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2007/01/15

DVD HOLiC 6巻から。

Holicdvd06 DVD HOLiCから第六巻の感想。
注目すべき?は17話「ジショウ」かな?西尾維新のノベライズ版『アナザーホリックランドルト環エアロゾル』から唯一アニメ化された作品。小説だからセリフが多いの何の。雄弁な侑子さんであり、珍しく四月一日に対しての解説がとても親切になってる、って感じかな。
そんな六巻の収録話は、
第十六話「サイカイ」
第十七話「ジジョウ」
第十八話「ホオズキ」

十六話「サイカイ」
四月一日を守るためにデッカクなってしまった”管狐”をもとのサイズに戻すために「ツボのなかぁーツボのなかーぁ」(笑) ”お揚げ”が大好物だなんて、やっぱりキツネなのね。「猫にマタタビ」の如く大人しくなっちゃうのがなんとも可愛らしい(デカイけど)
水仙に馬鹿にされる四月一日は、やっぱり「のび太くん」みたいだった(笑)
座敷童とカラス天狗たち、雨童が再登場。

十七話「ジショウ」
♪人生、楽ありゃ苦もあるさぁ~
お気楽に唄ってる場合じゃない。解釈を間違うととんでもないことになりそうだ。
『そこにあるのは、”計算”』・・・ちょっと心がイタイ、身につまされるような話だった。
戦場においての最優先事項の一つとして、”まず退路の確保”はとても大切なことなんだけど、人生においても、逃げ場や逃げ道(言い訳)を最初から考えた(計算した)言動を取ることが、きっと誰しもあると思う。
”対価交換”を逆手に取ったような、不幸買い。簡単に言えば、努力した分の対価はいらないから努力はしない。したくない。結果が出ないように、出さないように、自分を自分で阻止する反対行動をとる。そんな感じ。
「ちょっと報われる程度なら、努力しないで今のままでいや」・・・ヤバイ、思ったことあるかも、、(^^;) それは必ずしも悪いことではないと思うけれど、17話の「塗絵」の場合は、いつ如何なる時、如何なる場合も計算ずくで全ての面倒から逃げていたことが問題。対価として、侑子さんにすべての”逃げ道”を奪われてしまった塗絵。コレはマジで大変だ。
人生、楽をしたいのならその分だけの苦(努力)を対価として支払わなければならない。
苦があっての楽。そーゆーことだね。

十八話「ホオズキ」 
Hozuki_15話「シリトリ」で登場した、おでん屋の仔ギツネ君が再登場。しかも四月一日の窮地を救うヒーロー役で! 
原作には登場しない「座敷童とカラス天狗たち」も特別再々登場。
水島監督脚本は3話「エンゼル」以来2本目。最初はスタッフも”百鬼夜行”でたくさんの妖怪が描けると喜んでいたらしい。が、あまりの多さに最後は「・・・」だったという裏話もw。 侑子さんの「手紙」での、百目鬼(代読)と四月一日とのボケとツッコミが楽しい。マルとモロの追伸に、『へぇ。。』と顔をほころばせる四月一日がとっても四月一日らしくって素敵。座敷童が懸想して、管狐もご執心という「モテモテ~」なのが解かるところだね。

DVDも残すところあと2巻か。第七巻の発売は1月24日!

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コメント

こちらも、ちょびっと

>サイカイ

四月一日がミョーに男前。男前すぎ!(笑)

>ジショウ

得体の知れない写真にゾクゾクさせられるところは、サスペンス・ホラーっぽくてよかったです。
内容は重苦しいわりに、、、(^_^;

>ホオヅキ

映像表現メインで、じんわりと感動のクライマックスに積み上げていくあたりが素晴らしかったです。そりゃスタッフさんたち大変だったでしょうね。

投稿: A-ten | 2007/01/15 23:05

■A-tenさん、毎度どーもです♪
いつもどこか「のび太くん」なのに、ちゃんと男前の要素を持ってるのですよね、四月一日は。自覚のないウブな男前はぎゅーっとしたくなります(笑) さすがはルルーシュ!(ちゃうちゃう)

>得体の知れない写真にゾクゾク
写真のお話は、私が見逃した二十話「アガナイ」じゃないかな?(原作にあるので大体の話は分りますが)
潰れちゃう位に重い対価のお話は恐いですね~(後は次回で!)
「ジショウ」はBGMがあんまりなくて、柱時計がチクタクやってる印象が強いヤツです。
宝くじに当たったら、当然引き換えますよね??なら、大丈夫(何が?)

>>ホオヅキ
ウルっときたところに、甘露酒を分けてくれる『樹』が池田昌子さんで、「おお~更にメーテルじゃないですか!」ってな感じでした。
中に至上最高の「20頭獣」の妖怪がいるそうです。それが一番書きたかった監督だそうです(笑)
現実に戻って、百目鬼と侑子さんでの大人な話がクライマックス間近を感じたりも。


投稿: たいむ(管理人) | 2007/01/16 00:44

こんばんは〜♪

>自覚のないウブな男前はぎゅーっとしたくなります(笑)

そうそう、たまりませんよねぇ〜(しみじみ)。感情が高ぶりやすい座敷童ちゃんじゃなくても、ノックアウトされそうになりますよ(#^_^#)

>写真のお話は、私が見逃した二十話「アガナイ」じゃないかな?

あ、ごめんなさい(汗)もう記憶が。。。というか、侑子さんが「やれば?やってみれば?」みたいなこと言ってたのくらいしか思い出せないです(>.<)

>ウルっときたところに、甘露酒を分けてくれる『樹』が池田昌子さんで

そー!そー!それっ!きちゃいましたよね。監督ブラボーです。

別件、「ガンXソード」は同時期じゃなく、「種デス」が終わったあと放送始まったんだったかも。でないと、かぶってるっぽい部分があるとか言われたりしないですもんね。もし、ご覧になったら感想よろしくぅ(^_-)-☆

投稿: A-ten | 2007/01/18 01:05

■A-tenさん、こんばんは♪
個人的には百目鬼君のほうが好みなんだけど、「四月一日だからなぁ」の一言で片付けたいタイプのだなぁ(^^)
けど、典型的な「いいひと」にはおさめたくないのよねw

>やれるものならやってごらんなさい。
恐ぇ~って感じでしたね、そこは。間違っても侑子さんにコーヒーなんでぶっかけられませんよね。計算違いもイイトコでした(笑)

池田さんは声の効果は抜群ですよね。監督の人選には毎度拍手です。ゲストも含めて、どのキャラクターも雰囲気がとてもよくあってますし。

>「ガンXソード」
期待しないでお待ちください。

そうそう、「絶対少年」の再放送をやってますね~
DVDを持っていてもツイ見ちゃってます。これも書きそびれてたなぁ・・・そういえば。

投稿: たいむ(管理人) | 2007/01/18 17:44

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