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2007/02/26

『蟲師』~8巻

Mushi8 独特の世界観をもつ「蟲師」ワールドは、幻想的であり昔話風でありながら、どこか現実的でもあり、また、ヒトとヒトの絆、ヒトとヒトでないものの繋がりを感じさせるという、形容し難い奇妙な読後感をもたらしてくれる。
8巻は1年ぶりの新刊。短編5編が収録されている。いずれもそんな雰囲気の作品。
すべてが「蟲(=異形のモノ)」がらみのお話なわけで、さすがに8巻目ともなるとちょっとしたパターンが見られるというか、”分類”できそうな気がした。(もちろん、被ったりもするけれど)

「潮わく谷」・・・自己犠牲系 (家族愛タイプ)
「冬の底」・・・再生系 (自然の掟・自浄作用・守護タイプ)
「隠り江」・・・特殊能力系 (寄生タイプ)
「日照る雨」・・・現象<ナガレモノ>系 (共生タイプ)
「泥の草」・・・天罰系 (自業自得タイプ)

ザッとこんな感じかな? 8巻は全部違うってのが凄いと思う。
この中でのお気に入りはやっぱり『冬の底』だなぁ。”ヌシ殿”が素敵すぎ。
ちょっと(カナリ)小さな”王蟲”って感じかな?(^^)
満足の一冊だった。

実写版「蟲師」も公開間近(3/24)  
「KCノベルス『蟲師』」(劇場版ノベライズ本)」発売中
「劇場版ムック~大友克洋『蟲師』映画術(仮)」3500円:3/24発売
「アニメ版ムック~『蟲師』~連綴~(仮)」3000円:4/23発売
「漆原友紀画集~『蟲師』二十景~蟲襖~」4800円:5/7予約〆(完全受注生産)
ここぞとばかりに続々と・・・・・(しかも高いし・・^^;)

※「大友克洋『蟲師』映画術」は3990円(3/26発売)なんて情報も・・・(2/27現在)

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コメント

たいむさんの分類、既刊8巻分思い返してみると、確かにそのとおりですね。鋭い!

山のヌシはこれまで色々登場していますが、今回のヌシ様が一番好きです。クチナワなんかは怖いばかりだけど、カメだと親近感が沸くせいですかね?そういや、ガメラは子供の味方だったし(^^ゞ

投稿: アビ | 2007/02/26 19:33

■アビさん、こんばんは♪
<寄生タイプ>は”特殊能力系”とは正反対の”機能障害系”がありますね。あとは麻薬系・自虐系も??(爆)
けど、ウロさんみたいに分類不能もありますしね。いやぁ~奥深いですわ。

亀のヌシ殿は絵的にも良かったですね。あの無表情が(笑)
クチナワはオドロオドロじかったですし、トコヤミは別の意味で印象深いかな?

>ガメラ
そうきたかっ!(爆)


投稿: たいむ(管理人) | 2007/02/26 20:04

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蟲師 8 (8)講談社このアイテムの詳細を見る すごい久しぶりの感じがしてたけど、1年ぶりだったらしいですね。今回も生命の力強さを感じるような、名作ぞろいです 今回一番好きなのは「冬の底」。ギンコが、山のヌシの意思で丸ごと冬眠している山に迷い込んでしまう話。登場人物はギンコのみで、蟲師の(というかギンコの)、山との付き合い方が興味深いです。何もかも見透かしているようなヌシ様も魅力... [続きを読む]

受信: 2007/02/26 19:19

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