「蟲師」みた。
アニメも原作も大好きな『蟲師』。実写版も公開を楽しみにしていた。
アニメは、限りなく原作を再現している作品であり、また映像も音楽も決してあの独特のイメージを崩すことのないクオリティの高い作品に仕上がっていた。
この実写版、ジャッジメントがちょっと難しい。自分の中でも評価が真っ二つ、という感じ。
(以下若干ネタに触れてます)
今回、アニメでは素晴らしい実績のある大友克洋監督ということで、期待していたが・・。
雰囲気はとてもよく出ていたし、見せ方も上手いと思う。映像的なものは期待通り、期待以上であり、とても良かったと思う。特に、”菜箸”一連のシーンはお見事!
また、もともと”左脳”で内容を理解するものではなく、右脳でメッセージを”感じる”作品であり、意味不明と「ああ。。。」のギリギリの狭間を上手く表現できていたのではないかと思う。
物語としては、原作での4つのエピソードを組み合わせてあった。それは構わないのだけど大きく設定が変更され、登場人物同士の関係性がより深いものとなっているため、原作好きな私は違和感をもった。といっても、それに対しては「映画はこうしたのね」と許容範囲のもの。しかし、なんともまぁ、悲恋と悲劇の物語になってしまったものだなぁーと、”重さ”を感じてしまうのは否めない。
やはり、ヌイのエピソードがちょっと消化不良気味。私の中のヌイは、自分より愛する人を第一に思う自己犠牲の人であって、あのような成れの果ては考えられない。ギンコ(ヨキ)とは悲しい別れだったけれど、心残りのない温かい気持ちで消滅したと今でも思っている為、あまりにも寂しい結末にされてしまったことが残念でならない。
ギンコと淡幽は、原作でも互いに好意を持っているように感じられるけど、「好きだ、と言ってはいけない」と、自分自身を制御しなければならないほどのモノはまだ感じられない。原作にも淡幽が「足が治ったら、いつかお前と旅がしたい」と語り、ギンコも快諾するという、とても気に入ってるエピソードがあった。しかし、限りなく実現は不可能だと暗黙の了解をしている二人であることも二人の雰囲気から伝わってくるので、虹郎が最後に叫んでいたことを思って私も切なさを感じていた。だから映画では一歩進んだ描かれ方だったことは、逆に嬉しく感じられた。より切なくもあるけれど、なんだかラブラブじゃん?(原作のギンコには色恋沙汰が似合わなく思うので尚更かしらねw)
ということで、映像的に拍手する部分と、原作好きとして残念に思うところと、映画だから割り切れるところと、割り切れないところとで、とても評価し辛い。無難にこんな感じでどうでしょう?
総評:★★★☆☆+ 好き度:★★★☆☆++ オススメ度:★★★☆☆
意味不明でも、「見たまんま」受け入れてください。そんな作品。感じる雰囲気が好きな人で、原作を知らない人の方が、楽しめるかもしれないな。
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コメント
原作を知らなくても楽しめる~~
確かに、意味不明でも感じられる‘何か’‘世界感’はありました。
きっと原作は面白いんだろうなって思えるし。
やはり映画にするにはとても難しい作品なんでしょうね。
投稿: 未来 | 2007/03/25 23:52
■未来さん、こんにちは♪
今、地元にいないのですけど、根性で遠征先にて鑑賞です(笑)
原作やアニメに比べると、ややリアリティをもって作られていたように感じました。
だから、蟲の存在と蟲による影響が、ホラーっぽく感じちゃう人も居るんじゃないかな~と心配になったりしてね。
原作ファンでも世界観には納得いく仕上がりになってると思います。(強いて言うなら脚本が・・かな)
けど、「もし・・」を思えば、パラレルとしてありえる話でもあって、蟲師に対する思い入れとか、好き嫌いが評価のすべてに反映しちゃうかな?という結局”感性”に着地しそうな作品だったと思います。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/26 10:01
こんにちわ。
原作ファンのたいむさんの見解は
かなり参考になりますね。
私は原作を1巻しか読んでないので、
映画の中の物語や人物関係で
若干不明な点もありましたです。
まるでアート系作品のように、
情緒だのニュアンスだのという要素が
強い作品なので、大衆ウケするにはちょっと
困難かもしれませんね。
投稿: 睦月 | 2007/03/26 10:02
■睦月さん、こんばんは♪
何度かTBを試みましたが、ダメだったみたいです。時々相性が悪くって・・・(><)
大衆ウケはしないですよね、この作品。
けれど、それも承知で制作されたように思えます。
初めての人には「蟲」自体わけわからないものなのに、光酒だの光脈だの言われても難しいですよね
トコヤミ=常闇って漢字なら、イメージもつかめそうですが。。。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/26 16:47
ども、たましょくです♪
原作に想い入れるのあるたいむさんのレビューを読ませて
いただいて、原作の魅力に一端を感じることが出来ました。
この手の映画は、何かと「派手」な方向に走りやすいだけに
大友監督は、あえて「静」で魅せようとしたんだなと。
たましょくも菜箸のシーン、カッコイイ!と思いました!
