アニメ 『西洋骨董洋菓子店~アンティ-ク~』 *レシピ11*ちょこっと感想
忌まわしい記憶に縛られ、時折悪夢のうなされる日々のまま、現在に至っている橘。
○橘が捜査協力に積極的なのは、自分のため?
・・・過去のトラウマを払拭しようともがいているような橘。”ケーキ”という状況証拠から、自分にも無関係ではないと、刑事以上に犯人との接触を望んでいる橘だ。
○犯人の男に抱きしめられた最低最悪のトラウマ、嫌悪感が高校生の小野を傷つけた。
・・・もはや橘のひととなりは言うまでもないのだが、高校生の小野に侮蔑の発言を放った真の理由はここにあったわけだ。実際は「小野」に対する個人攻撃をするつもりなど毛頭にもなかった橘だ。
○最近”アンティーク”通い始めた中年女性が閉店時に現れる。疲れた表情に歯切れの悪いもの言い。首筋に痣のようなものを見とがめた橘は何かを察する。
・・・女性の体調不良をダシにして強引に自宅へと車で送る橘。子供の悲鳴を聞き留めたことから土足で家内に突入する。
果たして、カギの掛けられた2階の部屋から現れたのは怯えきった一人の少年だった。もちろんその家の子供ではない。そして、部屋の奥に籠っていた犯人は、橘よりも年若い青年だったことに愕然とする橘だ。
千影の誠実なギャルソンぶりが張り込んでいた刑事に感動を与えるという、和み~な、癒し~な場面もあったけれど、ほぼサスペンス調な11話で少年~犯人の登場までのハラハラドキドキな見せ方が上手かった!
結局人違いという橘の期待が完全に裏切られた結末。もはや橘のトラウマを払拭する術はないのか?次回は最終回。どうなる??
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