« 『ハチミツとクローバー』よんだ。 | トップページ | (再放送)「アンフェア」 »

2007/03/14

「バッテリー」みた。

Battery ”ライ8”くんは、勘はニブイし弱腰のへっぴり腰だったけれど、最後の最後に「Good Job!」
相変も変わらずこの手の原作は未読。予告編を見る限り、病弱な弟が死んじゃうような”可愛そう系”かと思ったら、タイトルどおり”野球”と”友情”の物語だった。男の友情、無二の親友。いいわぁ~。
(以下、若干ネタに触れます)

冒頭、何かの大会の最終回でのマウンド。渾身を込めた最後の一球は改心のストレートだったのだと、巧の満足そうな勝ち誇った表情で感じ取れた。
そして、無愛想でほとんど口を利かず反抗期そのもののような巧と、病弱な弟ばかりかまっている母親の態度、パリッとしない父親という家族模様を見て、さっきアレはきっとキャッチャーが後逸して負けたんだろうな、と思った。
それでも野球のためにトレーニングに励む巧だったから、野球にこだわる何かがありそうだと思ったら案の定、”孤高の戦士”だった。
巧と豪を見ると、「本当に君たち中学1年生?」と思うのだけど、サワが同級生でちょっとホッとした。・・・こんどは「本当に君たち同級生?」になるんだけどね(笑)
素朴な同級生たちの巧に対する友情がとても気持ちが良かった。それこそいつでもどこでも直球勝負の体当たり。正直で計算のない真っ直ぐな気持ちが清清しい。
キャッチャーが取れない豪速球。「ああ、これって振り逃げできるんじゃない?」と思っていたのだけど、やはりそれがトラウマだったようだ。忘れた頃に巧を雄弁にした豪との仲直りがよかったなぁ。
「すげ~。レーザービームだ!」・・・私も思った(笑)
絶賛も罵倒も、本音を本気で語り合えるって子供だけだもんね。そんな子供時代からの友達って宝物だよなーと思う。
思いやりから、いろいろ我慢し合っていた家族のわだかまりが解けはじめ、思いもよらなかった母親からの声援をうけた巧の晴れ晴れとした顔。巧と豪の信頼で結ばれたバッテリーと”花形満”(違っ)の対決という素敵なラストが良かった!

総評:★★★★☆   好き度:★★★★☆   オススメ度:★★★★☆

いくらトラウマとはいえ、イライラでモノにあたる態度はスポーツマンらしくなさ過ぎ。ピンチに弱いのバレバレ。
「野球はチームプレーでしょ。キャプテンも声かけろよな~。巧だけの問題じゃないぞ~」ってちょっとイライラする私(笑)
それはともかく、この先を考えるとメンタル面はもっともっと鍛えなくっちゃだね、巧君は。
それと・・・出来ることなら”色白”なのはなんとかして欲しかったなぁ。ありえないもん。

|

« 『ハチミツとクローバー』よんだ。 | トップページ | (再放送)「アンフェア」 »

コメント

続編はないのかもしれないけど、
なんだか期待しちゃいますね~
「野球はチームプレイ」だということも理解するようになって、
2年くらいになったら精神的にも大人になるかもしれないし・・・
原作を読むのが面倒だから・・・とにかく続編を・・・

投稿: kossy | 2007/03/14 22:09

■kossyさん、こんばんは♪
続編・・??
このお話、本で言えば半ばくらいまでなのですか?
それとも、原作に続編があるとか??(勉強不足デス)
私も、いまのところ読む予定はありませんので、
ちょっと成長した巧と豪のバッテリーは見てみたいですね。
しかし、続編だと、弟が危険そうで恐いんですけど。。。(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/14 22:24

たいむさん、TB&コメントありがとうございましたm(__)m

僕の世代では野球ものといえばやはり巨人の星を重ね合わせてしまいますが、でもそんなテイストも見え隠れして、なかなか少年たちの“純”な心と快い汗を感じていました。
原作は未読なのですが、機会があれば読んでみたいと思います!
巧は天海母から産まれてきたと想像できて良かったですよ^^
少なくても岸谷さんには似つかない。弟もしかり(笑)

投稿: cyaz | 2007/03/14 23:51

私も昨日観たのですが、中盤から涙がボロボロと流れてとまりませんでした。こういう少年たちの話って、母親の立場で息子とも重ねて見るから、たまらんのですよ~。豪役の山田健太くんの笑顔がとにかく素晴らしかったです。
内申書の為に野球部で三年間我慢してきた…とあったけど、リアルなことだけに痛かったです。ユニフォームぐらい自分で洗濯して干せ~とツッコミしてました。ウチは息子にちゃんとやらせてますからw。

