「Sweet Rain 死神の精度」みた。
伊坂幸太郎作品は、「アヒルと鴨のコインロッカー」しか読んでいないのだけど、おそらくこの映画の原作も”騙し”とか”つながり”があるのだろなと、原作はあえて読まずに鑑賞。それは多分正解なのだと思うけれど、そんな目で観ていたら色々と途中で分っちゃって、3件目の初めには全部分っちゃった・・・(^^;
でも、しっとりとしながらも清清しいラストが良かったと思う。
土砂降りな雨のシーンばかりで、主人公は死神。連れている相棒は真っ黒な犬と、暗い印象しか持っていなかったが、意外にもコミカルというか、明るいというか、楽しい作品だった。劇場用のチラシにも目を通さないといったネタバレ厳禁体勢で臨んだため、実際のところ「死神のルール」は良くわかっていない(デスノじゃないって・・^^;)。「実行」や「見送り」までの日数とか方法とか、色々ありそうだと思ったけれど、「白い手袋をはめているのが死神なんだろうな」とその程度の認識だけでも、それなりに楽しめたと思う。ま、「思い入れ」がないからだろうが、観終わってからのチラシ補完でも問題ない気がしている。
冒頭の女の子からしてそうだが、「死」がテーマなのに、こんなにほのぼのしていていいのか?ってくらいの明るさに面食らった。”Music”にルンルンニコニコノリノリで、シリアスな場面なのに「♪きよしこの夜」に浮かれる死神って・・・(^^; 金城武にはまるで思い入れがないが、あんなイイオトコが死神なのも反則だよなーって・・・(^^;;
相棒の”黒い犬”が吹替えで喋らないのが特に良かったと思う。喋ると「某ケータイの”おとうさん”」のようになりかねないしから。コミカルな中にも、厳粛な空気感は壊さないっていうのかな?(といいつつ、「あみだくじ」には吹いてしまったが。) 黒い犬と会話しながら、”千葉”ひとりが納得しているところもなんだか良かった。
「死とは」というより、「個々の生(=人生)とは」についての答えがあるような無いような・・・な感じ。「死」とは「ただ死」であると死神が仮定するのならば、この雰囲気は当然だと思うが、青空をみた”千葉”はこの先どう認識を改めるのかがちょっと気になるところかな。
「アヒル・・」の時とは違ってヤラレタ感はなかったのがちょっと残念。終始淡々としていたけれど、面白かった。
総評:★★★☆☆++ 好き度:★★★☆☆++ オススメ度:★★★☆☆++
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主役の死神は金城武 。
小西真奈美 、富司純子 、
光石研 、石田卓也等が出演。
本は読んでいます。
でも、読んでからかなり経っているので
おおまかな内容しか憶えていません。
映画を見て徐々に
記憶が甦ってきました。
死神が、自分の担当する
人間を観察して死の判定する。
死神の名は千葉。
ミュージックが大好き。
本人は真面目に仕事をしていても
他の人から見るとちょっぴり不思議男。
原作を実写化、そして主人公が金城武。
そのことを知った時は... [続きを読む]
受信: 2008/03/29 14:39
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■動機
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■感想
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■満足度
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■あらすじ
死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、その人を1週間観察し、その生死を判断すること。雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎えるはずの27歳の会社員一恵(小西真奈美)が現れるのを待っていた。やがてメーカーの苦情係として働き、疲れ果てて仕事を終えた彼女が姿を見せる。
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コメント
お邪魔します♪

TB&コメントありがとうございました。
ちょっと淡々としていましたが、なかなか雰囲気が良くって面白かったですよね。
死神の金城さんの飄々とした天然ぶりも可愛かったです
映画は原作のバラバラなお話6話から3話を持ってきて、ちょっと無理矢理関連つけて繋げていましたが・・・不自然さはあまりなく上手かったな・・・と思いました。
ちなみに原作には犬やロボット、冒頭の女の子は出てこないんですよ
投稿: 由香 | 2008/03/27 00:30
■由香さん、こんにちは
雰囲気はよかったですよね。
でも、それ以上でもそれ以下でもないというか・・(^^;
>死神の金城さんの飄々とした天然ぶり
妙に似合ってましたね(^^)
オダジョー君でもいいかなーって見ていましたがw
いずれにしても、見た目も中身もイイオトコじゃないとかな?(爆)
>ちょっと無理矢理関連つけて
なるほど。彼女が同一人物だと思っても、物腰や口調が別人だよなーって思ったのはその辺りからかな?
>ちなみに原作には犬やロボット、冒頭の女の子は出てこないんですよ
あら~そうでしたか!ワンコは雰囲気があったので、原作にも登場するものと思っていました。
女の子は説明用だろうと思っていましたが、ロボットは最後まで意味不明でした(^^;
投稿: たいむ(管理人) | 2008/03/27 17:57
こんばんは
(←懲りないイケメン好き)
ブラピといい,金城さんといい,イケメンが死神なら
死ぬのもオツなものですね
原作にないあの犬を登場させたのは
「千葉」のイメージをいい意味で変えていたかな?
