雑感:コードギアスR2 (TURN16)
TURN16:「超合集国決議第壱號」
最終決戦への序章だね。
ゼロはついに神聖ブリタニア帝国に匹敵するだけの国家を纏め上げ、世界は2分された。勝つか負けるかで、All or Nothing。緊迫してきたなー。
全てに近いキャラクターを登場させ、あらゆるパートの話を少しずつ進めているから忙しいのなんの。少しずつ進めた内容でしかないけれど、ほとんど重要ポイントで何一つとしてスルーできなかったりするから、一回でも逃すと全体がわからなくなりそう。(クレジットでの声優の数の多いこと!)
中でも、「おっ」という展開は、アーニャが皇帝に記憶操作されているらしいこと(それにスザクが気がついたこと)。そして、ロイドさんがニーナにかけた言葉。アーニャは、かなりマリアンヌ親子と親しい間柄だったのだろうね。ロイドさんの無遠慮は、核心を突くことが多いだけに、別の意味で良い仕事していて嬉しくなる。
コードギアスは、誰もでに最後の引鉄を引く事に躊躇するような何かがあることを明確にしてくれている。躊躇わない者がいるとすれば、それは皇帝ただひとり。誰が、何の為に、一番最初に終末の引鉄を引くか、で全ての決着がつくって寸法かな?
中途半端で気になるところは、コーネリアとルルーシュの話の続き。ギルフォードとジェレミアは何を話したのか(コーネリアのことだろうけど)。生存していた扇に対してヴィレッタはどうなったのか。スザクはルルーシュに何を言うつもりなのか。
ルルーシュは個人として、きっと土下座してでも「ナナリーのことだけは」とスザクを頼ろうとしているはず。ユフィのことで頑なになっているスザクが、どんな態度を示すのか次週が楽しみ。人の弱みに付け込むスザク、ってのはあまり観たくないけれど、ナナリーを見殺しにする事は本意では無いはず。元親友の話し合いを期待したいんだけどな。
「はい、ご主人様。」・・やっぱりC.C.の記憶は、しばらくの間戻りそうになさそう。ギリギリの瞬間まで戻さないような気がする。どんでん返しの切り札としては最適だもん。けれど、今の状態でもルルーシュの心の支えになるってところはさすがC.C.だね。
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コメント
たいむさん、こんばんは。
今回はいろんなキャラが総出演…の割には戦争の大義名分を演出するだけの、ちょっと地味~な回だったかな。。。いかにも正義に自衛軍っぽく演出された決議の映像(黒の騎士団リストテロップとか…)は凝ってて良かったですけどね。ある意味、米軍などリアルを皮肉ったシーンだったかも。
世界をブリタニアと超合衆国(←超って…恥ずかしい名前)と真っ二つにしたとしても、足元から崩壊しかかっている黒の騎士団では太刀打ちできなさそうですし、ニーナの最終兵器もヤバそうです。次回はスザクとの交渉ですが、元親友の話し合い・・・とはいかないでしょうね。
投稿: GAKU | 2008/08/02 10:01
■GAKUさん、こんにちは
>戦争の大義名分を演出するだけの、ちょっと地味~な回
嵐の前の静かさというか、きっちり世界の動向を見せておかないと、ジェットコースタードラマになってしまいますしね。拡散しすぎているのが心配だけど、そろそろ収束し始めるでしょうし、また想像もつかない波乱が見られると期待しましょう!
>ニーナの最終兵器
あくまでも抑止であってほしい兵器ですけど。。。黒の騎士団が強奪とか言うと怖いなぁ。
スザクの行く末がとにかく心配。なんとか心を通わせてほしいものです。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/08/02 18:21