「図鑑に載ってない虫」みた。

クダラねぇ～、意味ねぇ～、心の中で突っ込みながらも、次はどんなネタで攻めてくるのか楽しみになってしまう、アヤしい雰囲気に包まれた日本風おバカ作品。
まずは「岡」で吹き出し、あとはズルズルとそのペース。だって、見えちゃったんだもん、アザラシにσ(^_^;)ｱｾｱｾ... 
でも、たまにはイイコトいうじゃんね。「ぶんべつ」と「ふんべつ」は同じ「分別」なんですって。なるほどね～（笑）
以下、若干ネタにふれてます。

首都圏では真夏に公開で、「順次拡大公開中・・」にや～っと引っかかった作品。（ややマニアックでもあって、あまり拡大はされてない？）
若干のお下品なところはお約束みたいなモノだが、セリフも、それ以外でも、散りばめられた「ぷぷっ」といった小ネタが満載で、ツイツイ張り紙だの、小道具だのを探してしまう。
内容は、あるようなないような・・・。一応、図鑑には載っていない「死にモドキ」という”虫の探索”が軸となりったストーリー。（一応推理サスペンス？なのか？）　メンバーが1人増え、2人増え・・・と個性的なメンツが勢ぞろい。おバカをシレっと大真面目にこなす姿がとても愉快だ。
松尾さんは（言うまでも無く）相変わらず。『時効』つながりのお二方が嬉しい。岩松さんの”目玉のおっさん”が可愛らしかったし、ふせえりさんの「～であります。」はその名前と合わせて思いっきりパクリだね（＾＾）
主人公の伊勢谷君が、「俺」ってのもすごい。「あれ？名前なんだっけ？」と思ったら、なかったんだ・・とＥＤまで気がついてなかった（＾＾；；）
凛子ちゃんは、この手の役がうまいな～と思う。とてもよく馴染んでいた。
水野美紀さんも、ここまできたか～とちょっとビックリ。けれど、清楚な役も似合うが、もともとコメディもバッチリだからいい味を出していたと思う。　そしてさりげなく登場する笹原さんにチェ～ック♪何やらせてもハマるね～この方は！
・・・ということで、このへんで「♪蛍の光」とすることしようか（爆）

ん？全然映画の感想になってない？　・・といっても、あとは、オチくらいなもんだから、いいっしょっ（＾＾）

総評：★★★☆☆++　　好き度：★★★☆☆++　　オススメ度：★★★☆☆

この手の作品は、受け入れられるか、られないか、だからなぁ。
それにしても虫の回収は気持ち悪かった！（虫嫌いだし）。しっかり飲み込んだ伊勢谷君、頑張った！