ただ、2時間弱の中では「蟲師」とゆー職業を描ききれてな
い印象を持ったのも正直なところ。
エンドロールが流れるまでヌイの近くに居た奇声を発して
いた男性が「二人目の旦那」だとゆーことがまったく気づけ
なかったです_| ̄|○
投稿: たましょく | 2007/03/26 22:02
■たましょくさん、こんばんは♪
私は最初に見たのがアニメなんですよ(笑)
凄く好みの作品で、けど、原作を忠実に再現していることは知っていたので、試しに原作も仕入れてみたらもう納得!
アニメでの動きで補完される原作と文字から意味が補完されるアニメで、ものすごい相乗効果が発揮されてます。いいっすよ~。(読む予定なのですよね?)
>大友監督は、あえて「静」で魅せようとしたんだなと。
実写がこうなったのは私もわかる気がしてます。それ以外にないんですよ表現方法が。
また、ヘタに「動」にしすぎると「蟲」が「妖怪」になってしまうから。でもそこはギリギリかな?ややホラー気味(笑)
がけっぷちで踏ん張ってた感じかな。
菜箸で拾った文字を巻物に貼り付けるところは、びろ~んとひっぱるところは同じですが、アニメでは手で”文字シール”を貼るように少しずつ貼り付けてました(笑)
映画の方法が楽だわ~とちょっと感動!
ここは見どころですよね。優ちゃん、カッコカワイイし(笑)
>2人目の旦那
おたまさんの話の中で出てきましたよね?
けど、原作には存在しないキャラなので、私も良くわかってませんでした(^^;)
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/26 23:38
お久しぶりです。
たいむさんの感想にうなづくことしきり。。。。わたしも、ヌイと蟲の解釈がどうしても納得できなかったです。蟲は妖怪の手前でしたが、人間との共存が描かれていなかったし、ヌイに至っては妖怪でした。映像がよかったぶん、残念!
同じく原作からはいった息子と観て来たんですが、オダジョーギンコに文句なく満点!と言いたいところだけど、あの好きだ発言は許せないと、意気投合してしまいました。
投稿: kayamariyon | 2007/03/27 00:24
■kayamariyonさん、こんばんは♪
原作ファンには、あのヌイは受け入れがたいですよね。やっぱり。
>人間との共存
淡幽とギンコをもって描いた、ということなのかも知れませんが、ちょっと難しいかなーと。
>あの好きだ発言は許せないと
私は、許せなくはないけれど、絶対そんなこと「言わないだろ~」ってね(笑)
けれど、オダジョー・ギンコなら「言うかも~」って思えるので、良しとしてますw
とはいえ、原作のイメージでは、互いに実現不可と思いつつも一筋でも希望を捨ててはいず、そこに諦めない強さを感じて、だから淡幽の淡く儚い恋心の成就を願ってしまうという、その軽さが好きなのよね。
二人の行く末は・・・漆原さん、描いてくれるかしら?
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/27 20:55
こんばんは♪
原作ではギンコの秘密的存在のヌイにあれだけ時間を割きながら
この終わりはトホホですよね。
原作の静かで幽玄な世界観は十分感じられましたから、
もう少し蟲の不思議さや蟲に係った人の哀しみが描かれた作品を
チョイスして・・
ギンコにはもっと活躍して欲しかったな~!!
投稿: くろねこ | 2007/03/27 22:51
こんばんは!いつもありがとうございます!
この映画、はっきり言って、原作ファンの方の原作との比較は、お腹いっぱいです。
そういう、特徴的な映画ですね。
という事は、原作、アニメが、いかによかったか、という事なのでしょうね。
またよろしくお願いしますね。
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007/03/27 23:02
■くろねこさん、こんばんは♪
原作では、ヌイに救われた命で、ヌイに教わった蟲との付き合い方をそうと知らず実践しているギンコ、というイメージが私にはあり、でもヌイは完全消滅で、やはり映画の妖怪化には残念という思いです。
世界観はホント良かったのですよね。雰囲気凄く出てましたし。
ギンコの活躍は・・・今回のギンコでは無理かな?
