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2006/12/01

DVD『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』感想。

Stargazer 「SEED」シリーズでの初のOVA『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』
ネット配信では各15分×3回で既に配信されていた。私は、”Gフェス”にて1・2回目を観ていたけれど、その後3回目は観ていなかった。DVDが発売となり、やっと”通し”が可能となったので、早速鑑賞。(若干の追加映像もあるとのこと)

コズミックイラ73年。背景としてはSEED本編での”ユニウス・セブン落下”直後から、デュランダル議長によって”デスティニープラン”が発表されたあたりまで(プラス約1ヶ月)。DESTINYでの正式な年表がまだ発表されていないから(※新しくなったSEED CLUBでて順次公開・・との話も。。。)正確にどのくらいの期間の出来事なのか不明だけど、それ位の時間を40分程度に纏めるのはどこかムリがあるというか、勿体無い? 
”Gフェス”でザーットみた時は、正直「なんじゃこれ?」という印象。バタバタと展開していきテンポだけがとにかく速い。数少ない主要キャラクターも次々に退場。意味不明のままあっという間に終わってしまい「”DSSD”ってなんなのさ」、「”STARGAZER”ってなんなのさ」、と素敵なネーミングの由来を楽しむ余裕すらなかった。でも、今回通しでじっくり観たところ、ちゃんとしているところはちゃんとしている。辻褄もたぶん、合う。
「思っていたほど悪くないんじゃないぁ?いや、いいかも?もう一回観よう」、と思えた。
・・・・・やっぱりね、これは勿体無い作品なんだと思う。
(以下若干内容に触れます・・長文)

先日、宇宙世紀シリーズの初OVA作品『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』をはじめて見た(BSフジにて放送。全6話:160分)。大きくはひとつのエピソードとして、カナリあっさりと纏められていた作品 だったけど、ガンダムらしい戦いもラストに1度きりだけだったけれど、とても見応えがあったし何よりもラストには泣けた!メインキャラを取り巻く人々や背 景の設定がしっかりと見せられていたからそれだけ入り込める作品に仕上がっていたからだと思う。
今回のこの”STARGAZER”は約40分。160分は無理だとしても、せめて倍の80~90分(劇場版1本クラス)に仕上げてくれたら、とても良い作品になったと思う。
セレーネとエドモンド、セレーネとソル、ほか人間ドラマももう少し踏み込んで見たい気がした。辛うじてスウェンが良かった(微妙なところもあるけれど)。彼らとの接点は無いけれど、彼の人生がラスト の”眠りの中”で描かれていたのがとても良かった。また、セレーネとスウェンの余韻を残したラストには、とりあえず拍手しておこう。
669時間:27日と21時間・・・どうなのでしょうね? 
ところで、ちゃんとソルが迎えに来ていたけれど、”STARGAZER”って(理屈で言えば)加速し続けているわけだよね?約27日後でしょ?計算してないからどのくらいの速度にまで達しているのかわからないけど、どうやって止めるの?あっという間にお迎えの目前を通過??(笑)

ガンダムといえばモビルスーツ戦は外せない。けれど、これがねぇ。”ブルデュエル”も”ヴェルデバスター”も悲惨な結末がちと痛い。”ストライクノワール”の発進はカッコよかった!”ストライク”なだけあって、発進後の目(メインカメラ)のアップまでをちゃんと描いてくれたのがなんだかとっても嬉しい。肝心の”スターゲイザー”もちゃんと参戦。複座だったからパイロットはソルとセレーネだろうとは思っていたけれど、これは”必然”かw
そもそも”STARGAZER”は戦うためのMSではないから、装備からもどこか戦い方が神々しいというか、別格?(連ザⅡではあの”ワッカ”が武器になるようだったけど・・・やっぱり戦わせちゃイカンMSのような気がするw) とはいえ、やっぱりこのあたりは満足とは程遠い。

何度も言うけど、もう少し時間(尺)が欲しい作品だった。”STARGAZER”は本来の目的を果たせるのか?できることなら1万時間後の育った”STARGAZER”を見てみたかった。これもある意味”希望の未来”へつながるものなわけで(笑)
セレーネは、”STARGAZER”をいつも「この子」と赤ん坊のように擬人化していた。夢を託して一から造り上げた無限の可能性を持つモビルスーツであり、愛着もひとしおなのだろう。気持ちはわからないではないけれど、これには「うーむ」という感じ。何故ならば、セレーネは最終的に「ひとりで死ぬのはイヤ」だと言う。所詮機械は機械と言ってはいないか?なんとしてでも”STARGAZER”を守るんだ、連れて帰るんだ、という気持ちが微塵も感じられない。さっきまでの気迫はどこへ??「大丈夫」といいながらもどこか諦めモードが漂う。(信頼とも違うと思うのだけど)。いつも強くてカッコイイひとが、女性としての弱い部分を垣間見せるというのは、グッとくるシュチュエーションだけど、セレーネの人物像が固まりきっていないから、ちょっとブレてしまった気がした。(やっぱ尺不足が致命的なんだろうな) もったいなやぁ~。 

総評としては、「思っていたよりは、完成度の高い作品に仕上がっていた」だな。
SEEDファンならば見て損はないでしょう。スティング・ステラ・アズラエル(声なし)、サトー(ユニウス・セブンに居た顔に傷があるザフト兵)・デュランダル議長(声だけ)の出演あり。

最後に(型式:GSX-401)が”STARGAZER”になった由来を、
ソルの言葉から...
『エドモンドが言ってたよね。上を見て進め。横を見たり下を見ていたら、嫉妬したり怯えたりするから。上を見る者、その向こうにある星を見る者、”STARGAZER(スターゲイザー)”』
それを受けてセレーネ、<GSX-401のAI>画面にて...
SELENE: From now. I call you STARGAZER.
GSX-401FW: I have learned. I am STARGAZER.

(この後全ての”GSX-401”表記が”STARGAZER”に変換されるところがイイ!)
お気に入りのシーンのひとつ、ということで♪

追記:レンタルDVDなので、プロモーション映像 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY -RED FRAME- & -BLUE FRAME-』(11分)は無し。見たいとは思っているのだけど。余裕ができたら・・・買うしかないか?(笑)

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