「スーパーマン リターンズ」みた。

くやしいぞ、試写会！！公開までには1･2作をおさらいするつもりでいたのに・・・。当選ハガキが舞い込んだ時には後の祭り。どこにもない。。。（泣）
彼此30年近く前の作品。忘れもしない”スターウォーズ”の翌年のことでもあり、（お子様だったし）劇場通いは出来なかったけど、それでも一応全部は観た。何度となく繰り返されるTV放映も必ず見ていたと思う。なにしろ音楽が”ジョン・ウィリアムズ”であり、”スーパーマンのテーマ”を口ずさんでいても、いつしか”SWのテーマ”に変化するという、相乗効果（？）をもたらした作品でもあったしねぇ（笑）

※以下、微妙なネタバレあり。ご注意ください。

いやぁ～、楽しかった！最新作なんだけど、なんだかとても懐かしくって、そこココで頬が緩んでしまった。
「最後に見てからどのくらい？？」って考えてもわからないくらいだったけど、ソコソコ覚えているものだね。”懐かし小ネタ”がアチコチに飛び出してくるのにもちゃんと付いていけて嬉しかった。（周囲は若者ばかりでクスクス笑っていたのは私くらいだったかな？全体では年配の男性が多かったけど。さすがにねｗ）

実際にはカナリの年月が経過しているのだけど（どこから数えればいいのかな？）、物語はスーパーマンが姿をくらましてから5年後という設定。やっとこさ帰ってきた時には”愛しいロイス”に子供が・・（写真たてピシっ！）っていう予告編はご存知のとおり。とはいえ、誰しも考えるひとつの仮説。（というか予告でピンとこないかな？）
子供の名前は「ジェイソン」　歳は言わないけど、見た目にも4-5才だよね。フフフ。
そのあたりは最初からほのめかされてるし、バレというほどでもないかな？？

それはともかく、序盤での”スーパーマンの復帰”の第一見せ場には鳥肌がたった。
”スペースシャトル”の新しい打ち上げ方にも感心しちゃったけど、（ロイスの乗る）ジェット機を巻き込む大ピンチに、あの音楽と共に颯爽と現れるお約束！とはいえ一緒になって手足に力を込めて踏ん張ったりしてね。無事に着地したあかつきにフーっと息を吐いたりして･･完全に入り込んじゃった（笑）

その後も昔を取り戻すかのような”正義のヒーローぶり”が満載。さすがに今の若者は生まれてもいない頃の作品なのだし、どういったものなのかを見せる必要があるのだろうね。
スーパーマンの出自やクラーク・ケントのこと。弱点である”クリプトナイト”のこと、ロイスとの関係性、レックス・ルーサーとの因縁。知らないと話がトントン進んでしまい「？？？」の可能性はあり。
まぁ全体的に、もともとツッコミどころだらけの”何でも有り”の世界だから、そこは深く考えずに「そういうものだ」と割り切って見るならそれはそれでヨシか。

さすがに今の映像技術は素晴らしい。美しさはもちろん、スピード感や迫力は以前とは雲泥の差。物語も軽快でコミカル。それだけでも充分に楽しめる作品になっていると思う。

とにかく懐かしのあの名言や、（電話BOXこそ無かったけど）変身シーン、”夜空の散歩”などなど、”なつかしモード”全開！展開がどうあれデレデレ。今回は細かいところは目をつぶって許しちゃおうかなぁーという気になった。

やっぱりスーパーマンの正義は見えているところだけ。全部は救えない。結局偽善的でただの自己満足なんじゃない？なんて突っ込みは無しにして、”ヒーローのヒーローたる姿”だけに爽快感を味わって欲しいなと思う。

総評：★★★★☆　　オススメ度：★★★★☆　（ちょっと甘いかな？ｗ）

そうそう、（かなり）以前にNHKで放送されていた「ヤング・スーパーマン」。若き日のクラークとレックスの戦い。竜巻か何かに巻き込まれたあたりで打ち切りになってしまい、尻切れトンボだったその後が気になりだした。（なかなか面白かったのよね）　当時はなかったDVDも出回っているし見てみようかなぁ～。

＆じゅにあ♪。。。あっっ。。。ひょっとして続編あり？？