アニメ 『西洋骨董洋菓子店~アンティ-ク~』 *レシピ9*ちょこっと感想
誰も彼もが何かを抱えているアンティークの男たち。エイジもまた心に暗い過去を引きずっていた。
○勉強嫌い!といいながらも、「先生が言うのなら・・」とシブシブながらフランス語学校に通い始めるエイジ
・・・これまでお菓子の専門用語はフィーリングで丸暗記していたエイジ。「そっちが意味わかんねぇ」という橘の方がもっともなご意見だ。フィーリングも大切だけど、意味を理解すると、全体を理解しやすくなるもの。本場の言語の習得は留学うんぬんを除いても重要かつ効果的!
○週3日の夜間学校とはいえ、エイジの抜けた穴は小さくない。てんてこ舞いの小野は、思いつきで”器用な橘”に助っ人を頼む。
・・・厨房で仕事する橘を見て、居場所を侵された不快感を顕わにするエイジ。しかし小野と橘はエイジの焦躁感を理解できない。
○苛立つエイジ。学校帰りに売られたケンカを買い、相手はボコボコ寸前。寸でのところを小野が静止。
・・・小野に苛立ちの理由である不安を全部ぶちまけるエイジ。エイジのトラウマは「捨てられること」。”独立”の言葉がエイジの中で独り歩きし、小野と橘に不必要として見捨てられたものと勘違いしていた。
言葉で示すか、行動で示すか。加減がとても難しいけれど、やっぱり最後は言葉にして言わなくちゃ、他人には分らないことの方が多いのが世の常。おかげで誤解は解け、自信も付けたエイジの成長は加速しそうだね。
世間では児童誘拐事件が頻発しており、ニュースを目にするたびに暗く視線を落とす橘だ。すっかり常連の元刑事さんも毎回のように登場し、過去との因果関係は生まれるのか否か・・・
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