正直というか議論の余地はないですよね。そんなことを思いながら私は肉を食べ、インコを飼っていきています。

投稿: あここ | 2012/08/19 03:34

■あここさん、こんにちは
最近の縁日やお祭りではヒヨコを売ったりしませんが、昔はニワトリになるまで育ってしまい、始末に困った・・なんて話が良くありましたね。
割と身近なことだったのに、いつしか子供たちはパックに詰められたお肉しか見る機会もなくなり、このような映画が生まれる。

私も、どちらの答えも正解と思っています。
最終的に一方を選ばなければならないとしても、選択は良し悪しではないんですよね。
同じくお肉は有り難くいただいてますよ。

しかし、まぁ、名前を付けるという行為は良く良く考えて。。。とは思います。
名前は「呪い」ですから。
でもこういうのって、体験しないとなかなか分からないかもしれませんね。


投稿: たいむ(管理人) | 2012/08/19 16:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ブタがいた教室」(試写会)みた。:

» 映画「ブタがいた教室」をyahoo!ムービーレビュアー試写会... [masalaの辛口映画館]
 14日「ブタがいた教室」@シネマート銀座試写室 今回はYahoo!ムービーレビュアーを招いた試写会で客席はほぼ満席だ。 映画の話 6年2組を担任することになった新米教師の星(妻夫木聡)は、食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの生徒たちに提案す...... [続きを読む]

受信: 2008/10/19 01:09

» ブタがいた教室 [象のロケット]
新米教師の星と6年2組の子どもたちは「大きくなったらみんなで食べる」約束で子ブタを飼い始める。 「Pちゃん」と名づけ毎日世話をするうちに愛情は膨らみ、「かわいそうでとても食べられない」という声が増えてゆく。 卒業までに結論を出さなくてはならないが、「食べる」「食べない」の意見は真っ二つに…。 実話をもとにした、体当たり教育ドラマ。... [続きを読む]

受信: 2008/10/31 11:28

» ブタがいた教室 [だらだら無気力ブログ]
大阪の小学校で実際に行われた実践教育の授業を映画化。 自分達で1年間育てたブタを自分達で食べるという実践教育を 取り入れた新任教師と26人の生徒たちの1年間を描く。6年2組の担任になった新任教師の星先生は、食べることを前提に 子ブタを飼うことを生徒達に提案す..... [続きを読む]

受信: 2008/11/01 17:55

» 『ブタがいた教室』 [めでぃあみっくす]
自分たちで飼育したブタを食べるか、食べないか。私はこの映画を見る前から「食べる」派でしたし、映画を見終わってもその意見がブレることは一切ありませんでした。なぜならかつて犬を飼っていた私には犬であろうとブタであろうと、一緒に楽しい時間を過ごしてきた家族を他....... [続きを読む]

受信: 2008/11/01 21:41

» 映画『ブタがいた教室』(お薦め度★★★★) [erabu]
監督、前田哲。脚本、小林弘利。原案、黒田恭史。2008年日本。人間ドラマ映画。出 [続きを読む]

受信: 2008/11/02 06:44

» 「ブタがいた教室」ある意味、今年1番の問題作。 [シネマ親父の“日々是妄言”]
 ある小学校で行なわれた“実践教育”の実話をベースにした映画化。「ブタがいた教室」(日活)。う~ん、こんな映画やったンや。いやあ、こりゃあ色々考えさせられますな~。  4月。新任の星先生(妻夫木聡)は、担任になった6年2組の教室に、1匹の子豚を連れてくる。そして生徒たちに『このブタをみんなで飼って、飼育をした後、自分たちで食べる』という事を提案する。生徒たちは一様に興味を示し、クラスでブタを飼うことに。教頭先生(大杉漣)は不安を抱くが、校長先生(原田美枝子)はこの意図に賛同。やがてブタは、... [続きを読む]

受信: 2008/11/02 13:55

» ブタがいた教室 [to Heart]
“いのち”の長さは 誰が決めるの? 製作年度 2008年 上映時間 109分 原作 黒田恭史 『豚のPちゃんと32人の小学生』(ミネルヴァ書房刊) 監督 前田哲 音楽 吉岡聖治 出演 妻夫木聡/大杉漣/田畑智子/池田成志/ピエール瀧/大沢逸美/戸田菜穂/原田美枝子 1990年に大阪の小学校で実際に行われ賛否両論を巻き起こした授業を映画化。食育といのちの大切さをテーマに“子ブタを自分たちで飼育し自分たちで食べる”という実験的な実践授業に挑んだ新任教師の星先生と26人の生徒たちの1年間を見つめ、最終... [続きを読む]

