コードギアス「Sound Episode」を聴いてみた。
しばらく休会していたが、近所で借りられない物件が溜まってきたので、DVD等のオンラインレンタルを再開した。(といっても1ヶ月限定の予定)
本当に無いモノと借り難いモノの両パターンだが、後者の場合、数あるレンタルショップの中で1店舗しか扱っていない場合もあり、確信なく何度も通うのは、コスト的にもオンライン単価に匹敵するとの算段から。「半額デー」にこそ及ばないが、オンラインは手間が掛からない上、ほぼ確実にゲットできるから、ピンポイントを突きたい場合はカナリ有効と思う。一応8枚コースを選択したが、2枚分はとりあえず空席。どうせ泡銭と「ギアスのサウンドエピ」を借りてみることにした。地元では、「SEED」のスーツCDを取り扱っているレンタル店はあるが、放送されていなかった「ギアス」のそれを置いている店は無く、ナイスはナイスなのかもしれない。(内容はともかく)
とりあえず聴けたのは『Sound Episode 2』(取り扱いは2と4のみだった為)。キャラソン(歌&Inst)、6分前後の短編ドラマ2本&短編連続ドラマが1本。「SEED」のスーツCDではドラマが1本だったことを考えると、やや充実しているとは言えそう(その分価格も高いが)。 しかし予想はしていた事だが、かなりコメディ色が強く、方や「音声多重」で笑わすだけの、実はクダラナイネタとオチであり、方や下ネタモドキで笑わすものという、まったく内容の無い、しかも最初の一度しか笑えないもの。
ちなみにひとつは、STAGE:9の頃の、ある日の生徒会室。会長以下どこか余所余所しく歯切れの悪いメンバーに、「正体がバレたのか?」と内心で青くなるルルーシュ。最悪の場合とそうでない場合の両面を想定し、まずは事態把握のために探りを入れるのだが・・・といったもの。ルルーシュの裏表が楽しいのだが、同時に会話が飛び交うので聴き取りが非常に困難。初回はドタバタの雰囲気とオチを楽しむのみ。スピーカでは右左で完全に分かれている為、絞ってしまえば聴き取りが可能(最初はスピーカが壊れたのかと思った)。よって結局計4回は聴くハメになる。
もうひとつは、STAGE:14での裏話。扇がヴィレッタを拾った時のこと。ずぶ濡れの彼女の服を脱がせるにあたり、女性経験の少ないウブな扇が四苦八苦する話。電話でカレンや玉木に指南を求めるが、ブリタニア人女性のこともあって曖昧な表現しかできない扇。別のコトを連想させる言葉の連発には誤解を生むばかり(ただし、同じく奥手なルルーシュ(ゼロ)は見当違いの勘違いだけど。) なんだか深夜のラジオ番組みたいで笑えるけれど、ややクドイかなー。(オチもイマイチだし)
比べるのは何だか、「SEED」のミニドラマはコメディタッチに爆笑しつつも、本編と繋げて考えると知られざる一面が、楽しくも嬉しい内容だったと思う。「ギアス」でもキャラの性格が良く出てるし、ありそうな出来事に笑えるけれど、なんだか”ウケ狙いだけ”って気がしてしまうのは思い入れの違いだろか?・・それでも、ルルーシュ&ナナリーとスザクの幼少時が描かれた連続ドラマはなかなか興味深かった。頑ななルルーシュにやんちゃなスザク。最初から打ち解けていた彼らではなかったことは知ってはいたが、「フムフム」といった感じ。特にスザク。父親との確執による現在への影響の大きさが伺われるところ。(・・が、6分の2では全容の把握は難しいが。)
聴けば、誰もがきっと面白く思うだろうが、ファンディスク同様、”ファンにだけ”価値のあるシリーズでしかないと思う。(とにかく思い入れがすべてだねw)
| 固定リンク | 0
コメント