「精霊の守り人」~第4話:トロガイの文
タンダに瀕死のところを保護されたバルサ。一命を取りとめるどころか、強靭な肉体と精神力によって回復の兆しさえ見せるというわけで、ホッとひと安心というところ。
帝側(帝・兄皇子)と、バルサ側(タンダ・トロガイ・ジグロ)と主要キャラも揃った。
バルサとは別の理由から同じく狩人に命を狙われる呪術師:トロガイ。インパクトある登場だ。風貌はナウシカの”大ババさま”風だがまだまだ現役!「若いモンにゃ負けないよっ」 とばかりの身のこなしを見せて狩人の目まで盗む(笑) あっけなく撃退し、更には捨て台詞と帝宛の手紙を残すという強者だ。実はタンダの師匠でもありバルサとも旧知の仲。帝側の星導師に対してバルサ側の有識者といった役どころ。少々キテレツ感はあるが、おちゃめな元気バァちゃんのツカミはOKだろう。
残念ながらアニメでは最初からおバァちゃん。原作では、誰もが勝手にジィさんだと思うような描き方がされていた。私もすっかりジィさんだと思い込んでいて『トロガイはバァさんだったのか?』と驚くチャグムと同じく、すっかり騙されていたことに大笑いだった。これは本人不在の”文字”(チャグムにとっては聞いた話)だから出来る技だったんだと、見た目と声が決まっているアニメでは諦めるしかない設定だったのがちょっと惜しい。(笑いを取る以外、性別は重要な問題ではないから良いのだが)
タンダのバルサを想う気持ちはバレバレ(笑) タンダはバルサの良き理解者であり、頼りになる幼なじみ。表でフォローをし、影ではいつも見守っているが少し距離を置いてバルサの気持ちに踏み込んだりはしない。ちょっとバトーさんに似てるね。この二人がどうなるかも見どころかな?
トロガイの文による警告から、帝側も新たなる動きを見せ始める。求める答えは同じだというのに、協力・共存の道を選べない国の威信とは厄介なもの。
果たしてどちらが先に答えにたどり着くのか?謎解き合戦の始まりだ。
今回のどこでもないモノは・・・ヘンな生き物と帝の城(&御座)かな?ペリカンとツルとサギを足したような鳥は、、、微妙(笑)
次回、「秘策、青い手」 タマゴとは何の卵か。トロガイによって明かされる。
AパートとBパートの切り替え時に入る『精霊の守り人』のカット。
前回まではぼんやり青い光を放っていた球体だったが、今回から分裂を始めた。
”細胞分裂”。どうやらチャグムのお腹のタマゴのようだ。
| 固定リンク | 0
コメント
こんばんは^^。TB送ります~。
うん、私もトロガイは男だと思ってました(爆)。
>ちょっとバトーさんに似てるね。
バルサと釣り合うように原作よりいい男に描かれてましたね。
でもバトーよりは報われると思う(笑)。
とクゼ派の私は思うのでした(^^ヾ。
>今回から分裂を始めた。
でしたねー。「イノセンス」思い出しました(爆)。
投稿: shamon | 2007/04/28 20:50
■shamonさん、こんばんは♪
やっぱりトロガイはジィさんだと思ってしまいますよね。
あそこはとにかく小説の上手さを感じました。
バルサも30歳のオバサンとはいえ、私の中では最初から素子モドキの美人でしたしねw
>でもバトーよりは報われると思う(笑)
だといいですよね♪
>クゼ派
えー!クゼ派なんですかっ!
クゼは一人でも行っちゃいますよ?(爆)
私は断然ワンコなバトーさんですっ!
>イノセンス
ありましたねぇ(笑)
こういうチラみせの変化っていいですよね。次が楽しみになりますし。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/28 21:09
ぐっどもーにんぐ^^。
>やっぱりトロガイはジィさんだと
そうそう(笑)。頭の中じゃ完全ちぇり~。
>素子モドキの美人でしたしね
で、たぶん素子より年下だし~。
>クゼ派なんですかっ!
