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2008/05/30

アニメ「図書館戦争」*第6話

状況〇六「図書隊ハ発砲セズ」
Libralywer5 アバンの語りが小牧教官じゃありませんかっ!きゃっほぉ~♪完全オリジナルの回。原作ならば、小牧とそのお姫様:毬江ちゃんのエピソードが来るところだけど、あくまでも”堂上&郁”路線をはずさないアニメということで切り替えたのだろうね。後々の為にどうしても必要な”手塚コネクション”も、別の形で伏線を張れていたし、何より小牧教官がどど~ん(撃たれちゃったけど・・) もともと堂上・小牧コンビが好きだし、堂上と玄田の如何にもヤリそうな過去のエピが楽しかったし、良かった!

郁と小牧が守り抜いた『予言書』は、ラストカットでは『トランスファ・K505』となっていた為「あれ?」と思ったのだが、60年前だの、映画化だの、焚書だのといった説明は、やはりレイ・ブラッドべリの『華氏451』を意識した本のタイトルに外ならないようだ。(「K505」の「K」が”絶対温度の単位”と考えれば確信犯確定というところ)。
私は、『図書館戦争』が『華氏451』に似ていることをまったく知らずに読んでいた。(話によると、作者自身も知らなかったらしい)。ところが2話にてその旨のコメントをよろづ屋TOM さんより頂いたことから『華氏451』を知り、興味を覚えていろいろ調べたばかりだった。実際に『華氏451』を読み始めたところでもあり、この5話の冒頭ではズッコケつつ満面の笑みを浮かべてしまった次第(^^)

今回は「郁は昔の堂上そっくり!」を強調するだけのエピではあったけど、結局は「堂上ってなんてイイ漢なんだぁ~!」と、視聴者と郁の”堂上株”を上げるだけのエピと言えなくもなく、それはそれでいいのだけど、「カッコイイ小牧も見たいよ~」と思ってしまう私だったりする。(完全に脇役になっちゃってるもんね、アニメは・・^^;) とりあえず小牧の活躍?はDVD3巻で見せてくれるというし、楽しみは取って置け、って思うことにするけれど、今後は手塚がクローズアップだろうし、益々小牧の出番が少なくなりそうな予感。「監督!本編でもお願いしますよー」と訴えておこうかな?(笑)

今回は、鋭い柴崎の講釈が聞けなかったのは残念だったが、帰ってこないルームメイトと夜中に出動するタクスフォースに気が付いたことから、思わず郁に何度も電話を入れてしまう柴崎らしからぬ柴崎で(メールならまだしも、さすがに電話20回はやりすぎかと思うが)、柴崎にはそういう一面もあるんだよーって伝わってきて、こちらもオリジナルならが良かったと思う(^^)

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コメント

今回は待ちに待った小牧教官が主役ということで個人的には大満足でしたよ。
小牧教官らしく物腰柔らかな奥に眠る、堂上教官に劣らない図書隊としての熱い気持ちと仲間を人一倍大事にする心。

堂上をよく知る人物だからこそ、郁の成長には欠かせない存在。今回柴崎の人間味を見れたからこそ今後も小牧教官の出番は少なくなってほしくないですね。

それにしても銃撃戦がいつの間にか取っ組み合いに変わってしまったあの昔話には大笑いさせていただきましたよ。戦争なのに人間味が溢れていたあのエピソードがこの作品の大いなる魅力の一つなんでしょうね。

投稿: にゃむばなな | 2008/05/30 22:41

■にゃむばななさん、こんにちは
小牧の本質が見え、壊れちゃう小牧が見れるエピがとばされたのは残念でしたが、それでもやっと小牧教官が堪能できた回でしたね(^^)

堂上とは格もキャリアも同等だというのに、何故堂上が班長になったかについて、役職云々とかこじつけてましたが、単に「堂上のほうが面倒見がいいから」でしかないんです。小牧って最後の最後は「正論」で突き放しちゃうところがあるから合点のいくことですが、玄田の裁量は見事ですね。直感に長けた野性味溢れる判断力と洞察力に脱帽するのみです。

>堂上をよく知る人物だからこそ、郁の成長には欠かせない存在
「学習力はある」に笑いました。上手いツッコミしてくれました(^^)
青臭い堂上も好きだし、同じミスを繰り返さない堂上の優秀さも好きという小牧の、割と自分は自分で猫のようなところが私は好きです。

>銃撃戦がいつの間にか取っ組み合いに変わってしまったあの昔話
ここはもしかしたら回想か何かでさらっと語られたエピかも知れないのだけど、うろ覚えで確信がありません。でも若気の至りでありそうな話だっただけに、私も、堂上と止めない玄田に爆笑してしまいました。ノっちゃう図書隊員たちで、みんなココロアツキ戦士ですよね(笑)

一般的な戦争の一兵士のあいまいな大義と違って、それぞれに愛とプライドを持った隊員たちだからカッコイイのですよね。

小牧にはもっと登場して欲しいけれど、この先は堂上と郁、手塚と小牧の組み合わせがほとんどになると思うので、どうーかなー。背景になってしまわないことを祈ります!

投稿: たいむ(管理人) | 2008/05/31 08:48

作者が華氏451を知らなかった!!!!
ってのは、本当なのでしょうか????

そうでしたかぁ~~。
この本を勧めてくれた人に
読む前にざっと内容を聞かされて
昔のSFと同じ、映画にもなってると言ったら
「こういうはSFなのか?」
と、言われて、何を言ってるんだろうって(笑)。
で、読んでみて、SFぽくないよなぁ~~って
自分でも思った次第。


なんか、余談からはじめてしまいましたが
この小牧教官の話は、嬉しかったですね~~。

投稿: mariyon | 2008/06/05 21:04

■mariyonさん、こんにちは
>本当なのでしょうか????
私も聞いた話で、私自身が「華氏・・」を知ってからは俄かにその話が信じられないといった感じです。
でも、後書きにもどこにも「華氏・・」について触れられたことが無いんですよね~。雑誌か何かのインタで語られているのかもしれませんが、真相は不明ですのであしからず、です(^^;
mariyonさんは「華氏・・」は既読なのですね。すごいなぁ~。
私はそんなに読書家じゃないので、穴だらけですよ~~。もっといろいろ知っていると楽しいのだろうなと思うこの頃です。(映画もだけど)

>この小牧教官の話は、嬉しかったですね~~。
堂上も素敵だけど、私は小牧が好きなものですから、そりゃぁもう(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2008/06/05 22:52

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