コードギアス「Sound Episode」を聴いてみた(2)。
STAGE 6.113 「王の名前」は、御馴染み生徒会室でのお話。ルルーシュがスザクを生徒会に勧誘した直後で、まだスザクは馴染んでいない。すっかり居ついた猫の名前をどうするかと揉めているところなのだが、スザクはユーフェミアに「このコは”アーサー”なんです。」と言われたことが切り出せないでいる(言い出そうとするとジャマが入るのはお約束)。生徒会メンバーでの会話は、テンポが良くワキアイアイとしていてとても楽しい。最終的にはナナリーの登場から、「このコは”アーサー”なんです。」のひと言で、ちゃんと”アーサー”に決まるのだが、スザクも、聴視者も、「やっぱり姉妹だなぁ(^^)」と、しみじみする微笑ましいお話だった。
STAGE 15.631 「女の斗い」は、想像通りC.C.とカレンとの戦い。玉木とカレンの乗る輸送車に、何故かC.C.が(勝手に)同乗しており「ピザ屋へ寄れ」と命令。バレバレの(女の)敵意丸出しでカレンは従わない。玉木は”ゼロの愛人説”の真相を正そうとして執拗に突っかかり、逆にノックダウンさせられるのもお約束? ゼロへの懸想が見抜かれているカレンは終始劣勢。ま、相手がC.C.じゃ仕方が無し。「あちゃー」なオチはほんとに「あちゃー」といった感じで、こちらも(一応)ほのぼの系かな?
STAGE 0.533 「はじめての友達」は、スザクとルルーシュがすっかり仲良くなった頃の話。ナナリーが”笑うルルーシュ”を嬉しく思い、「スザクさんにならお兄様を貸してもいいかな?(でも返してね)」と半分大人、半分子供な気持ちを語るというもの。双六対決には「頭を使わないゲームに勝っても意味がない。」と負け惜しみを言うルルーシュで、チェスに似た将棋がやりたいと言えば、やったことないと言うスザク。性格も能力も180度違うこの2人とナナリーとでにこやかに暮らす、ほんのつかの間の幸せなひと時だね。
・・ということで、どれもこれも微笑ましいものばかりだった。
連続ドラマは、ナナリーが行方不明で終わっていた『Sound Episode 2』。スザクの父親との政略結婚を嫌っての家出だったが、それを知ったルルーシュが、枢木ゲンブ首相と何やら取引をしたらしいことが、穏やかな中でも『Sound Episode 4』でルルーシュから語られていた(おそらくそれが『Sound Episode 3』なのだろうけど)。とにかく、既にこの頃からルルーシュには資質があったのだね。ナナリーを守る為だけに心血を注ぐルルーシュのシスコンは国宝級だよなーって、今更思うことでもないか(^^;;;
※『Sound Episode 2』については「ギアスの「Sound Episode」を聴いてみた。」でどうぞ。
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