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2007/10/08

『おおきく振りかぶって』 (1-8巻)を読んで。ぱーとⅢ

Oofuri3 いくらなんでも「ぱーと8」まで書こうとは思っていないけれど、番外編として「ぱーと3」をお届けしたい。それというのも10/6に発売された「オトナアニメVOL.6」(洋泉社)で『おお振り』が大きく取り上げられていたから(特集は別のアニメだが)。
実はこの本、別に『おお振り』でチェックした本ではない。当初の予定では『押井守×神山健治:師弟対談』があり、それにつられて待っていたのだけど、いざあけてみれば企画自体がボツになったのか、締め切りに間に合わなかったのかどこにも見当たらない。(次号にあれば良いが・・)それでも、『おお振り』記事で監督インタや、声優対談「代永(三橋)×中村(阿部))」&「谷山(花井)×下野(田島)」でかなりページが割かれており、さらに『モノノ怪』からは、櫻井孝宏さんのインタが載っていたこともあり、普段は買わないアニメ誌でも買ってみることにした。(他の記事には興味がないので無駄といえば無駄なんだけどね)

監督インタはごく普通に制作苦労話やこだわりを質問するよくあるインタもの。
その中で制作上の”ポイント”は、「高校野球であること」と(臨場感の肝となる)「動き」、であると語られていた。それには思わずうんうんと頷く私。高校野球を印象付けるアイテムとして、“ブラバン“にはかなりのこだわったとのことだった。確かにそこには誰もがヒシと(もしくはそうと知らずでも)”高校野球”を感じていたに違いない。私は特に、24話に使用された”さくらんぼ“や”ランナー“には「温存していたな~」ってニヤリとしたものだった。本当に現役高校生の演奏で、本番さながら音がかすれたり弾けたりするのも計算づくで使用しているところがとても良かったし、本来のBGMはBGMとして、どちらがどちらもジャマしない音楽の入れ方に上手さを感じていたしね。(裏話としては、野球場じゃないから、使用曲の許可を取るのが大変だったらしい)
「動き」については、リアルに近づけるためにかなり頑張ったらしいが、現実ではボークになりかねないモーション等いい加減なものもあり、DVD用でのリテイクが大変らしい。私としては、22話で失点したバックホームのシーンは、何度見てもタイミングは完全に「アウト」だと思うので、「セーフ」に見える修正を施して欲しいと思う。とはいえ、田島君の華麗なるキャッチングやスローイングなどは、「スゲ~。ホンモノみたい」と思うし、素晴らしい出来だと思ってマスぞ(^^)
ところで、すっかり「オトナアニメ」の紹介になっているが、何故「ぱーと3」なのかはここからである(これまでの流れから画像に3巻を”3”にかけただけともいうが)。とはいえ、まだまだ「オトナアニメ」の話題ではあるが、これからの3巻の話題になるのである。
それは、監督の今後の予定にて、DVD収録用として原作3巻に収録されている番外編『基本のキホン!』を制作していることが語られていたからである。つまり、映像特典として収録されるということだ。「武蔵野第一高校」の話で、しかも榛名が1年生の頃の話だから「西浦高校」とはなんの関連もないのだけど、原作の既刊分を余すところなく作ってくれるところに感謝したい気持ちになる。是非見たいものだ。けれど、この手の映像特典はレンタルには収録されないことがほとんどで、買わなきゃ観られないと思うと困ってしまう。なんだかソワソワして「揃えようか・・・」などと“コンディションレッド”が点灯しそうだ(><)。
今後ということで、さらに2期目についても言及されていた。監督曰く、「原作ありきの『おお振り』だから、直ぐには無理だが“彼らの為”(次へと進んだ西浦ナインの為)にも是非やりたい。」ということであり、意欲を見せて下さったことがとても嬉しい。数年後でも同じメンツでやってくれることを期待しつつ待ちたいと思う。(『×××HOLiC』も中2年で2期だし、『おお振り』は中3・4年あればなんとかなるんじゃないかな?)

