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2008/03/20

BSアニメ夜話(第10弾:三夜)『伝説巨神イデオン』

公開収録された3夜目。ゲストには脚本担当された松崎健一さん(ミノフスキー粒子を作った人)、ハルル役の麻上洋子さん、作家の福井晴敏さん、スペシャルゲストにはキャラデザインの湖川友謙さんが登場。

やっぱり「イデオン」は特別だなーと思う。冒頭で岡田さんも言われていたが、わかった気になっていても、見るたびに考えを覆されるような気持ちにさせる奥深い作品。人間描写は果てしなくリアルなのに舞台は超世界。「イデ」とはなんなのか、結末は希望なのか、絶望なのか、完全に観る側の判断に委ねられたものだからかもしれない。よって作品を語ろうとすると、どうしても哲学的なものを避けて通ることができない為、番組でも最後に少しだけ触れられただけだった。とりあえず、「イデ」とは何か?については、”富野監督の意思”と例えられた松崎さんの言でお茶を濁すのが良さそうだ(笑)

ガンダムに比べてまるで人気がなかったイデオン。苦笑いしつつも誰もが頷くところだった。事実、予定4話分を残して打ち切りとなったTVシリーズのイデオン。最終話を担当されたは松崎さんだが「寝耳に水」だったとのこと。続く前提での決定稿からラスト2分を急遽書き直されたとのこと。で、結果がアレ(いきなりイデが発動)。まさに苦肉の策だ。だから核心に至る「劇場版」はファンにとって外せないものなのだね。お気に入りシーンでも「発動篇」から取り上げる人が多かった。「みんな星になっちゃえ」も、裸祭りも、私にとってもどれも印象深い。
ちなみに、松崎さんのお気に入りのシーンは、閃光の剣(イデオンソード初発動)。確かにこの回は衝撃的だった。唸るような音と共にどこまでも伸びる2本の光の束には”無限のパワー”を感じたところ。麻上さんのお気に入りは、ハルル役らしくダラムとの再会シーン。今見ると、ハルルの女の葛藤が良くわかるシーンだなーって思ったりして(今ならば心が解るって感覚)。・・同時にギアスのコーネリアも彷彿。(コーネリアはキシリアよりハルルかな?って思えた) 福井さんは38話(ラストバトル前)でも、コスモとカーシャの束の間の休息シーン。嵐の前の静けさの中に、1話からの成長や変化が収束されたモノが垣間見られる場面として、至る結末の無常観も含めて稀有なのだという。
アニメマエストロのコーナーで語られたのがキャラ作画について。骨格までも考慮されたデザイン(デッサン)の緻密さについてであり、続いて登場したゲスト湖川さんの絵の話は勉強になった。名シーン「ヘルメットカチン」でのキスの失敗の理由がとても納得できるものとなった。

あ~~本当に悔しい。折角の地元開催だったのに、なんで私はあの場にいないんだ?・・と情報収集の甘さが悔やまれる。つくづく夜話の収録の全部が見たかったし聴きたかったと思った。

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