投稿: ayuto | 2007/03/15 11:14

■cyazさん、こんばんは♪
純粋な少年たちのアツイ思いがジーンと心に沁みる作品でしたー。
繭ちゃんは登場していたけど、「男の子だけ」というのも良かったです。
私はー、原作はこのままパスかな?
続編あったら、絶対にみますが(笑)


■ayotoさん、こんばんは♪
息子さんのいらっしゃる方なら、さぞかし感情移入しまくりでしょうね。

>内申書の為に野球部で三年間我慢してきた
この子も可愛そうな子でしたね。
野球をさせて貰うものでも、するものでも無くって、したほうが良さそうなものとしか考えられないなんて、とっても寂しいことです。これも家庭環境かなぁ。

EDでのユニフォーム。大中小が微笑ましかったけれど、洗濯はめちゃめちゃ大変ですよね、泥だらけで。
「スライディングはやめてくれ~」ってツイツイ思っちゃうものねw
息子さん、偉い!!

投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/15 18:31

こんばんは♪
巧たちはいかにも中学生~って感じなのに、相手チームの門脇たちは中学卒業ということで大人っぽい(高校生以上に見える・笑)のが面白かったです。
弟が野球少年だったし、私自身も甲子園大会などをいまだに見ている方なので、こういう野球モノは大好きです。
原作はなかなかいいけれど、ちょっと「?」ってところもあるのでそれほどおススメはしないかな。
ピッチャーって本当に孤独なんですよね。
松坂もレッドソックスで活躍して欲しいな~。って全然違う話に(笑)

投稿: ミチ | 2007/03/17 20:31

■ミチさん、こんばんは♪
いろんな意味で年齢的ギャップが激しかったですね。
敵の5番の子の豪君潰しも「中学生の出来ることじゃないよなぁ」って。外見以上に違和感も(笑)
青春!な素敵な作品でしたが。

我らの世代では、サッカーより野球ですよね。周囲はみんな野球人(笑)
最近、TVでプロ野球こそ見なくなりましたが、私も野球観戦は好きです。ドームめぐりしたくらいだしw

>松坂くん
給料分の結果を出してくれると嬉しいですねー!

投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/17 20:55

たいむ様、こんにちは~
TBさせていただきました。
私は野球がよくわからないので、キャッチャーが取れなかったらストライク?になるとか、途中まで気が付きませんでした。
思春期と9歳の子供がいるので、すっかり感情移入して最初から泣いてしまいました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2007/05/01 15:08

■ノルウェーまだ~むさん、こんばんは♪
たくさんのTBとコメントありがとうございます。
あら、野球あまりご存じないのですか?
でも、このお話はヒューマンな感じだから、野球はスパイス。
全然OKですよね。
続きがあるなら観たいですよね。

投稿: たいむ(管理人) | 2007/05/01 22:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106009/14263290

この記事へのトラックバック一覧です: 「バッテリー」みた。:

» 「バッテリー」野球はみんなのもの!心の絆が確り描かれた友情ストーリー [オールマイティにコメンテート]
「バッテリー」はあさのあつこさん原作の映画で1人の天才投手が野球を通じて友情と絆を深めていくストーリーである。日本では国民的スポーツである野球を通じて色々なドラマを1つ1つ丁寧に描いたストーリーは観終わった後に感動を残してくれるだろう。... [続きを読む]

受信: 2007/03/14 21:46

» バッテリー [ネタバレ映画館]
風呂焚きをしている菅原文太を見ると釜爺を思い出して・・・手が何本もあったらノックもしやすかっただろうと・・・ [続きを読む]

受信: 2007/03/14 22:06

» 『バッテリー』 [ラムの大通り]
「いやあ、これは折り目正しいというか 実に端正な映画だったね」 ----ん、どういうこと? 「どのショットも、まったく浮つくことなく その構図に落ち着き、安定感があるんだ。 スクリーン・サイズはスコープ。 本来ならば、このサイズは風景の広がりを見せたり、 人物と人物の関係を描くのに向いているんだけど、 なぜかアップ、もしくはバストショットが多い。 まるでスターで客を呼んでいた60年... [続きを読む]

