『xxxHOLiC12巻』より。
とにかく、現実と夢の世界を行ったり来たりしている四月一日だ。読んでいるほうも四月一日同様どこからどこまでが夢で、何が事実で現実なのか一度読んだくらいで飲み込むことは困難だ。夢から醒めてもまた夢かもしれない。ずっとそんな繰り返し。違いとしての分りやすいヒントをあげるなら制服か。描き分けている以上必ず意味がある。(けれど、ソレは対して重要なことではないだろうね。)
「現実」は、現実を現実と当たり前として信じているから誰も「夢」とは思わないもの。だとすれば、「夢」も「現実」と強く信じれば「現実」になるということだ。逆に、「夢」を夢としか思わなければ、夢はただ夢として消滅する。夢は意識することで「夢」としての「事実」を生み出す。ならば「事実」は夢の中にも現実の中にも存在することになる。どちらも「真実」にもなりうる。
では、「現実」とは何か?現実を「事実」の集合体と考えれば、侑子さんが何を言いたいのか見えてくるだろう。また、「事実」とは本当のことである。「真実」も本当のことである。けれど、「事実」は必ずしも「真実」とは限らない。真実を創り出すのはそれぞれだからね。「本当」になるとは、事実が真実になった時のこと。ひとつにならないとなんだよね。「夢」が夢である限り、決してひとつになることはない、ってね。
もし、夢を現実にする力があるとすれば、さて、どうなるかしらね。(・・・と、分ったような分らないようなことを言って煙に巻いてしまおう、という事である。^^ゝ)
しっかし、侑子さんのなんともいえない悲しげな表情と、はじめて感情を表に出したかの驚きの表情にはドキリとさせられたなぁ。それに、存在の不明瞭さに気がついた四月一日と、四月一日の気持ちを受け止め、優しく包み込む侑子さんの2人の姿に泣けた・・(TT)
ところで、四月一日は確かに「人間」ではあるらしい。けれど、四月一日を創りだした何かはありそう。たぶん2人目の小狼君も同じかな?
四月一日と小狼、さくら姫の共通項である「4月1日」にどんな驚愕の事実が隠されているのか、種明かしがとても楽しみだ。(ツバサとホリックの両方読んでいれば、ヒントは2倍になるから「答え」を見つけ安くはなりそう。だけど、ただそれだけとも言える。結局どちらも「同じ答え」に行き着くのならば、片方でも構わないかなーとも思うんだよね)
佳境を向かえ、さらに謎が謎を呼ぶような「謎解き」が始まった12巻、というところか?
最初から計算して単行本にあわせたような、最初と最後に同じシチュエーションを持ってくる見事な構成に拍手。1冊に収まっているから(一気に読むことで)効果が最大限に引き出されるんだよね、こういう展開は。
13巻はまた半年後か?春(4月?)にはTVシリーズの2期目がスタートするし、早くも来春が楽しみである。
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コメント
こんばんは。
シャルル・ド・ゴール空港の免税店でフランス語版が売ってましたよ。笑ってしまった。
あと押井攻殻のDVDがパリのブックオフ(爆)で10ユーロで打ってました。
投稿: shamon | 2007/10/26 21:19
■shamonさん、こんばんは♪
お戻りですか!お帰りなさいませ(^^)
ニッポンマンガはワールドワイドに広がり続けてますからね~。
私も海外では必ず書店をのぞきますよ。
>10ユーロ
安い!って言おうかと思ったけど、換算してみれば日本のブックオフと同じくらいじゃないかな?(^^;)
物価や定価がわかんないからなんともいえないけど。・・・ってか、ブックオフにあることがすごいんですよね(^^)
例えば破格でもリージョンが違えば再生できなかったりするから、要注意ですけどw
投稿: たいむ(管理人) | 2007/10/26 23:20