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2007/09/01

「精霊の守り人」~第22話:目覚めの季

「オレは、精霊の守り人のだから。」
ジグロとバルサの話を聞き、バルサと自分に重ね合わせ、立場や環境は違えど、今自分が出来る事を精一杯やろう、という気持ちが芽生えたチャグムだ。
ニュンガ・ロ・イム=”水の精霊”に卵を産み付けられた者をヤクーの人々は、ニュンガ・ロ・チャガ=”精霊の守り人”と呼んだ。一見、一方的な寄生・片利共生関係にもかかわらず”守り人”と呼ばれる由縁はここありそうだ。そして、その心が”守り人”の生死を分けるカギかもしれない。

出来ることをやらないことこそが罪。英雄とはなるものではなく、されるものであって、やるもの。やるもやらないも本人の自由だが、理屈ではなく、結局はその人間の持つ度量や器量がそのまま反映するわけで、ジグロは真の英雄だったということだ。
蛙の子は蛙。そうした人間を間近見、育てば、その心は自然と受け継がれるものだ。チャグムは元々賢い子だが、それが損なわれることがなかったのは、育ての親となったのが、ジグロに育てられたバルサだったからかもしれないね。

なんとか元気を取り戻し、来る日に備えて武術を習い始めたチャグム。再び訪れた一時の穏やかな日々。思うことあってか”湯治”(情報収集)に出 かけたトロガイ師の不在も手伝い、タンダの片思いもピークに達してしまい、つい「この修羅場を乗り切ることが出来たなら、このまま3人で・・・」という本 心をバルサにもらしてしまう。
困るバルサ。バルサはバルサで、タンダの気持ちも、タンダを憎からず想っている自分もわかっているわけで、色々なしがらみであり、未だ自分の心を計りかねているだけなのだろ うが、何分時期が時期。バルサのほとんど瞬殺にやや卑屈になったタンダの物言い。不憫なタンダに同情はするけれど、やはり先を楽観できる状況ではないわけ で、もう少し我慢できなかったのか?とは思ってしまう。すまん、タンダ(^^ゞ

宮では、碑文解読に全力が挙げられ、約束の地についてはなんとか見当が付けられたようだ。しかし水没してしまっている碑文の引き上げに手間取り、確信に触れた部分は未だ解読に至っていない。雪は溶け始め、空は青く澄み始めた。春は直ぐそこ。

魂がナユグとサグを行き来しはじめたチャグム。卵の中はニョロニョロと。。。(><)
期は熟したか?次回、「ジグ・サルアを追って」
髪が少し伸び、精悍な顔つきをするチャグムが宴の地へと動き出す。

田植え歌、今回は一番のみかぁ(笑) なあじ、とーべとべ♪  

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