受信: 2008/11/06 00:21

» 映画「ブタがいた教室」を見ました☆ [あれこれと、好きなもの(^O^)♪]
『ブタのPちゃんはペットなの?食べものなの?』 11/4(火)鑑賞しました 今年、邦洋あわせて11作目となります ☆監督: 前田哲 ☆出演: 妻夫木聡 26人の子どもたち …ほか ☆あらすじ: 「ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう!」 新米教師・星先生(妻夫木...... [続きを読む]

受信: 2008/11/06 12:04

» ブタがいた教室 [花ごよみ]
妻夫木聡が赴任先の小学校に、 ブタを連れてくる新任先生役。 許可を与える校長先生が原田美枝子。 他には大杉漣、田畑智子らが共演。 「卒業までの1年間ブタを飼って、 大きくなったら食べたいと思います」 新任の星先生の言葉。 その言葉に従って、 6年2組の生徒達は、 大きくなったら食べるという約束で、 ブタを飼い始める。   生徒達は勝手に、 この子豚をPちゃんと名付け、 校庭の隅っこに小屋を立て、 まるでペットのようにPちゃんの世話をする。 新しい仲間ができたように 一緒にスポーツをした... [続きを読む]

受信: 2008/11/06 19:29

» 「ブタがいた教室」で4回泣く男 [変化という流れの中で。CLOVER!!!!]
★今日は語尾がおかしいんだぶー。 どうもこんにちは。イマジュンだぶー。 先日、映画「ブタがいた教室」を観たんだぶー。 映画の内容をぶぶぶっと述べると、 妻夫木聡演じる新任教師・星先生は、 6年2組の子どもたちに、 「ブタを飼って、自分たちで食べよう」....... [続きを読む]

受信: 2008/11/07 11:33

» 『ブタがいた教室』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ブタがいた教室」□監督 前田哲 □脚本 小林弘利 □キャスト 妻夫木 聡、大杉 漣、田畑智子、池田成志、原田美枝子、ピエール瀧、戸田菜穂、伊藤奈月、大和田結衣■鑑賞日 11月1日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)<感想>   命の長さは誰が決めるの? ある大阪の小学校の新任教師が、生徒たちに1年間みんなで育てたブタを食べるかどうかで議論しながら、子供たちが自身が自主的に結論をどう出すのかを追っていく。 何度も何度もディスカッションし... [続きを読む]

受信: 2008/11/07 12:15

» 「ブタがいた教室」Pちゃんを飼って初めて知った全てに注がれている愛情を知る生きる授業 [オールマイティにコメンテート]
「ブタがいた教室」は1990年に実際に行われた小学生の授業でブタを飼うドキュメントを映画化した作品で小学6年生が1年間ブタを飼って最後には食べるという事で飼うが、次第に愛情が生まれブタを巡り激論を交わして最後に結論を出す事になるストーリーである。人間であ...... [続きを読む]

受信: 2008/11/08 18:01

» ブタがいた教室 [シネマ牧場]
以前NHKドキュメンタリーで放送された番組が 映画になったのを知り「絶対観る!」って誓った作品。 「ブタがいた教室」の紹介です。 たぶん実際は大阪の小学校だったと思うけど 映画では東京が舞台です。 6年2組の担任が生まれたばかりのブタを買ってきて、 クラスのみんなで飼い、育ったら食肉センターへ送るまでを 目標として、「命をもらって人間は生きていること」を学ぶことを 試みるお話。 ブタを名付けることに担任は反対するが クラスのみんなはブタを「Pちゃん」と名付ける... [続きを読む]

受信: 2008/11/09 11:31

» ブタがいた教室 [Thanksgiving Day]
映画「ブタがいた教室」を観てきました!! この映画は正直言って、ノーマークだったんですよ。 でもいろんなところで、なかなかいいって話しを聞いて、「これはぜひ観に行かなければ!」と思ったわけです。 こんな内容の映画です。 ↓↓↓ 『「卒業までの1年間でブタ....... [続きを読む]