声優さん対談は、どこか皆さん謙虚。さして弾けた内容もなく。
三橋君役の代永さんはまだまだ新人でもあることから、「とにかく勉強されていただきましたっ。」というもので、中村さんも今まではこれといった大役があるわけでもなく、今後を期待される声優さんの位置づけなので、まだ控えめ発言かな?。役作りとしての「声のトーン」についての話では、「三橋も阿部も変った」というモノがあり、それは聞いていて感じられる部分でもあり、「やっぱり?」というところだった。
谷山さん・下野さんも割と真面目な対談。花井の声だし(掛け声)でしくじったエピの暴露話は面白かったけど、それもチームワークにつながる話で、全体的にワイワイと楽しい現場であった話が中心だった。
どちらの対談でも触れられていたのが、アフレコ現場でのひぐち先生話。ひぐち先生はアニメによって広がったキャラの個性を漫画にフィードバックさせる為、声優さんに逆インタなどをしていたとのことだった。「(中村さんの声によって)阿部君に以前と違うタイプの人気がついちゃったのよっ!」と嘆いていたらしい話にはちょっと驚き。(先生の中では、阿部はカッコいいキャラではなかったらしい。ちなみは先生は三橋が大好きらしい)
私はアニメから入り、中でもお気に入りはちょっと俺様なんだけど、実は不器用でもある阿部君だったりする。私も”以前と違うタイプ”の1人?以前=カッコよくないなら、不器用と思っている私はどっちだろう?ちょっと気になるところである。
それはともかく、原作は原作、アニメはアニメというスタンスではなく、先生の全部包んじゃえ~という懐の大きい考え方にとても好感が持てる。もともとギャップの少ない作品ではあったけれど、今後は、ますますアニメとシンクロした作品になっていくかも知れないと、本編とは違った期待をしてしまいそうである(^^)

ところで、編集者による総括記事にて『おお振り』には恋愛要素がない、という事に少しだけ触れられていた。唯一、千代ちゃんと三橋君がぶつかったエピで「やさしぃ~」と三橋君がほわっとする場面があったが青春は始まらない。エースとマネジってよくある話なんだけどねぇ(笑)。恋愛どころじゃないので『おお振り』はそれで良いと思うけど、『基本のキホン!』ではちょっぴり無きにしも非ず。榛名の失恋(?)なんかは番外編ならではとして見所になるかもしれないね。
また、本編での女子はルリちゃんや千代ちゃんだけではなく、この先にはチアも登場するようだし、ちょっと花が添えられてくる模様。勝利への糧になるならそれはそれでアリか?自然の流れでなるようになるなら面白いかもね(^^)
そうそう、ルリちゃんといえば、いまだによくわからないのが「三星学園」。男子校だと言っていたのに、「ウチ」と表現するルリちゃんに??? 祖父の学校としての「ウチ」なら問題はないけど、部活や先輩が野球部を応援に行く話など、やっぱり矛盾を感じてしまう。高校は共学?とも思ったが、練習試合の時には織田君が「女子が居ていいな」って言っているし(マネジが居てって意味なら筋が通るか)。誰か真相を教えて~。

ルリちゃんといえば、栄口君(なんで?)
最終回に登場しない栄口君だったのがちょっと残念だった。一番のお気に入りは阿部君なのだけど、次に好きなのが栄口君だったりする。後はほとんどどんぐりかな?みんな良い子だしね。
・・あ~、やっぱり書き始めると次々といろんなことを思い出してしまう『おお振り』。しかし、既に超長文。いずれ機会があれば、「ぱーと4」で語ることにしよう。

関連:『おおきく振りかぶって』( 1-8巻)を読んで。
    『おおきく振りかぶって』( 1-8巻)を読んで。ぱーとⅡ

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コメント

たいむさん、はじめまして

通りすがりのものですが、気になりましたので
ちょっと書き込みさせていただきます。

コミックのカバー裏には「書き下ろしマンガ」が載ってます。1巻は載ってませんけど。
本編に描写されてない小ネタがあります。

感想にかかれてる三星学園は「男女別学制」です。
2巻カバー裏マンガに、三橋、叶、ルリの入学式話が描かれており、そこに「三星学園 男子部、女子部」という看板絵があります。

ほかの巻も本編で描写されてない家族ネタや、未登場キャラ出演もありますよ。

投稿: hiro | 2007/10/08 18:26

■hiroさん、はじめまして♪
うわぁぁぁぁぁぁ・・という感じです。
カバーをはぐったらそんなものが仕込んであるとは知りませんでしたっ!
さらにカバーを掛けて読んでいたわけではないけれど、外したり外れたりってなかったので、本当に気がつきませんでした。
原作ファンでは周知の事なんですね。

まずは、三星の謎が解けてよかったです。ありがとうございます。
しかし・・・男女別学って意味があるのかないのか。実際にそんな学校ってあるのかしら?(^^)

これから全部チェックする事にします。情報感謝!
試しに「誰か教えて~」と書いてみるものですね(^^)

投稿: たいむ(管理人) | 2007/10/08 19:01

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