「パイレーツ・オブ・カリビアン～ワールド・エンド」みた。

DVDにて「呪われた海賊たち」と「デッドマンズ・チェスト」をおさらいしての鑑賞。なにぶん、１回ずつしか観ていない作品（しかも昨年の公開時）で、ぜんぜん頭に入ってないから（＾＾；）
一応締めくくりの３話目。人気は余所のこととして、割と冷めた視線で鑑賞、かな？　エンタメ性は申し分なく十分楽しめたけど。
そうそう、ディズニーランドで”カリブの海賊”に乗ってから映画を観ると、１．２倍くらい楽しめるかも（笑）
（以下、内容には若干ふれているけれど、核心を突くようなネタバレはなし）

『さすがはディズニー』
期待を裏切ることなく、約３時間という長丁場を最後まで飽きることなく魅せてくれるところが素晴らしい。テンポの良いストーリー運びといい、緩急の付け方といい、迫力ある映像も超大作の名に相応しい出来だと思う。その分、コメディ色は控えめになったかな？
『されどディズニー』
やはりどこまでもディズニー。思いも寄らないサプライズが起ることはない。収まるべく所に収まるという、”小さく纏まった”作品だった。良く言えば、どこまでも安心して観ていられる作品、とも言えるけど。
とりあえず、投げっぱなしで終わることはなく、ほとんどが回収されていたと思う。思わせぶりな消化不良のない良心的な作品だね。「１・２と観たのなら、3を外しちゃいけないよ」、と言っておこうかな。

御馴染みの個性的な登場人物たちは、ドイツもコイツも相変わらず素敵だ！ウィルはより賢くなってるし、エリザベスはより勇敢になっている（なんかこの表現はヘン？）
今回のジャックはなんだろう？エキセントリックさそのままなのだけど、なんだかちょっと男前。みーんな”男前度”がアップしていたような気がする。（なんかやっぱりヘン？ｗ）
２のラストで甦ったバルボッサがイイね！ジャックとの漫才が実にイイ（笑）
ドジな海賊の凸凹コンピはもとより、丘のドジな凸凹コンビも健在で嬉しかった。
サル・トリ・イヌは桃太郎？（爆） この期に及んで『ウミガメ』ネタが登場するとは思わなかったけれど、これにはニッコリ。それにしても、おサルのジャックは随分とパワーアップしていたなぁ（笑）
大人も子どもも楽しめる作品。ハズレはなしってことでよろしいかと。

総評：★★★★☆　　好き度：★★★★☆　　オススメ度：★★★★☆

５月末。冷房も入り始めたこの頃で、本日はひざ掛けを借りて鑑賞した。これは大正解。（それでも寒かったし）
時間は気にならないが、それでも３時間は３時間。”水分調整”と”寒さ対策”をお忘れのないようご注意申し上げる。