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2008/07/23

DVD『xxxHOLiC◆継』第二巻

Holickey2 DVD第二巻は、二話「左眸 ヒダリメ」、三話「朋分 ハンブン」の2話が収録。既に腹を括ったので「ドラマCD付限定版」を購入。
”蜘蛛嫌い”でもあり、あまり見返したくない1・2巻。原作を読んだ時も、四月一日の試練にどんよりと落ち込み、この話が1期では完全にスキップされたことを実は喜んでいた。しかし、監督は「“女郎蜘蛛”もやりたかった。」と1期終了にあたってのインタで語っていたし、2期としては当然の流れ。原作よりも、気持ーち早く決着がついたように思い、ほんのちょっぴり楽に感じられたけれど、やっぱりツライ話だ。

二話に登場する、文字を喰うアヤカシ”本の虫”は、『蟲師』2巻:「筆の海」に登場した”紙魚”を彷彿。でも”紙魚”は文字が書物から逃げ出すだけなので、結界に閉じ込め捕まえてしまえば書物は復活する。だから四月一日と百目鬼の為にも「”本の虫”も同じなら良いのに・・・」と思うところだったが、何分ひまわりちゃんが絡んだ以上、完全喪失はやむ終えなしなんだよねdespair。おそらく必然のこと。結局、術が得られなかったことと座敷童のことから、女郎蜘蛛の元へ自ら乗り込むことになり、そうしたことでやっと四月一日が”気づいた”(女郎蜘蛛がみーんな喋っちゃったとも言えるけど)のだから、これもまた必然ってことで一歩前進を喜ぶべき事なのだろうけれど、・・・やっぱり右目喪失と精神的打撃に痛々しい話だった。
決して損失は小さくなかったが、一応決着がついたことからシコリが残らずに済んで良かった。それにしても目を半分提供する百目鬼は只者じゃない。たとえ親友だとしてもそこまでできるかどうか・・・。一体何者だ?って思っちゃう。(それを言うなら四月一日もだけど)
なんだかお遊び満載の2期。1話での「泉」には笑ったが、まさか「ヤマト」と「タチコマ」まで登場するとはね(^^)TVで観た時は爆笑だった。

封入されているミニインタは、モコナ役の菊地美香さんと水島監督の「モコナを描くにあたり」。菊地さんは、「いつも元気いっぱいにおどけている(黒)モコナは、本当は寂しがりやで怖がりで、いつも誰かがそばにいてくれないとダメなんだろうな。」と分析されていた。また白黒どちらを演じるても時々寂しくなるとのこと。どちらのモコナもいつも互いに「モコナに会いたい。」と思っているんだろうな、とのことだった。水島監督の「モコナを描くにあたり」では、モコナはファンシー不思議キャラなだけに、シリアスシーンで邪魔をしないように気を付けているとのことだった。ただし、小さくしすぎるとパーツがわからなくなる難点があり、苦労しているらしい。なにせ黒いから(笑)

さて、お待ちかね二巻の「ドラマCD」は、四月一日編「縁側-エンガワ-」。ところがテーマは「色」。タイトルはモコナと縁側でまったりとお茶をすする四月一日といったシチュエーションからのもので、内容とはほぼ無関係だったりする。
前半は侑子さん抜きで、“モコナ&四月一日”コンビなだけにテンポの良いボケとツッコミ(・・と言うよりは、モコナの大袈裟で大柄な物言いに、四月一日がいちいち反応してあげあしを取っているようなもの)に、何度となく吹き出してしまう。「縁側-エンガワ-」は、櫻井圭記さん脚本であり、同じく櫻井さん脚本による1期(5話):「シリトリ」の再現がこれまた愉快。「イヤだ!やらない!」と言いながらもモコナに付き合って必死にお題を考える四月一日は本当にイイ子だ。
何故「色」なのか。突然「色」について黄昏るモコナ。「黒字」など“プラス”の意味もあれば、「黒星」等“マイナス“な意味で使う事も多い「黒」。黒モコナとしては、「黒」の扱われ方が気になるのだそうだ。モコナの、「色」の入った言葉を多用したマシンガントーク炸裂は爆笑どころなのだが、ココは聴いてナンボの面白さなので省略する。
侑子さんは、「赤福」と「白い恋人」をお土産に持って帰り、「色」トークに途中参戦。なんというタイミングの良さ!「赤福」と「白い恋人」をつまみにラーメンnoodleをすする侑子さんとモコナ。奇抜な組合せに不気味がる四月一日だが、こっそり自分も試してみれば、「い、意外と、合うなぁ・・」と認める素直な四月一日だ。確かに「気持ち悪ぅ~」って感じだが、実は私も甘いお菓子や菓子パンとカップラーメン(のスープ)のマッチングが好きだったりする。甘さとしょっぱさの醸しだす絶妙なハーモニーは癖になる。よって「そうでしょ?そうだよねぇー。」って、モコナや侑子さん談にはウンウンと頷いていた。・・ってか、この1人と1モコナに、というよりは櫻井さんの感覚(&採用されたってことは、皆に市民権をいているだろう事)が嬉しかったりした。ちなみに私は「赤福・ラーメン・ラーメン・白い恋人・ラーメン・ラーメン・・・」のバランスだろうか?(^^)
侑子さんの言う、「色には人生の極意が詰まっているのよ。」に対するオチは「・・・」で、「ダメだ、こりゃ。」なのだけど、とても愉快な約20分のドラマだった。
2巻もCD付きを買って良かった!後悔無し!

追記(8/22)
お笑い番組はほとんど見ないので、「ラーメンズ」すら知らないのだけど、今回の「縁側」の脚本に、「ラーメンズ」のコントから断りなく引用された部分があったとのこと。最悪な言い方とすると盗用ってことになるのかな?とても面白いドラマCDだったのになぁ。あーあ、櫻井さんやっちゃったかなー(><) 残念です。
引用は「いろいろマン」「金部」からとか。コントもきっと爆笑なのだろうな。

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コメント

≫「赤福」と「白い恋人」をつまみにラーメンをすする…

( ̄△ ̄lll) か、辛口トークやな〜〜〜〜〜〜
でも想像つきますわぁ。大原さんの「わたぬきぃ?」が聴こえてきそう。どっぷり浸かれますね。私も聴いてみたくなりました。

個人的には「あっかふっく、あっかふっく」と踊るマルとモロがたまらなくかーいーんですが。テレビではあの子たちの謎は描かれてませんが、原作ならあるんでしょうねえ。知りたいような、怖いような。

投稿: よろづ屋TOM | 2008/07/23 23:53

■よろず屋TOMさん、こんにちはsun
>大原さんの「わたぬきぃ?」が聴こえてきそう。
なんか想像できちゃいますよね(^^)
私は聴きながら、モコナや四月一日の表情が目にうかびましたから。
BGMもアニメと同じものを使ってますし、良いデキだと思います。

>マルとモロがたまらなくかーいーん
のこり5作のどこかで登場してくれると良いのですが・・・。
私も好きです、この2人かわいいから。

>あの子たちの謎
原作ではアバウトですけど、ちゃんとありますよ。知りたいですか?(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2008/07/24 19:11

付録にあった菊地さんのインタビューに「ソエルは小狼やサクラ、黒鋼やファイに可愛がられているよね」って書かれてました。初めてじゃないですか?『xxxholic』で『ツバサ』を語ると言うのは。放送局が違えど(『ツバサ』はNHK・『xxxholic』はTBS)両方を演じたからこそ言えたと思います。

投稿: | 2013/07/21 01:18

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