DVD『xxxHOLiC◆継』第五巻
八話の話は、本来侑子さんのミセの結界が危うくなっている事を強調するためのエピソードだった。結界うんぬんは『ツバサ』とのリンクから”世界に歪み”に関わることで、アニメ版「HoLic」では完全スルーなところだ。そのため原作読者には若干のムリが感じられる纏め方に感じられるが、話としては「百物語」っぽくて、久々に(客に対して)黒い侑子さんがツボ(^^)
そして九話。小羽ちゃんとひまわりちゃんの為といっても過言じゃない二期。小羽ちゃんにどっぷり感情移入している四月一日だ。家庭訪問から小羽の母親にお湯を浴びせかけられたあとの、”きゅうり”パックと会話のほとんどはアニメだけのお遊び。侑子さんが民間療法を使うってビミョーだけど、遊ばれてるだけかw
封入インタがドラマCDのキャストと異なるのはじめて。流石にドラマCDで活躍できるほど定着していない小羽ちゃんだからかな?日高さんの、小羽になりきった小羽に対する詩のような感想が素敵だ。小羽の「精神的な強さ」に感銘し、見過ごしがちな「出会い」の大切さを学んだとのことだった。水島監督の「小羽を描くにあたり」は”声”について。小羽のキャラから、美少女系とはいえ”アニメ声”にならないよう注意したとのこと。声については最初違和感を持った私だが、決して私も”アニメ声”を望んだわけではないので、今となってはすっかり日高さん以外の小羽は無いかも(^^)
さて、ドラマCDは雨童女&座敷童編「歳暮-オセイボ-」について。脚本は谷村大四郎さん。『xxxHOLiC◆継』では六話と十三話を担当されていて、『図書館戦争』でも何本か書かれていた作家さんだ。今回のドラマCDもそうだが、ギャグに走りすぎない正統派な笑いというか、ほのぼの感のある作風かな?
物語は、座敷童がいつも世話になっている”からす天狗”たちに感謝の気持ちをこめてお歳暮を贈るというもの。相談役はもちろん雨童女で買い物に付き合うのも雨童女なのだが、途中四月一日に出会うのは必然で、案内をかってでる四月一日だ。行先はオモチャ屋。”からす天狗”たちは意外?にも”子供”だそうだ。ピコピコハンマーで四月一日をドツキまくる雨童女。雨童女とは漫才しつつ、座敷童には優しく接する四月一日だが、二人のテンポについていけない座敷童でいつのまにか迷子に・・・。事なきを得て、無事に買い物も済ませたのだが、ついでに名前を入れたケーキを作るという四月一日。実はちゃんと名前のある彼らで「キース」「エリック」「ジミー」「ジェフ」「ブライアン」だそうだ。「誕生日じゃないっての!」と雨童女からツッコミが入るかと思ったがそれはなし。逆に明らかに戸惑っている座敷童が感じられる。
・・・おそらく「キース」はリーダー?だと思うのだが、あとは???。。。と思っていたら、まさにオチがそれだった。座敷童にまで「...なんとなく...しか......」だなんて、あまりに彼らが不憫だよねぇ
残すはあと二巻。次回がひまわりちゃん編で、ラストは大賑わいと想像するが、願わくば、ドラマCDにも「おでんやのキツネの親子」に登場して欲しいものだ(^^)
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コメント
こんにちわ。
ブログではあまり書いてないのですが、アニメ好きの紫です*^^*
妖かしモノが特に好きで、早く「HOLiC」次のクール始まらないかな~、と心待ちにしているんですよ。
ちなみに今時期視ているのは、
「コナン」←大好き!これはもうずっ~と♪
「魍魎の匣」「夜桜四重奏」「黒執事」「のだめ♪」。
「魍魎の匣」は実写版の映画見てないし、本も読んでいないのでさっぱり展開がわからないのですが、どよどよの空気感がいいです。
投稿: 紫(むらさき) | 2008/10/28 20:47
■紫さん、こんにちは
何故にココ?と思いましたがアニメ好きとのことで嬉しいです(^^)
ホリックの3期はおそらく難しいものと思いますが、原作14巻に新作アニメDVDが付く特別版があるとのことで、今から楽しみにしています(^^)
コナン好きですか!
私ももはや10数年来からの付き合いです。来月7日は原作の新刊も出るし、こちらも楽しみ♪
>「魍魎の匣」「夜桜四重奏」「黒執事」「のだめ♪」。
残念ながら「魍魎の匣」と「黒執事」の放送がない地域なんです。
「魍魎の匣」は原作ファンですので観てみたい気はするのですが、逆に見られなくて良かったとも(^^)
「夜桜四重奏」は、かろうじてBS-iで見られるのだけど、先週の1話を逃しました。面白いなら見ようかな?
「のだめ」はレヴューのとおりです♪
映画繋がりから、アニメの話題でも盛り上がるブロガーさんが増える一方(^^)
またお越しくださいな。お待ちしています(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2008/10/28 21:44