『タチコマ目覚し時計』
「タチコマ目覚まし時計」は当初から完全受注生産とされ、希望者が規定人数に達したら生産(商品化)を決定し、更にそこから予約を募りようやく販売になるというしくみのものだった。初回の希望人数の発表はされていないので不明なのだけど、規定は超えたとして商品化は決定された。最終予約も6月末日で締め切られ、あとは商品の到着を待つばかりとなっていた。
一昨日、その「ソニーコミュニケーションネットワーク㈱ アニマックスオンラインショップ」からメールが届いた。それは商品の発送遅延報告だった。
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当初発売/配送開始予定日 2006年8月31日(木)
変更発売/配送開始日 2006年9月22日(金)
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・・なんだけど。実は良いお知らせ(なんだと思う)。
予約申し込み数が予想をはるかに上回り、改めて製品仕様等の再検討がなされた内容だった。数が纏まったことでライン生産が可能になったか何かの理由で一個あたりの単価がグっと下がったのだろうね。もともと時計のわりに結構お高いものだったし(約1万円)、より”ぼったくり価格”に近くなったんじゃないかな?(笑)。
結論として、材質を上質なものへと変更することで購入者に還元する、ということにしたわけだ。それで、発送の遅延。
できることなら値段が下がる方をお願いしたいところだけど、今回のそれはそれで良心的に思えた。「黙っていればわからないものを・・・」ってね。
それは、こうすることによって購買者のかなりの好感度アップが期待できるという計算か。それが次につながれば・・・企業としては万々歳。
実際のところ、材質を提示されてもどのくらいの改良効果があるのか判断がつかない。けれど、単発の小さな今の利益にとらわれず、その先を考え、努力している(と思われる)企業として、私は評価したい。
あとは・・本当に期待したような”タチコマくん”が到着するだけ。
楽しみに待つことにしよう。
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