受信: 2008/11/11 00:19

» ブタがいた教室 [週末映画!]
期待値: 85% TVドキュメンタリーの映画化 出演:妻夫木 聡、大杉 漣、田畑智子、池田成志、原田 [続きを読む]

受信: 2008/11/11 06:45

» 【映画】ブタがいた教室 [新!やさぐれ日記]
▼動機 絶対的使命感 ▼感想 お見事。参りました。 ▼満足度 ★★★★★★★ びっくり ▼あらすじ 6年2組を担任することになった新米教師の星(妻夫木聡)は、食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの生徒たちに提案する。校長先生(原田美枝子)にも相談し、卒業までの1年間26人の生徒が子ブタの面倒を交代でみることになる。最初は戸惑っていた子どもたちも、“Pちゃん”と名付けた子ブタを次第にかわいがるようになるが・・・。 ▼コメント とてもいい映画だった。 必ずどこかもれるだ... [続きを読む]

受信: 2008/11/12 06:56

» ブタがいた教室 [悠雅的生活]
「命」への責任。正解のない、Pちゃんと26人の1年間。 [続きを読む]

受信: 2008/11/12 23:21

» ブタがいた教室 [future world]
私なら、Pちゃんを食べれません。。。 1990年に大阪のある小学校で実際にあったお話を基に作られたらしい。 う〜ん・・・やるよね、っていうかかなりチャレンジャーだよ、この先生は。。 「このブタをみんなで飼いたいと思います、そして最後はみんなで食べたいと思い...... [続きを読む]

受信: 2008/11/15 00:31

» ブタがいた教室◎“いのち”と向き合うことの大事さを・・・・。 [銅版画制作の日々]
“いのち”の長さは誰が決めるの? 妻夫木聡×26人の子どもたちが考える“いのち”について。 この作品を観てが〜んと一発パンチをくらった気がします。それだけ大事な問題定義を与えてくれた作品でした。生き物を飼うということを、どれだけの多くの人が真剣に考えて、そして責任を持って育てているのか?今や途中で育てることが出来ないと放○して、捨てられる動物がいます。飼うのなら、責任を持てよ!!なんてね。 さてこの映画は実際にあった実践教育を元に作られたお話です。「食育」や「いのちの授業」が叫ばれる前、総合学... [続きを読む]

受信: 2008/11/15 00:46

» ブタがいた教室 [シャーロットの涙]
家畜かペットか… [続きを読む]

受信: 2008/12/07 08:52

» ブタがいた教室 [ダイターンクラッシュ!!]
Amazon.co.jp ウィジェット 11月12日(水) 20:50~ チネ5 料金:1200円(レイトショー料金) プログラム:600円(未購入) 『ブタがいた教室』公式サイト 豚を飼育し、食べる。 大阪の小学校での実話。飼った動物を食べることが出来るのか。葛藤することで、「食べること」を考える。 小学生たちには、脚本が渡されず、撮影の180日間、自分の思いや意見を考え、ぶつけたとのこと。 小学生や小学教師必見の映画に仕上がった。 原田美枝子の校長、妻夫木の主役教師、なによりも大杉漣... [続きを読む]

受信: 2008/12/07 10:10

» 「ブタがいた教室」 本物の涙 [ノルウェー暮らし・イン・London]
ずっと家にあったのに見ていなかった映画。 わーっっ!りょうたが6年生のうちに、一緒に見なくては!! 今週末に卒業式を控えたりょうた。 ブタを飼育した6年生の一年間を追った話は、今こそ見るべきだわ☆... [続きを読む]

受信: 2010/03/10 02:50

» 映画『ブタがいた教室』の失敗 [「実存浮遊」から柔和な路上を歩き瓦解した世界に埋没する]
映画『ブタがいた教室』を見ました。 食べることを前提に1年間ブタを飼うことに決めた小学生のあるクラスの物語です。 実話をもとにしてるんですけど、実際はどうなったのかわかりません。 以下、...... [続きを読む]

受信: 2011/06/18 01:39

» ブタがいた教室 : 「命」とは何だろう? [こんな映画観たよ!-あらすじと感想-]
 今日は、久々に晴れ間がありました。いいものですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。 【題名】 ブタがいた教室 【製作年】 2008年 【製作国】 日本 【鑑賞 [続きを読む]

受信: 2012/11/12 19:51

« 「RED CLIFF(レッドクリフ)Part1」(試写会)みた。 | トップページ | 「イーグル・アイ」みた。 »