最終二話で転びました(笑)。
尚、クゼは圧倒的に女性ファンが多いらしいです(監督談)。
クゼといえば、小山力也さん。
個人的には田中敦子さんの大ファンらしいです。
この方がパーソナリティの「うたわれるものらじお」で
田中敦子さんゲストの時は、すごい崩れっぷりでした^^;。
>クゼは一人でも行っちゃいますよ?(爆)
わはは(^0^)。
でもたぶん、はっきりと「あの子」ではなくとも
「自分にとってとても大事な人」とは感づいてたと思う。
だからああ言ったんじゃないかな。
>私は断然ワンコなバトーさんですっ!
バトーさんもいい奴なんですけどね~。
男らしくて優しくて仲間思いで頼りになって、ね。
でも”男性”として観た時どうかな、です(私の好みですが)。
>次が楽しみになりますし。
精霊を絵でどう見せるか、が楽しみですね。
投稿: shamon | 2007/04/29 09:24
■shamonさん、おはようございます♪
ちぇりーは本当にウケましたよ。 (*^m^)o==3
いつかトロガイが「運命じゃ」とか言ってくれないかしらね(爆)
>で、たぶん素子より年下だし~。
そそ(^^) この原作者、間違いなくに草薙ファンだ!っていうのか最初の印象だったもの。
>>クゼ派なんですかっ!
>最終二話で転びました(笑)
そーですか。心も見た目も二枚目なクゼ君。
やっぱ見た目は三枚目でもバトーさんのアツさとあったかさに好きだなぁ。(私の好みとしてはw)
確かにアニキとして男に好かれるタイプですよね>バトーさん
男性として女性からみるとすこぶる不器用かしら(^^ゞ
>「自分にとってとても大事な人」とは感づいてたと思う。
うんうん。私もそう思ってました。
本音を言えば、思い出して欲しかったところ。
>精霊を絵でどう見せるか
バルサもそうなんだけど、どうも小説の挿絵が厄介な感じがして・・イメージが限定されているというか。
でも、卵からの過程は楽しめそう!
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/29 11:37
まいどです(^^ヾ。
>トロガイが「運命じゃ」とか言ってくれないかしらね(爆)
期待しましょう(爆)。
>心も見た目も二枚目なクゼ君。
そして慕ってくれる人は多い。
だけど自分が心惹かれる人は見つからない。
ここがツボですな(爆)。二枚目なだけじゃね~。
>男性として女性からみるとすこぶる不器用かしら(^^ゞ
不器用というよりは正直すぎますね(^^ヾ。
感情がすぐ顔に出ちゃう(笑)。でもそこに好感がもてる。
エニアグラム的に見るとバトーはタイプ6「忠実な人」っぽい。
素子は間違いなくタイプ8「挑戦する人」、
クゼはタイプ1「改革する人」(荒巻も多分これ)。
エニアグラムについては
http://www.enneagram.ne.jp/
へどうぞ。
あとエニアグラムについて書いた私のエントリを
名前のところに入れておきます。
>本音を言えば、思い出して欲しかったところ。
ですよねぇ。あれでは素子がかわいそうすぎる。
>どうも小説の挿絵が厄介な感じがして・
アニメの絵を先に見るとそう感じますよね。私も同じです。
ま、スタッフがどう絵にしていくか楽しみに待ちましょう^^。
投稿: shamon | 2007/04/29 20:48
■shamonさん、こんばんは♪
みたびの訪問、ありがとうございます。
>だけど自分が心惹かれる人は見つからない。
あはは、なるほど。
共にもしくはそれ以上の高みを目指す人でなければないわけで、そりゃあ、そうそういないでしょうね。
確かに「素子ならば、もしかして・・・」だわね。
私はそんな理想の高い男には付いていけないから、そそられないなぁ(笑)
>感情がすぐ顔に出ちゃう(笑)
その甘さで随分危ない橋を渡ってますよねぇ。なんでそれで生き残ってこられたのか謎(笑)
「情けは人のためならず」って感じかな?
>エニアグラム
また面白そうなものをご存知で。
キャラのタイプ分析はまったくですね。
私も試してみることにしようかな?
