「ナイトミュージアム」みた。

楽しい作品が見たい気分であり、ちょうど良かった。
バッチリ笑わせてもらったから、先行上映で割引がきかなかったけれどノープロブレムだね。
基本的には子供向け。けど大人が観ても十分楽しめるから、春休みに仲良く親子で楽しむのにピッタリのコメディ映画だね。
（以下、ネタに触れてます。）

バツイチで無職のラリーは、息子の手前、なんとか父親の威厳を取り戻そうと【自然史博物館】の夜間警備の仕事に就いた。「成り手がいない」と紹介されただけにアッサリと採用。なんとも胡散臭い空気が漂う中、前任の老警備員３人から、”鍵”と”懐中電灯”と”マニュアル”を渡され引継ぎ完了。
実は、そこは夜な夜な展示物に命が宿る摩訶不思議な博物館だったのだが、これが実に楽しい。”自然史”という万能なネーミングの通りほとんどノージャンルなミュージアム。アメリカもあればローマもエジプトもある。恐竜骨格もあれば、モアイ像まである。つまりはなんでもあり。よって、そこでは何が起こっても不思議じゃないってわけだ。
唖然呆然でなす術なしの１日目。懐柔作戦を展開し途中までは大成功だった２日目。背水の陣で迎えた３日目には「とんでも事件」が起こるのだが、全編とおしてラリーと”ミュージアムの仲間たち”とで繰り広げるドタバタ劇が愉快痛快。
何といっても「レックス」がカワイイ（＾＾）。マニュアルの”骨を投げる”ですぐにピンときてしまったが、”でっけーワンコ”がなんとも愛らしかった。台に戻る時、加えた”骨”はどうするんだろう？と思って見ていたら、器用にもちゃんと自分で戻すのが妙に可笑しい。それから、テディが大変なことになった時はどうなるのかと思ったけれど、「なるほど！」な解決方法にはにっこり。そんな伏線的な小ネタがアチコチに仕掛けられていて、回収時には思わずニヤリとしてしまった。
３日目には招待した息子も加わって、”ダメ親父”の汚名返上への頑張りには、「ラリー、よくやった！」と褒めてやりたくなるという、ちょっぴりホロリ系も埋め込まれていてなかなか良かった。
ツッコミどころは満載なんだけど、まぁ細かいところは気にせずに、ラリーと”命あるもの”の対等な視点での”本気”のやり取りを楽しむのが面白いと思う。

総評：★★★☆☆++　　好き度：★★★☆☆++　　オススメ度：★★★☆☆++

といっても、大爆笑、大感動、にはもう一歩。

余談：「オードリー・レインズ」の予期せぬ出現に吹き出してしまった(*≧ｍ≦*)ﾌﾟﾌﾟｯ
ポールの死に半狂乱するオードリーを見たばかりなもので。。。（現在金曜深夜に「２４－Ⅳ」が放送中なのさ）