受信: 2007/03/14 22:10

» 『バッテリー』 [京の昼寝〜♪]
いまだからこそ、できることがある。 ■監督 滝田洋二郎■原作 あさのあつこ(「バッテリー」角川文庫刊)■脚本 森下 直■キャスト 林 遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太、萩原聖人 □オフィシャルサイト  『バッテリー』  12歳にして、天才的なピッチングを見せる原田 巧(林 遣都)。 中学入学直前の春休みに、母親の実家のある岡山県に引っ越して来た。 ... [続きを読む]

受信: 2007/03/14 23:38

» 『 バッテリー 』 [やっぱり邦画好き…]
映画 『  バッテリー 』   [試写会鑑賞] 2006年:日本 【2007年3月10日公開】[ 上映劇場  ] 監督:滝田洋二郎 脚本:森下直 原作:あさのあつこ『バッテリー』 【キャスト】 林遣都 山田健太 鎗田晟裕 蓮佛美沙子 萩原聖人 上原美佐 濱田マリ 米谷真一 太賀  塩見三省 岸部一徳 天海祐希 岸谷五朗 菅原文太 公式サイト  バッテリー (第1巻) あさの あつこ,柚庭 千景  バッテリー 佐藤 真紀子,あさの あつこ ... [続きを読む]

受信: 2007/03/15 10:53

» 映画:バッテリー 試写会 [駒吉の日記]
バッテリー 試写会(東商ホール) 「どまんなかに、こい」 映画化ということで、原作も急遽読破しました。(レビュー:Ⅰ~Ⅲ 、Ⅳ~Ⅵ ) 内容としてはほぼ全巻、家族と中学での部活、横手との2試合が巧(林遣都)・豪(山田健太)視点で描かれています。 身体の... [続きを読む]

受信: 2007/03/16 13:36

» バッテリー(映画館) [ひるめし。]
いまだからこそ、できることがある。 [続きを読む]

受信: 2007/03/16 15:55

» バッテリー [俺の明日はどっちだ]
なんだろう、久しぶりにきっちりとした日本映画らしい日本映画を見た気分。 当たり前だろうけれど、新東宝や獅子プロ時代の破天荒な演出は影を潜め、真っ向勝負の青春映画として滝田洋二郎が奇をてらうことなく手堅く撮りあげたベストセラー小説の映画化作品。 あさのあつこの原作の感想はこちらとこちら まず何よりもどれよりもとにかく演じる子供たちの見事なキャスティングに脱帽。 特にミドルティーンになろうとしている微妙な年頃�... [続きを読む]

受信: 2007/03/17 02:59

» 映画「バッテリー」 [ミチの雑記帳]
映画館にて「バッテリー」 あさのあつこの同名原作を映画化。 自分のピッチャーとしての才能に絶対の自信を持っている原田巧(林遣都)は、中学入学を控えた春休みに岡山県境の地方都市に引越す。引越し早々、巧はキャッチャーの永倉豪(山田健太)と出会う。 中学生というのは、心も身体も子供から大人に変化するとっても不安定な時期。 主人公の巧は“超中学級”のピッチャーということで、その孤独は同じ部活の部員には理解できない類のもの。 そして�... [続きを読む]

受信: 2007/03/17 20:28

» バッテリー [八ちゃんの日常空間]
BATTERY [TOHOシネマズ流山おおたかの森/SC6/シネマイレージデー料金] 公式サイト 『いまだからこそ、できることがある。』 ついにオープンしましたTOHOシネマズ流山おおたかの森。初観賞です。いやぁ、今まで行った事のあるTOHOシネマズに比べてロビーの広い事、広い....... [続きを読む]

受信: 2007/03/17 22:51

» バッテリー [週末映画!]
期待値: 94%  小説が原作のスポーツ青春映画。 林遣都、山田健太、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太  [続きを読む]

受信: 2007/03/18 11:11

» 映画 バッテリー 感想 [Ondul Blog ver.2.07]
原作ファンなのですごく心配だったのですが(児童書で出版されたときからよんでました)、下馬評どおりというか、安心しました。とりあえずあの頃の自分に「巧と豪マジにいたよ!会ってきたよ!」って自慢したくなったww正直、期待以上でした(偉そうですいませんいや、原作...... [続きを読む]

受信: 2007/03/19 10:20

» 【2007-35】バッテリー [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
いまだからこそ、できることがある。 [続きを読む]