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/29 21:59
こんばんは^^。コメント感謝です~。
エニアグラムは勉強すると面白いですよ。
自分のお守(笑)と対人関係に実に役立ちます(笑)。
>確かに「素子ならば、もしかして・・・」だわね。
クゼって一見”多くの人のために”ってタイプですが、
エニア的に突っ込んで見ると(説明長くなるので略)
”理想を共にするパートナーを強く求める”人ですよ。
ただ自分ではそれに気づいてないだけ。
クゼと素子、非常に似た者同士です。
どちらも行動の根底に怒りがあって頑固で
人に揺り動かさせられることを非常に嫌う。
そしてその強さと同じだけの孤独を抱え込む。
>なんでそれで生き残ってこられたのか謎(笑)
ま、でもその甘さがバトーさんの魅力でもあるわけで(笑)。
投稿: shamon | 2007/04/29 23:57
■shamonさん、こんにちは♪
>勉強
面白そうではありますが・・・勉強すると、色々余計なことまで考えちゃいそうなので、今は止めときます。
何かの型に嵌めた考え方をしたくないと常々思っているので、結果として頷くのはアリですが、だから・・になりたくないんですね。(勿論そういうものではないのはわかりますが、私が自分でそうしちゃうからって意味です)
人間の成長は「気付き」だと思うので、自分で気がつくまではほっとくのが一番、ってね。(自分も他人も)
「気付き」の切っ掛け(糸口)としては面白いかもしれませんが。
でも、キャラに中てはめるとピッタリとハマルものですね(笑)
人格として矛盾が無いようにどっかで基層概念を描いてしまっているのかしらね?
>ま、でもその甘さがバトーさんの魅力でもあるわけで(笑)。
ええ、とっても魅力的です♪
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/30 12:12
まいどです^^。
6月にアニメ夜話で「精霊」をやるみたいですね。
まだ早すぎやしないかって気がしますが。
>「気付き」の切っ掛け(糸口)としては面白いかもしれませんが。
そんなもんですよ(笑)。
それに実際に生きている人間のタイプ分けなんで
簡単にできるもんじゃないです。
>キャラに中てはめるとピッタリとハマルものですね(笑)
うーんどうでしょう(笑)?
あくまでも私の見方でしかないし、
私の先生が見るとまた違う答えが出るかも。
投稿: shamon | 2007/05/01 21:03
■shamonさん、こんばんは♪
>6月にアニメ夜話で「精霊」
情報感謝です!!
でもほんと早すぎですよね、それ(^^;)
>あくまでも私の見方でしかないし、
>私の先生が見るとまた違う答えが出るかも。
たぶんそうでしょう。
shamonさんの見方に一理あるように思えるのは、無意識に誘導されてる私なのかもしれないし、そんなもんですよ。人なんていい加減なのもだから(爆)
投稿: たいむ(管理人) | 2007/05/01 23:30
まいどです^^。
>でもほんと早すぎですよね、それ(^^;)
普通、放送終ってからですよね?
そりゃ確かに原作は完結してるけどさ、
「アニメ夜話」なんだから終るまで待ってよ、です。
どうせなら「ゲド戦記」やってくれませんかねぇ。
さぞかし盛り上がりそうな気がしますが(爆)。
>人なんていい加減なのもだから(爆)
人間誰しも相手に対し無意識に自分や
自分の理想を重ねて観ますから(爆)。
ただ攻殻キャラについては、全員性格がはっきりしてるので当たらずとも遠からじ、かなとは思います。
そうそう、バトーさんの甘さ云々で思い出したんですが、
原作にリンクした小説版(遠藤さん著)では
確か元カノ(元同棲相手)が出てきましたわ。
まあ、原作では素子とはただの同僚なので
こういうのもありかなと思って読んでました。
女と同棲・・・・押井&神山版バトーでは絶対にないっ(笑)。
投稿: shamon | 2007/05/02 21:08
■shamonさん、何度もありがとうございます♪
>「アニメ夜話」なんだから終るまで待ってよ、です。
ですよねぇ(^^;)
いくら宣伝したくっても、たかだか10話前後で語らないでくれ~ってね。
今までのアニメ夜話の流れから行けば、昔なつかし作品をマニアックに語り合おう、でしょ?(笑)
こういう強引さは、いつか自分(NHK)の首を絞めそうで恐い。
映画見て、TVシリーズみて、原作を読んだ私は、バトーさんのキャラの違いに「えええ??」でしたよ、そういえば。
小説系は(藤咲さんのも)どれも読んでませんが、元カノが登場ですって???
うわ~信じられない。(確かに原作のバトーさんならアリかもしれないけど)ない、ない、ないっ!!
まぁね、ゴーダのウィルスは発症しないかな?
なんて思ったりはしたんだけど(爆)
投稿: たいむ(管理人) | 2007/05/02 23:21