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2008/04/03

DVD「今日からマ王!R -OVA(5)-小シマロンの少年王(後編)」みた。

Maohr5 ほとんどファンディスクに近い『マ王-R』シリーズ。予告?どおり(2)(3)(4)はすっ飛ばして、(5)をやっと見ることが出来た(と言っても発売が3月末なのだがw)。OVAは全5作にも関わらず、前後編を最初と最後に持ってくるあたりが実に憎らしい演出。サラレギーはアニマの第3シリーズに登場する”悪役”であり、(アニメでは)初登場のお披露目としても、小シマロン(サラレギー)と眞魔国(ユーリ)の因縁をみせる前哨戦としても有効なストーリーだった。
原作では、なかなか腹黒さの尻尾を掴ませてくれなかったサラだが、アニマでは最初から”悪役”として発表されている分(生放送でも監督がしっかり「悪役です」って語っていたしね。・・・ちなみに録画で全部見ました、生放送♪)、話が早いというか、原作での嫌なウジウジが解消されて良かったかもしれない。

さて、肝心の後編。村田とショーリの到着から、ギュンターにグエン・ヨザック・アーダルベルトが合流し、眞王陛下にウルリーケ、モルギフまでもが登場するという「マ王(主要)ファミリー」がたっぷりと(^^)。暗示に掛かりやすいというか乗っ取られやすいというか、毎度ビンボークジを引かされる不憫なヴォルフラム、(監督にキャラを崩すことにご法度を言い渡されている森川さんが演じる)どこまでもカッコいいコンラッドの勇姿、もはや崩落に歯止めが効かないギュンターのお約束もしっかりで、当然ユーリの”上様モード”に”正義”の2文字も健在。大団円?ではメガネーズの漫才もあるし、よくぞ30分に詰め込んだものだと感心してしまうものだった。
ユーリ(正確にはユーリの力)に興味を持ち、欲しがっているサラレギーと、サラレギーの真意を知っても「友達」ならいつかきっと分かり合えると、相変わらずなユーリ陛下といった、関係を平行線に戻してアニメに繋げるあたりが良く出来ている。よって見ていなくても困るほどではない、無難なさじ加減に抑えて作ってあるところを評価したいと思う。
・・とはいえ、ユーリ「兄弟は?」 サラ「いない」・・・には、「嘘を付け!」とツッコむ私。(兄弟も、母親についても、後々明らかになると思うのでお楽しみに!) また、サラお付の彼の法術は、ユーリの魔力を完全に防御するほどに強い、ということにはならないか?(人間の土地で威力は半減、ユーリも本気じゃなかったと言い訳できないこともないが)というツッコミもしたくなる。ま、それも含めて「マ王」らしい(都合のよい)「風」が随所に感じられ、正に本日からはじまる第3シリーズに向けて、否応なしにテンションを上げてくれた。生放送「帰ってきた今日からマ王!」と、リクエストベスト③をじっくり見てしまい、しみじみしたところに効果覿面!といった感じ。

ナンダカンダ言いながら石田さん目当て?で見てしまった『マ王-R』。すっとばした(2)(3)(4)も暇つぶしには面白いかもしれないので、旧作になった頃にでもチェックしてみようかな~?と思い直している(笑)

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