機動戦士ガンダム００（＃21）

第21話：「滅びの道」
世界統合軍による、ガンダム殲滅作戦始動。
「統合」という目的は果たされたことになるのだが、居場所を失うＣＢの立ち位置に戸惑いが隠せないメンバー。
「滅びもシナリオなのか？」、そろそろ作戦に疑問を持ち始めたか？

【今週のお話】
（１）絹江は遺体で収容。沙慈は天涯孤独の身となる。・・・ルイスといい、絹江といい、不幸の連発で沙慈を当事者の仲間入りさせるお膳立てか？
（２）世界統合軍の指揮はAEUのマネキン大佐。結局コーラは参加、ダリルも参加、グラハムは不参加。
（３）ヴェーダとガンダムを切り離す為の、予備システム構築作業を指示するスメラギ。・・切り離しはバックアップシステムを失う事。マイスターの負担はもとより、連携がより重要になる局面を迎えることになる。
（４）マリナと再会する刹那、と思いきや、刹那の夢。案じめいた夢に「戦いを止めたいのか？俺は？」と自問自答。・・・迷いながら戦場に出るとロクな事がないぞ、と思っていたら本当にロクなことは無い。マリナの囁きは今の刹那にとっては悪魔の囁き。
（５）ヴェーダのハッキング（制圧）を始めるリボンズ。戦闘中のガンダムをシステムダウンさせ排除（統合軍による撃墜）を狙う。・・・コーナー家、200年の執念ここに結実か。「世界もCBも欲しい。」と欲深いアレハンドロの本心が明らかに。
（６）ガンダムと互角に戦えるMS連隊に苦戦。ヴェーダのバックアップを失い、最大の危機を迎えるが、予備システムへの切り替えから何とかピンチを切り抜ける。今回はスメラギの予測勝ち。

何かとまとめ役のロックオン。刹那と和解したこともあってか、今度はヴェーダ依存度の高いティエリアを気遣う。戦闘中、茫然自失のティエリアを庇って負傷してしまうとは！バラバラだったマイスター達が心を通わせあう日も近そう。基本はスタンドプレイでも、ここぞと言う時の連携は燃える！これまでの不仲もこのための演出であったか・・と思えば、様々なグダグダも解決されるかもしれないと、ちょっぴり期待。
しかし、出たと思ったら退場。目まぐるしいことには違いなく。見逃したらあっという間に見えなくなりそうな展開は、果たして吉と出るか凶と出るか・・・。