« 機動戦士ガンダム00(#8) | トップページ | DVD「今日からマ王!R -OVA(1)-小シマロンの少年王(前編)」みた。 »

2007/11/25

「犯人に告ぐ」みた。

Hannin_ni_tsugu 豊川悦司、初めての刑事役とは意外!
『犯人に告ぐ!』・・TVで訴える巻島の言葉がそのままタイトルになっていた。6年前の呵責の念を抱えたまま、再び類似した事件を担当することとなった巻島の心の叫びに近い犯人へのメッセージ。
『犯人よ、今夜は震えて眠れ!』・・・・暗がりでニヤリとほくそ笑んだ私。素直にカッコよかったです、トヨエツが(^^)
以下、若干ネタに触れています。

原作は未読。やはり原作は知らないほうが”映画として”楽しめることが多いので、事前にわかっていてもあえて読まないようにしているこの頃。(気に入った作品は、後日原作で補完することは多くなってきているが。)
思うに、原作では心理描写の面などから、全体的にもっとドロドロしているのではないかと想像するのだけど、映画は、実に潔いというかアッサリしているというか、警察内部の上下関係や責任転嫁の仕組み、嫉妬や陰口、裏工作等、人の醜く厭らしい部分はぎっしり詰まってるのだけれど、「誰」も「理由」も、親切すぎるくらいにハッキリしていてとても判りやすく、例えば巻島のピンチでも、そんな陰湿さに嫌悪感を抱くことなく、巻島の奮闘だけに意識を集中し、かつては失脚した(させられた)巻島の逆転劇を素直に喜び、安堵する、ずっとそんな調子で事件の進展を見守り、常に愉快な気分で観ていたように思う。
冷静さを欠かすことなく、感情をむき出しにしない巻島警視がとにかくカッコよかった!
そして、本当に悪さは出来ないというか、キレイさっぱり「全部おわったのね」ということで、期待以上にヨカッタヨカッタであった。(最後の最後にはドキっとしちゃったけど)

児童誘拐殺人という卑劣な事件に対してであり、子供を誘拐された親の気持ち、事件を指揮する者の立場、担当する捜査員の心情、威厳と権威にこだわる警察上層部のモノの考え方など、様々な要素は盛り込まれており、考えるところもあるけれど、作品としてはぶっちゃけ(多少の障害はあれど)トントン拍子で出来すぎな、爽快感の得られる”エンタメ”だった(汚名返上は巻島だけじゃないってのもねw)。・・けれど、茶番劇に感じさせないところが俳優陣の力量ではないかと思う次第。トヨエツはもちろん、笹野さん演じる津田刑事には「踊る」での「和久さん」を彷彿。さすが!
後半はずっとニッコリしたままの私だった。

総評:★★★☆☆++  好き度:★★★☆☆++  オススメ度:★★★☆☆++

|

« 機動戦士ガンダム00(#8) | トップページ | DVD「今日からマ王!R -OVA(1)-小シマロンの少年王(前編)」みた。 »

コメント

たいむさん、こんばんはー。

> 笹野さん演じる津田刑事には「踊る」での「和久さん」を彷彿。

それは最大級の賛辞ですね!すごい期待が膨らみます♪
やっぱり、脇役がしっかりしてる映画は断然面白いですもんねv

投稿: アビ | 2007/11/26 23:52

■アビさん、こんにちは♪
この映画、どこも上映期間が短いですよね。
なので、一目散って感じでしたw
けど、あんまり期待しないほうが良いかもしれませんよ(^^;
きっと原作既読者には、「えー」という作品なのではないかと予想してます。
ただ、巻島のカッコよさを味わう、そんな感じかもしれません(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2007/11/27 17:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106009/17188291

この記事へのトラックバック一覧です: 「犯人に告ぐ」みた。:

» 犯人に告ぐ  [花ごよみ]
雫井脩介の同名小説の映像化。 出演は豊川悦司 、石橋凌 、小澤征悦 、 笹野高史 、片岡礼子 、井川遥 。 原作を読んでいます。 本は面白いです。 好きな小説でした。 でも、2年以上前なので、 かなり頭の中から 消滅して、内容の細部は忘れているので、 割と新鮮な心の状態で、 映画を観ることが出来ました。 主人公、巻島を豊川悦司が演じています。 本を読んでいるときは、 もし原作を映画化、またはドラマ化されたら、 誰が演じるのだろうと 色々と考えを巡らしていました。 でも豊川悦司には、 思い... [続きを読む]

受信: 2007/11/28 19:18

» 映画[ 犯人に告ぐ ]したたかさとは、“強(か)さ”なのだ [アロハ坊主の日がな一日]
映画[ 犯人に告ぐ ]をシネマスクエアとうきゅうで鑑賞。 『クローズド・ノート』の雫井脩介が手がけたエンターテイメントミステリーが原作。先週買って、一日かけて一気読み。久しぶりに興奮した。読み終えてもなかなか余韻冷めやらぬまま、いてもたってもいられずに劇場へ向かったのである。 同じWOWOW製作でも、先日鑑賞した[ 真夜中のマーチ ]と比べると、本作のスケールはケタ違いである。主役級のトヨエツや石橋凌、松田美由紀もさることながら、脇を固める役者陣からして、錚々たるメンツを見ればそれがうか... [続きを読む]

受信: 2007/11/28 22:25

» 犯人に告ぐ [ネタバレ映画館]
いいか、よく聞け、BADMAN。小澤征悦はニュースキャスターの色香に迷い、悪徳警官の道へと一気呵成に沈んでいくんだ!・・・って、関係ないやん・・・でも震えてたぞ! [続きを読む]

受信: 2007/12/03 17:49

« 機動戦士ガンダム00(#8) | トップページ | DVD「今日からマ王!R -OVA(1)-小シマロンの少年王(前編)」みた。 »