「華麗なる一族」終了。
とりあえず、1話から1度も欠かすことなく見た『華麗なる一族』。その最終回には、
とうとう”木村拓哉”をもってしても一発逆転できないまま、最悪の結末を迎えてしまう作品が登場したか・・・と言うのが一番の印象かな?(笑)
先週のラストでは、「ヨシ来たっ!」だったのにね。(原作は未読)
全てを取り上げられ、己の存在意義を見失い、考え抜いた上での鉄平の自殺により、万俵家の長い悪夢も終結。しかし、ただでは死なないというか、後に発覚する事実には少々唖然。(死んだからこそ判明したんだけどね)
結局、鉄平は大介の実の息子だった、という悲劇の根本を覆す驚愕なオチは良いとしても、万俵家の崩壊を導いた鉄平の出生を確定したもの(=血液型)が、あっさり「それはミスですねぇ。良くあるんですよ~(アハハ)」とばかりに、散々一族を悩ませた”万俵家の呪い”をかるーくを祓ってしまうってどーよ。単に”戦中戦後の混乱が招いた血液検査のミスが理由”で簡単に覆るという、あまりにも安直でありえないトリックがそのまま使われたナンセンスさには、やっぱり苦笑いせざる得ない。昭和の前~中期の話であり、検査の制度や精度は理解できるが、原作の古さをそのまんま”古くささ”として感じてしまうわけであり、何らかのアレンジが欲しいところだった。
真実を知らずに逝った鉄平とその遺書にはさすがに泣けた。
この作品のすべてが鉄平の遺書の中に凝縮されていたように思った。しかし、これが現実か?というような希望のない結末だったのは悲しい。あれだけ頑張ってきた人物が、何故、明日の朝日を見ようとしなかったのだろう?
ミスキャスト、とまでは言わないけれど、やはり木村拓哉には大逆転が似合うと思う。「HIRO」が楽しみだ。
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