「鹿男あをによし」スタート!
玉木宏主演で、原作も愉快な作品だっただけに、楽しみにしていた「鹿男あをによし」がはじまった。
冒頭、いきなり怪しげな大塚寧々の登場には「そう来るかー」と言うところ。無関係どころか、多いに関係あることはあるのだが、意表をついた冒頭である。
玉木君演じる「小川先生」のとてつもなく”不運な男”という設定は原作には無い(神経衰弱はあるが)。そもそも綾瀬はるか演じる「藤原先生」は原作では年下の男性先輩教師であり、”かりんとう”と”歴史担当”以外はほぼオリジナルな設定。ほとんど原作どおりに展開してはいるけれど、かなりのアレンジが施された脚本のように思う。
おそらくコアな原作ファンの評価は辛口になりそうな感じだけど、私は、奈良のどっしりとした風景を見せながら、コミカルでテンポの良いストーリー構成は悪くなかったと思う。(やはり若干の説明不足は感じるが。) それに、既に読了した原作の種明かしを踏まえてドラマを見ると「なるほどー、うんうん、そうだよねー」と細かい演技(セリフ)や小ネタ(小道具)にニヤリとしてしまうんだよね(^^)なかなかイイ感じだと思う。
”しゃべる鹿”がやっと来た!と思ったら終わっちゃったので「これは来週も見るぞ!」である。というか、最後までは決定かな。
玉木君の「小川先生」はちょっと”千秋さま”が入っていて予想していたとおり。良し悪しはともかくとしても、玉木君ってだけで贔屓しちゃうのでOKとする(^^)
「鹿」は偽モノと本物の混在。よく見ればバレバレだけど、耳はピクピク、鼻もヒクヒク。上手くできてたなぁ。・・ってか、それ以前に奈良って本当にあんなに鹿が跋扈しているのかしら? 奈良は、修学旅行で一度だけ行ってるんだけど・・まるで覚えてなーい(><)
喜怒哀楽や情景が見事に反映された音楽は、もしや・・・と思ったら、やっぱり佐橋俊彦さんだった!これは私にとって非常にポイントが高い。思わず「必然」という言葉が頭に浮かんだ。好きなモノって何故だか集まるものなんだよね。
※参考:原作の感想はコチラ
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コメント
初回は謎だらけでも,
不思議な魅力がいっぱいで楽しかったですね。
原作面白そう! 図書館で探してみます〜
奈良は2〜3回行きましたが,
鹿,ほんとにあちこちで優雅に生きてました。^^;
投稿: AKIRA | 2008/01/18 15:44
■AKIRAさん、こんにちは♪
ハイ、謎だらけでしたねー(^^)
徐々に解明、伏線と繋がっていくのが面白いですよー。
>あちこちで優雅に生きてました
あー、ほんとにほんとなんですね。
「鹿注意」の看板の多さに笑っちゃいましたw
投稿: たいむ(管理人) | 2008/01/18 17:32
たいむさん、こんばんは♪
へー、不運な男っていう設定は原作にはないんですね。コミカルでオーバーな演出は、外すと最悪ですけど、これはかなり面白いです(^O^)
玉木君っていいですよねー。「KIDS」も観たいなーと思ってますv
投稿: アビ | 2008/01/19 22:20
■アビさん、こんばんは♪
藤原センセの不運も全部無いです。
とはいえ、神経衰弱と鹿男以外には特別どうということのない主人公なので、この設定は当たりでしたねw
>「KIDS」
予告を見る限り、ベッタベタな物語っぽかったので迷っていましたが、玉木君見たさに観に行きそうです、私も(^^)
投稿: たいむ(管理人) | 2008/01/19 23:11