名探偵コナン57巻

劇場版公開前による恒例の４月新刊発売。コナンもいつのまにか５７巻となった。こうなるといずれは３桁になったりしないだろうか？と不安もよぎりはじめるのこの頃だったりして。。。
それでも”黒の組織”がらみが動き出した５７巻、一歩前進か？という感じ。
今回は、”本堂瑛祐”がらみで驚愕な真相が明かされた。
私は、限りなく白に近いグレーな”本堂瑛祐”がどうしても好きになれず、あのドジっぷりがうっとおしくて仕方が無かったが、これで暫くチョロチョロしなくなるかしら？・・・と思えたことが大収穫～な57巻だな（笑）

前半は、56巻からの引き続きである「本堂瑛祐と水無怜奈」の姉弟話を絡めながらの訪問先での殺人事件もの。果たして是か非か？あらゆる可能性をふまえ両者の血液型を再確認したコナン。「本堂と水無は姉弟ではない」と結論付け、また新事実によって確定となったようだ。殺人事件の真相は割とわかりやすい。”本堂”を掘り下げる為に必要なエピでしかなかったかな？
後半にかけては、ＦＢＩのあの３人が登場！”赤井秀一”が登場するとアニメでのオンエアが楽しみになる（笑）　赤井の”黒さ”が今後どんな風に描かれるか、期待度満点。
話は、遂に水無怜奈が入院する病院を”黒の組織”にかぎつけられ、対抗策を講じるFBIとコナンだが。。。さあて、その内容はお楽しみって事にしよう。
コナンと赤井のタッグを組んだらどうなる？？58巻がとても楽しみだ。

さて、劇場版第11弾、『名探偵コナン-紺碧の棺』は4/21公開。
試写会に応募はしているものの、たぶんダメだと思う（競争率激しいし）
監督は8・9・10作目と同じく山本泰太郎氏。
回数を増す毎にエスカレートする”破壊活動”とコナンの”スーパーマン化”がやや気にかかっていたが、10作目にしてなんとか軌道修正されたことだし、また逆戻りするような展開にならない事だけを祈りたい。そして、前作同様、最後まで目が離せない面白い作品であることを期待したい。