アニメ「図書館戦争」*第1話
けれど、それも見越して作っているだろうと思うから、「意味不明だから・・・」と止めてしまうには「もうちょっと待った!」と言いたいところ。
今回の、「スポーツと訓練の違い」のような基本的なことであり、「見計らい図書制度」のように、ちゃんと勉強していない未熟な郁が失敗したり、説明を受けたりすることで、(後付けのようだが)世界観が肉付けされていく方式が原作でも取られているから、アニメでも郁の目線(成長)とシンクロさせれば良いという方向性なのではないかと思う次第。今は分らなくても段々分ってくると思うから、急ぐ必要は無いってね。
ただ1クールで、原作3冊分。駆け足すぎな感は否めない。要は、”間”の問題。次々に話が進んで場面が変ってしまうから、凹んだり、悩んだり、考えたりといった成長に欠かせない大事な時間が極めて短く、深みが感じられない。”図書特殊隊”に入隊してからが本題だから、今後の展開ではもう少し丁寧に描いてくれることを期待したいところ。
基本ラブコメ、しかし、「ありえねぇ」戦闘シーンなどが始れば、カッコイイ作品になるのかな?冒頭部分での”メディア良化隊”の突入と窓の外のヘリなどは、「”9課”だなぁ(^^)」って嬉しくなるシーンだったしね
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