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2008/06/06

アニメ「図書館戦争」*第7話

状況〇七「恋ノ情報探索(レファレンス)」
Library7 「優雅さを忘れないひとりの美少女がいた。」・・とまぁ、柴崎節炸裂!で始った8話。毎度郁に対しては、厳しくも優しい”お姉さん役”となっている柴崎で、容姿でも知識でも、郁が敵うトコロなど何一つ無し!と認めるところだが、ただ一つ、計算も裏表もまったく無い純粋さを持った真っ直ぐな郁を、柴崎は(郁が思っている以上に)大好きで羨んでいることを、郁は知らない。

小牧に続き、やっとスポットを浴びた(半分)柴崎の回。とはいえ、『図書館戦争』シリーズでもっとも手ごわい敵?となる手塚の実の兄:手塚慧(さとし)の登場と同時進行のため、必要最小限になってしまった。才色兼備で情報通、手際よくて抜かりなしの極めて用意周到、自らを”クールビューティ”と言ってのける、現在の柴崎が如何に形成されたかが明かされた原作『図書館内乱』だったが、あくまで郁中心のアニメなので仕方なし。 小悪魔風な柴崎も本当なのだし、それでも、美しい富士山に思わず漏れでた素の表情から柴崎の柔らかな内面がちょっぴり垣間見れたしね、OKとしておこうか。
前回の伏線があり、ようやく”手塚慧”が登場した今回。手塚はもとより、朝比奈といい、砂川といい、ご覧のとおり、胡散臭そうな事を手繰ると必ず慧に行き着き、敵?ラスボス?って思われそうだが、慧絡みではいずれ面白いことになるので好ご期待!かな?

ところで、ラストにイキナリ郁が査問委員会から出頭命令が下るいった、あまりに一足飛びな展開に???となった人もあるかと思う。これは武蔵野第一図書館で今何が起っているのかが断片的でしかなく、細かな説明が一切省かれているからなのだが、確かに現段階では「朝比奈が柴崎に持ちかけた焚書事件隠蔽の件に砂川が絡んでいた。」だけが全てとも言える。よってグダグダ説明しても回りくどいだけなので、とりあえず”図書館も、図書隊も一枚岩ではない”とだけ捕捉しておきたいと思う。慧にしても、決して”良化”側の人間というのではなく、検閲と焚書には反対の姿勢であること、ただ考え方と方向性が大きく異なっているだけであることも忘れないで欲しいところ。(それが手塚兄弟の亀裂の切っ掛けなのが痛いが)。だから原作のタイトルが『内乱』なのだと思えば、少しは納得がいくだろうか?(本当は物凄い伏線と細かな設定が盛り込まれている事件なので、興味のある方は原作で確認して欲しい)。
さて、ひとつ気になったところが、郁と柴崎の会話。尊敬する人が犯罪に関わっていたとして、それを自分が隠蔽できるとしたら?という柴崎の問いに対して、「自首を勧める。」と言った郁で、「無かったことにするのは、間違いを償えなくしてしまう。」と言っていたが、原作では「間違った上に、更に間違わせるようなことはしたくない。」と言っていた。「揉み消しがバレたら余計に罪が重くなっちゃう。」も、「揉み消しがバレたら、余計にその人の立場が悪くなるでしょう?」だった。あくまで郁の視点だった発言が、上からの目線での発言になっちゃったのはちょっと残念。やっぱり郁は、全てを自分の目線に置き換えて考える子だと思うから。
柴崎は、実は焚書そのものより、自分が事件に気が付けてなかったことにショックを受けている部分があって、それを郁は素直に本心から、過ちを犯した人間に対しての正論を唱え、さらに温情までこもった意見を述べるのだから、邪な思いに揺れた柴崎には、より突き刺さるもので(目からウロコ)、郁を一層好きになるところなんだよね。

次週は、理不尽にも郁だけがツライ目にあうところで、実は無関係ではない柴崎と手塚も辛いところ。それなのに・・・といった郁だ。熱血バカが鼻についていた郁は何処へやら。どんどんいじらしくなっていく郁で、衝撃のラストが楽しみだなー(笑)。

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コメント

頭が良くて冷静な判断ができて、しかも美人。
本来なら他人に相談したりしなさそうな性格に思えた柴崎が郁にあんな大事なことを相談したのは、それだけ柴崎が自分にはない郁のまっすぐさに憧れているからなんでしょうね。

もしかしたら始めから郁の答えなど分かっていたかも知れない・・・と考えるとちょっと柴崎が女性としてかわいらしく思えましたよ。

手塚、小牧、柴崎と来たらそろそろ次回あたりは真打の堂上になるのでしょうか?それとも玄田隊長のエピかな?

投稿: にゃむばなな | 2008/06/07 22:28

■にゃむばななさん、こんにちはsun
柴崎は、藁にもすがる思いで郁に相談した、と私は受け取っています。何があっても誰であろうと、相談だなんて、柴崎のプライドが許さない行動だったはずなんです。そのあたりが細かく描かれている原作です(^^)
でも郁と出逢って、柴崎は良くも悪くも変り始めているんですね。そこに手塚の入り込む隙間があるのか無いのか・・・がこれからです(笑)

あ、でも柴崎は柴崎。女性として可愛いだなんて思っちゃったら男性は苦労しますよ~。なんだかんだ言っても喰えない女ですからw

>真打の堂上
次回は郁の試練の回です。そしてお察しのとおり「真打の堂上」ですねー。お楽しみに!!

投稿: たいむ(管理人) | 2008/06/08 00:06

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