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2007/06/16

「精霊の守り人」~第11話:花酒をタンダに

「花酒を・・」 ちょっと期待したんだけどなぁー。(たぶんタンダも?www)
これまでも何気なく会話の中にほのめかされていたけれど、サヤの縁談話が急浮上。
「サヤが良ければ・・・」、「トーヤがよければ・・・」と互いを思い遣る心が強すぎて、本心とは逆の結果を招いてしまったサヤとトーヤ。そして、拒絶する気持ちがサヤの魂を体から引き離す。・・・『魂抜け』。診察に訪れたタンダの診断。処方は、意図的にタンダ自身が『魂抜け』を起こすという危険な術である『魂呼ばい』を行い、戻れないサヤの魂を連れ戻すことしかない。『魂呼ばい』によってタンダに促され、無事サヤは自分の気持ちで帰っていくが、今度はタンダが戻れなくなってしまう。
今、タンダの魂が彷徨っているところは、サグ(現実)とナユグの間ともいえる場所だった。ナユグを自分の目で確認するタンダ。クジラのような水生生物。山がそのまま甲羅になっているカメもどき。全体的に生物が巨大なのは平和で豊かな世界の象徴か?(精霊の世界だしね、ナユグは)
「戻れない・・」と途方にくれながらも、ヒントを掴み、チャグムを介してなんとか現実に戻って一件落着とはなるのだが、タンダが”魂”だけになっていたほんの少しの時間に得たものは、宝物にも匹敵するような時間だったかもねw
バルサの呟きは、タンダの魂がそこに居ると知りつつ口にした本心だろうか?以心伝心なバルサとの心繫がりが嬉しくなるタンダだが、嬉しさを伝える術が、今は無し(笑)
このままイイ雰囲気で「花酒か!?」と思ったが、流石に男らしいバルサに、優しく”口移し”等という考えは起こらない。この肩透かし加減が「うんうん、バルサならそうだよな。」と、少々残念に思いつつも納得できるわけで、魅せ方の上手さを感じるんだよね。
3人での帰り道、川の字で交わされた会話。聡明なチャグムにはぜーんぶ分っちゃったみたいだね(笑)

次回、「夏至祭」 頭脳戦の次は体力戦か。王たるもの文武両道じゃないとね、やっぱ。

アイキャッチの卵。うっすら透けて見えてきた幼生の姿・・・ウーパールーパー??

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コメント

こんにちは^^。

バルサとタンダがちょっとドキドキの展開でしたね(笑)。

投稿: shamon | 2007/06/16 12:57

■shamonさん、毎度♪
いつまでも幼なじみな2人にドッキドキ(笑)
進歩しませんなぁ~。

投稿: たいむ(管理人) | 2007/06/16 16:58

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