犬や人間とのトボケたやりとりが,最高によかった。
お手伝いロボットや,「空が晴れた意味がわからん・・」とか,つっこみどころはありますが
とてもキュートな作品でした
投稿: なな | 2008/03/28 00:01
■ななさん、こんにちは
イケメンはそれだけで絵になるからトクですよね(^^)
犬が原作に無いとは思っていませんでしたが、ほんとトボケたやり取りで名コンビに見えました。
なかなか楽しい作品でしたねw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/03/28 23:57
たいむさん、こんにちは~
「アヒ鴨~」が良かっただけに、ちょっと肩透かしをくらった感もなきにしもあらずでしたが、金城武のほのぼの感がとてもよかったですよね。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2008/03/30 23:37
■ノルウェーまだ~むさん、こんにちは
「アヒ鴨」のようなものを期待するとちょっと違いますが、本質的には伊坂作品っぽかったですね。
金城好演!おとぼけぶりが可愛かったです(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2008/03/31 16:31
金城クンの死神ならお逢いしてみたい・・・
でもまだ死にたくないし。。。
中途半端なギャグに苦笑いですが、
この‘まったりテンポ’が嫌いではありません。
黒ワンコが字幕で良かった・・・
あの‘お父さん’みたいでは、もう笑えませんもの。。。
投稿: 未来 | 2008/03/31 23:50
■未来さん、こんにちは
>金城クンの死神ならお逢いしてみたい・・
でも、きっと「実行」されちゃいますよ(爆)
>この‘まったりテンポ’が嫌いではありません。
そうそう、まったり~が気持ちを軽くしてくれましたしね。もっとシリアスなものと思っていただけに、肩透かしでしたが結果オーライでした♪
投稿: たいむ(管理人) | 2008/04/01 18:26
こんばんは^^
邦画はあまり観ないのですが、時間合わせ?都合?で
(笑)この映画を観てきました^^
たいむさんと同じで、原作も読まず臨みました。
私も暗い感じかなあと思っていたのですが、死を
扱っている割には、コミカルで、明るくて、
楽しめました。
>青空をみた”千葉”はこの先どう認識を改めるのか
がちょっと気になるところかな。
確かに、そうですね。そこは私も知りたいところです。
そう言えば、ヤラレた感があると言う、たいむさんの
昨年のベスト1のアヒル~まだ観てません(T^T)
投稿: ひろちゃん | 2008/04/04 22:39
■ひろちゃん、こんにちは
雨ばかりの色使いだから、なんか暗いイメージありましたよね?
だから、私も思った以上に楽しかったです。
千葉のその後は原作を読めばわかるのかなーとか思っているけれど、読む気なし(笑)
>DVD
気がむいた時にどうぞ(^^)
ご近所ならお貸しするのですけどw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/04/05 18:38
たいむさん、こんにちは☆
ほんとうはもうちょっとすタイリッシュな映画を期待していたのですが、コメディ色が強かったです。でも、あ~いう金城さんも好きなので、何でもOKという感じです(笑)
ほとんど無感情でいつも土砂降りの死神千葉が藤木カズエと出会って、唯一「実行」しなかった結末には、期待したラヴストーリーは生まれなかったけど、見事に晴れ渡り、死神千葉の中でもなにかが変わった・・・というラストは、すがすがしかったですね。
投稿: rikocchin | 2008/04/08 15:16
■rikocchinさん、こんにちは
金城さん、おちゃめでよかったですよね(^^)
私も、もしやラブストーリー?なんてちょっと期待しちゃったのだけど、違いました(^^;
けれど、そこが逆に良かったような。
空の青さが清清しさを強調してましたねw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/04/08 19:26
たいむさん、こんばんは!
>「アヒル・・」の時とは違ってヤラレタ感はなかったのがちょっと残念
そうですねー、同感でした。
「アヒル」は不親切でもなく、親切にヒントを出してはいましが、その加減が絶妙で最後にヤラレタ感がありました。
本作は丁寧にヒントは出してはいたのですが、あまりにあからさますぎるで、最後の盛り上がりに欠けたのが残念なところでした。
投稿: はらやん | 2008/04/23 22:04
■はらやんさん、こんにちは
アヒルは、映像の見せ方が秀逸だったからでしょうね。小説の行ったりきたりを上手く編集してありましたし。
この映画の原作は読んでいないので分りませんが、全体的に映像向きではない伊坂作品。
生かしきれなかったのではないかと思っています。
投稿: たいむ(管理人) | 2008/04/24 19:41