蟲師ギンコの活躍を見せるなら、化野先生エピがらみでしょうか?(笑)あとは、タブーとの境界線ギリギリモノが多いですしね。
■猫姫少佐現品限りさん、こんばんは♪
原作を知っているとついつい比較したくなっちゃうのだけど、私は酷評する仕上がりではないと思うし、パラレル的にはアリかもしれないと思ってます。
原作からして好きな人は好きだし、意味不明な人はずっと意味不明なままでしょうからw
>原作、アニメが、いかによかったか
原作&アニメですね。対のように相乗効果を発揮した作品でしたし。アニメは本当に良いですが、やはり、原作以上に説明されていても解からない人には解からないのでは?と思うのですわ。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/28 00:07
こんばんは。
私も原作もアニメも好きですが、これは厳しい評価をせざるをえません。
何よりもこれ単体でキャラクターの感情が描かれていないのが致命的でした。
原作を読んでいればまだ脳内補完できるのですが、読んでいない人はやたらと観念的な世界だと思った事でしょう。
かと思うとギンコの淡幽への気持ちみたいに簡単に台詞で言っちゃったりするし。
残念な作品でした。
投稿: ノラネコ | 2007/03/29 23:02
■ノラネコさん、こんばんは♪
原作&アニメに比べると、確かに微妙ですね~。
ターゲットは最初から”万人”でなかったのかもしれませんね。
ただ好きなやつ、もしくは付いて来れるやつだけ付いて来い、ってな感じで。
>ギンコの淡幽への気持ち
雰囲気は出ているのに、イヤに直球ど真ん中でしたよね。
「そーだろーなぁ~」ってわかるくらいで丁度よいのですけどね、この二人は。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/30 19:34
たいむさん、こんばんは♪
先日の地震お見舞いコメントありがとうございました。
新潟も揺れたでしょう?
日本は地震列島だなと改めて感じました。
私はアニメ版は見ていないので、原作しか知りませんが、別物だなという感じを受けました。
ギンコの性格が違ってるような気がするんですよね。
「好きだ」発言もちょっと驚きました。
ギンコが言うわけないと思っていた驚き&オダジョーの口からそのセリフが出た驚き(爆)
あと、最大の困った点は、ぬいです。
>あのような成れの果ては考えられない
ウンウン。
絶対に考えられないわよね~。
といいつつ、オダジョー@ギンコを見にまた通います(爆、爆、爆)
投稿: ミチ | 2007/03/30 23:17
■ミチさん、こんばんは♪
ご無事で何よりですが、余震には「あ、また」という感じでしょうか? しかし余震として慣れてくるとそのまま平気で寝ているようになります(笑)
別の地震に逃げそびれないように気をつけてくださいね。(どうせ中越だわ、と思っていたら佐渡沖だったという、経験者は語るw)
>新潟も揺れたでしょう?
それなりに揺れたようですが、実は千葉に居たのでTVで知りました。
映画は別物ですよね。
そうそう、ギンコ、別人です(笑)
アニメのギンコって本当にギンコなんですよ。昨日TVが最終回だったのですが、改めてそう思いました。(ちなみに最終回はイサザが登場する子供ギンコのお話)
>ギンコが言うわけないと思っていた驚き&オダジョーの口からそのセリフが出た驚き(爆)
(*≧m≦*)ププッ
オダジョーが言わないという理由が私にはピンときませんが、ギンコは絶対に他人には言わないだろ~と笑っちゃいました。
なんというか、原作のギンコの自分に対する悲壮感のなさがとっても好きなので。
ヌイはね~(><) 心残りだなんてありえない。潔よさがカッコよかったのに残念無念。
>オダジョー@ギンコを見にまた通います(爆、爆、爆)
蟲師をですか??
私は「東京タワー」までお預け・・・と思ったけど、DVDの「ゆれる」を借りましたので、すぐですw
投稿: たいむ(管理人) | 2007/03/31 15:32
こんばんわ~。
映画の雰囲気は、とても好きです。
ただ、原作もアニメも全く知らなかったので。。。
私は、原作を知っている方のほうが
楽しめる話なのかと思っていました(^^;ゞ
投稿: くう | 2007/04/04 21:25
■くうさん、こんばんは♪
蟲が存在している世界、という雰囲気はとてもよく出てましたね。そういう雰囲気が好きな方は原作を知らなくても、その雰囲気に何かを感じるかもしれませんね。
しかし、原作&アニメとは、ストーリーとしてやや方向性が異なっていた為に少し残念に思っています。俳優さんもイメージに合っていたし、良かったのですが。
やはり、知らない方がより楽しめる作品だったようです。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/04 22:10
たいむさん、こんにちは!
原作読んでいないので、はなはだ「蟲とは何?」という解釈は難しかったのですが、たいむさんのいうとおり、あるがまま受け入れる方がいいのかもしれないですね。
僕は見ていて京極作品の妖怪のようなイメージに近いのかなと思っておりました。
投稿: はらやん | 2007/04/21 10:43
■はらやんさん、こんにちは♪
>京極作品の妖怪のようなイメージに近いのかなと思っておりました。
そうですね、京極作品を読む方にはそういった下積みがあるので雰囲気的には何となく・・という部分はあると思います。
でも、妖怪と違うのは”説明の付かない現象に付けられた固有名詞”ではないというところでしょうか?
実際在るんですよ、蟲は(笑)
というのが原作者の想像力の素晴らしいところであり、実写では見せられなかったものかもしれません。
投稿: たいむ(管理人) | 2007/04/21 13:23