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2007/11/15

『ラジオドラマ百器徒然袋』CDブックは凄いぞ!

Amekaze 10日に発売された、京極夏彦原作『ラジオドラマ百器徒然袋』CDブック。
お値段が9800円で、決して安いものではないのだが、1話が約25分、1作は4話編成で、『百器徒然袋-雨』から「鳴釜」「瓶長」「山颪」。『百器徒然袋-風』からは「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の計6作。CD1枚に付き2話収録なので、全12枚という豪華版だった。
脚本を収録したブックも付いている。巻頭には出演者のコメントや対談がほんの少し収録。”ラジオドラマは初体験”という方々が多く、「セリフを覚えなくても良いのは楽だけど、京極先生の本は漢字が多くて読めない~」というものが多かった(^^;)。

榎木津礼次郎役には佐々木蔵之介さん。京極堂には高嶋政宏さん。本島君には田口浩正さんという顔ぶれ。京極の高嶋さんは、私のイメージとはちょっと違っていたけれど、悪くは無い。
佐 々木さんのぶっ飛んだエノさんはなかなかイイ感じだが、一番ピッタリなのは”バカオロカ”益田君役である、アリtoキリギリスの石井正則さんかな? (^^) 『古畑任三郎』や『交渉人真下正義』で補佐的な役を好演されていた石井さんなだけに、この手の役はハマリ役。(イメージ的に)抜群だったと思う。
・・とはいえ、実はまだ全部は聴けていない(><)
礼次郎の父:榎木津元子爵にはなんと京極さんが担当されたとのことで(相変わらずお好きである)、早く聴きたいところなのだが、なかなかね・・・(^^;)

ところで、付録でも特典でも何でも無いのだが、何気に嬉しかったのが、ブックに封入されていた映画『魍魎の匣』のミニチラシのセット。
12月22日からの公開が楽しみなのだが(期待はしないようにしている)、近場の劇場では、またしても行きたくない劇場でしか公開してくれないんだよね・・・トホホ。前売券も扱ってないし。「―六面揃へて脳を鍛へる―脳良の匣」が欲しかったよー(TT)

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