受信: 2007/03/19 20:02

» バッテリー [5125年映画の旅]
天才野球少年・巧とその家族は、身体の弱い弟・青波の健康のために母親の実家に越してきた。そこで巧は、近所の野球少年・豪と出会い二人はバッテリーを組む事になる。中学に入り、野球部に入部した巧だったが、そっけない性格が災いし、先生や先輩達と衝突する。 この作....... [続きを読む]

受信: 2007/03/20 07:10

» 映画「バッテリー」 [日々のつぶやき]
監督:滝田洋二郎 出演:林遣都、山田健太、菅原文太、天海祐希、岸谷五朗 透明感のある繊細なあの原作の世界映像で表現できるのかしら?と恐る恐る観ました。 なんせ原作が同名のあの、あさのあつこさんの大ベストセラーですから~。そして文庫ではまだまだ物語途... [続きを読む]

受信: 2007/03/20 10:26

» 「バッテリー」 [しんのすけの イッツマイライフ]
  試写会で観てきました。   「バッテリー」     懐かしい感じのただよう、 とてもさわやかな映画でした。   [続きを読む]

受信: 2007/03/20 21:56

» バッテリー [象のロケット]
友情と家族愛を直球ど真ん中に描く感動作です。 [続きを読む]

受信: 2007/03/21 02:33

» 映画「バッテリー」 [いもロックフェスティバル]
映画『バッテリー』の試写会に行った。 [続きを読む]

受信: 2007/03/22 00:01

» 「バッテリー」 [Tokyo Sea Side]
予告を観た時から気になっていた主人公・巧役の林遣都くん。なんと言っても彼がすごい良かった!天才ピッチャーならではの孤独感やプライドがよく現されています。とてもかっこいいです! 強気な性格から周りと衝突する巧が人間的に成長していく過程、巧と豪の信頼関係、体の弱い弟を心配するあまり巧に辛く当たる母親の変化、野球への強い想い…夢や友情や家族愛がてんこ盛りです。とてもさわやかないい映画でした〜☆... [続きを読む]

受信: 2007/03/29 02:16

» バッテリー [ケントのたそがれ劇場]
★★★★  子供が主演の映画には、いつでも泣かされてしまう。やはり子供たちの心が真直で、透明だからなのだろうか。 野球は個人競技ではない。どんなに優れた選手がいても、チーム全員の心が一つにならねば勝てるはずがない。当たり前の事だが、伝統ある某プロ球団でさえ... [続きを読む]

受信: 2007/03/29 21:35

» 『バッテリー』鑑賞! [☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!]
『バッテリー』鑑賞レビュー! いまだからこそ、できることがある! 1000万部突破のベストセラー小説 待望の映画化 感動の涙は、世代を超えて・・・ 今、最も支持される大ベストセラー小説の映画化! 孤高の中学生ピッチャーが 野球を通じて家族や友人の大切さに気付く おまえ何の為に野球やっとるんじゃ? おまえの野球って何なんじゃ? ★review★ 本作は、3000人のオーディションから選ばれた 新人・林遣都くんが"巧"役で好演!♪ ... [続きを読む]

受信: 2007/03/30 00:22

» 『バッテリー』 [アンディの日記 シネマ版]
感動度[:ハート:][:ハート:][:ハート:]          2007/03/10公開  (公式サイト) 泣き度[:悲しい:] 笑い度[:ラッキー:][:ラッキー:] 満足度[:星:][:星:][:星:]  【監督】滝田洋二郎 【脚本】 森下直 【原作】あさのあつこ 『バッテリー』(角川文庫刊・教育画劇刊) 【時間】118分 【出演】 林遣都/山田健太/鎗田晟裕/蓮佛美沙子/萩原聖人/上原美佐/濱田マリ/米谷真一/太賀/山田辰夫/塩見三省/岸部一徳/天海祐... [続きを読む]

受信: 2007/04/12 15:48

» 野球の歌 [Akira's VOICE]
「ラブソングができるまで」 「バッテリー」 [続きを読む]

受信: 2007/10/04 12:38

» バッテリー 〜 想いを伝える心、受け止める心 〜 [Prototypeシネマレビュー]
〜 想いを伝える心、受け止める心 〜 あさのあつこ作、累計380万部を突破する大ベストセラー小説「バッテリー」を実写映画化したこの作品。孤高の天才中学生ピッチャーが、野球を通じて友人や家族と心を通い合わせていく様子を描いた青春物語です。 主人公・巧を演じる...... [続きを読む]

受信: 2007/10/29 00:07

« 『ハチミツとクローバー』よんだ。 | トップページ | (再放送)「アンフェア」 »