BSジャパン「シネマクラッシュ」より
何気にBSの番組表を見ていたら「アレ?やるじゃん」ということで、連日連夜で観てしまった。どちらも劇場では見逃していた作品で、「そのうちDVDでみよーかなー」と思っていた作品。
(1)『リンダ リンダ リンダ』(1/16放送) ブルーハーツとは、なんとも懐かしい!
当時、カラオケで盛り上げるならばコレ!っていうのが「リンダリンダ」であり、「トレイントレイン」だったなぁー。
私の母校の”文化祭”は、模擬店やバントの演奏会があるような学校ではなかったから、「なつかし~」という感じではないのだけど、彼女たちの言動の一つ一つが「ああ、そんな感じ。あんなこともそんなこともあったなー」と、なんともいえないノスタルジックな想いに包まれながらの視聴となった。
特別なことではなくって、普通に、でもちょっと頑張ってる姿が、素直に表現されていたのがいい感じだった。結局ケンカの理由はわからずじまい。でも、「これは私達だけの問題だから(自分たちだけで解決すべきこと)」と周囲の干渉を拒絶する時期というか、なんだかあの頃の気持ちが甦ってきた。雑談途中での意味ありげな視線には、「何よぉー」「何にも言って無いじゃん」なんていう会話もあったあったってね。
ラストの遅刻には、ちょっとだけイライラ。そもそも遅刻に理由は無いも同然。待っていてくれた仲間たちに対する態度がいただけないなぁと。いろいろ大事なのは分るけど、あっさり「ごめん」で終わるのは今風?そーゆー時はもすこし誠実だったよなと思った次第。
それでも・・・やっぱり音楽はいいねー。楽しそうに演奏する彼女たちの姿、会場が一体になっていくにつれて胸に込み上げてくるものがあった。
(2)「イン・ザ・プール」(1/17放送) 見事なまでにオバカ映画。。。でも、コレだけ徹底されると、もう笑うしかない。
伊良部センセーは本気で馬鹿をやってたのだろうか?でも時々はまとも?なことも言っているわけで、「これでも医者?」でありながら「されど医者」のような人。ちゃんと患者が治癒するんだから面白い。なんだか宇宙人。伊良部センセーは、最初に森本レオ扮する精神科医の言っていた「共有」することの出来る精神科医であり、ある意味では名医なのかもね。(趣味にも思えるけどw)
患者が卒業?すると寂しげな伊良部センセーであり、新しい患者にはにっこりする伊良部センセーが可愛らしく見えた。唯一、文字どおり”髪の毛を逆立てて”、田口クンの元妻に激怒する伊良部先生は素敵にみえた(笑)
そして、「髑髏」はいつでも書けるようになったかも(笑)
オダギリ君はすごいね~、よくぞそこまで!と感心(笑) どの役者さんもハマっていたように思う。
どちらの作品も無料TVでは初登場だったみたい。ラッキーだったなぁ♪
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